科目一覧へ戻る | 2023/07/31 現在 |
開講科目名 /Class |
保健医療分野に関する理論と支援の展開/Theory and Applications of Psychology in Medical and Health Area |
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授業コード /Class Code |
J008652001 |
開講キャンパス /Campus |
有瀬 |
開講所属 /Course |
修士/ |
年度 /Year |
2023年度/Academic Year |
開講区分 /Semester |
前期/SPRING |
曜日・時限 /Day, Period |
金4(前期)/FRI4(SPR.) |
単位数 /Credits |
2.0 |
主担当教員 /Main Instructor |
三和 千徳/MIWA CHITOKU |
科目区分 /Course Group |
〈公認心理師必須科目〉 (講義科目)/〈REQUIRED FOR LICENSED PSYCHOLOGISTS〉 (LECTURES) |
遠隔授業 /Remote lecture |
No |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
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三和 千徳/MIWA CHITOKU | 心理学部/Psychology |
授業の方法 /Class Format |
対面授業(講義) |
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授業の目的 /Class Purpose |
この授業は、大学院心理学研究科修士課程専攻の学生を対象に開講される公認心理師科目であり、心理学研究科のDP1、3、4を獲得することを目的としている。この授業では、保険医療分野に関わる公認心理師の理論と支援の展開、実践について学ぶ。主に、次のような問題にする理論と専門的支援方法について学ぶ。ストレスと心身の疾病との関係、医療現場や保健活動における公認心理師が関わる多くの疾病、障害と当事者および関係者に対する心理支援、災害時等に関わる心理支援、また、精神医療等の医療システムの中でのチーム医療と多職種連携、その中での公認心理師の役割についても学ぶ。授業では、参加者が輪番で専門書や学術論文から担当範囲をまとめて報告し、参加者全員で討論を行う。保健医療分野の問題について、基礎的な知識のみならず、診断法や治療法、最近の研究の動向などについて理解を深める。また理論のみならず、実際の心理社会的な援助に役立つような知識を獲得することを目標とする。なお、この授業の担当者は、精神科医として医療機関での臨床業務を31年経験している実務経験のある教員であり、より実践的な観点から講義を行う。 |
到 達 目 標 /Class Objectives |
保健医療分野の問題について、基礎的な知識のみならず、診断法や治療法、最近の研究の動向などについて理解し、説明できることを目標とする。 |
授業のキーワード /Keywords |
精神医学、DSM-5、ICD-11、統合失調症、うつ病、双極性障害、不安症、強迫症、神経発達症 |
授業の進め方 /Method of Instruction |
保健医療分野の問題について参加者が輪番でテキストや学術論文から担当範囲をまとめて報告し、教員からその治療や研究の最近の動向を講義し、参加者全員で討論を行う。また、小テスト(Microsoft Forms)の提出をもって出席とする(出席カードの配布なし)。小テストの正答や学生からの質問は次回以降の授業でフィードバックを行う。 |
履修するにあたって /Instruction to Students |
発表を担当する保健医療分野のテキストを読むことは当然として、それに関連する学術論文なども読んでおくこと。また発表する保健医療分野の問題については、必ずDSM-5とICD-11の両方を用いて発表・考察すること。発表は必ずレジュメを準備すること。絶対に無断欠席をせず、自分の発表に関しては責任を持ち、やむを得ず発表ができない場合には事前に他の人と交渉して交代すること。 |
授業時間外に必要な学修 /Expected Work outside of Class |
事前学習として、テキストと関連する学術論文を読んで、発表の準備をする(目安として2時間)。事後学習として、教員から解説・指摘された点や、質疑応答で扱われた点を調べ、理解を深める(目安として1時間)。 |
提出課題など /Quiz,Report,etc |
発表の方法や小テストについては授業の中で提示する。 |
成績評価方法・基準 /Grading Method・Criteria |
3分の2の出席で評価の対象となる。発表の内容(50%)や小テスト(50%)にもとづき総合的に評価を行う。 |
テキスト /Required Texts |
子安増生(監修) 「公認心理師のための精神医学 精神疾患とその治療」 金芳堂 |
参考図書 /Reference Books |
必要に応じて授業中に提示する。 |
No. | 回 /Time |
主題と位置付け /Subjects and position in the whole class |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
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1 | 第1回 | 本演習に関するオリエンテーション | 演習の進め方などのオリエンテーション | |
2 | 第2回 | 精神疾患のみかた | 参加者が輪番で専門書や学術文献から担当範囲をまとめて報告し、参加者全員で討論を行う | |
3 | 第3回 | 精神疾患の診断 | 参加者が輪番で専門書や学術文献から担当範囲をまとめて報告し、参加者全員で討論を行う | |
4 | 第4回 | 精神疾患と薬物療法 | 参加者が輪番で専門書や学術文献から担当範囲をまとめて報告し、参加者全員で討論を行う | |
5 | 第5回 | 心理療法・支援の基本 | 参加者が輪番で専門書や学術文献から担当範囲をまとめて報告し、参加者全員で討論を行う | |
6 | 第6回 | リエゾン精神医学と心理支援 | 参加者が輪番で専門書や学術文献から担当範囲をまとめて報告し、参加者全員で討論を行う | |
7 | 第7回 | 多職種協働と医療連携 | 参加者が輪番で専門書や学術文献から担当範囲をまとめて報告し、参加者全員で討論を行う | |
8 | 第8回 | 統合失調症 | 参加者が輪番で専門書や学術文献から担当範囲をまとめて報告し、参加者全員で討論を行う | |
9 | 第9回 | うつ病、双極性障害 | 参加者が輪番で専門書や学術文献から担当範囲をまとめて報告し、参加者全員で討論を行う | |
10 | 第10回 | 強迫症、不安症群、適応障害 | 参加者が輪番で専門書や学術文献から担当範囲をまとめて報告し、参加者全員で討論を行う | |
11 | 第11回 | 神経発達症群 | 参加者が輪番で専門書や学術文献から担当範囲をまとめて報告し、参加者全員で討論を行う | |
12 | 第12回 | 注意欠陥多動性障害、チック障害 | 参加者が輪番で専門書や学術文献から担当範囲をまとめて報告し、参加者全員で討論を行う | |
13 | 第13回 | 児童思春期における心理的問題 | 参加者が輪番で専門書や学術文献から担当範囲をまとめて報告し、参加者全員で討論を行う | |
14 | 第14回 | 女性の心理的問題 | 参加者が輪番で専門書や学術文献から担当範囲をまとめて報告し、参加者全員で討論を行う | |
15 | 第15回 | 高齢期における心理的問題 | 参加者が輪番で専門書や学術文献から担当範囲をまとめて報告し、参加者全員で討論を行う |