科目一覧へ戻る | 2023/07/31 現在 |
開講科目名 /Class |
社会関係論ワークショップ(2022年度以前入学生)/Workshop in Social Relations |
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授業コード /Class Code |
J008111001 |
開講キャンパス /Campus |
有瀬 |
開講所属 /Course |
修士/ |
年度 /Year |
2023年度/Academic Year |
開講区分 /Semester |
後期/AUTUMN |
曜日・時限 /Day, Period |
月3(後期)/MON3(AUT.) |
単位数 /Credits |
1.0 |
主担当教員 /Main Instructor |
金 益見/KIM IKKYON |
科目区分 /Course Group |
〈研究科共通コースワーク科目〉 /〈Common Coursework〉 |
遠隔授業 /Remote lecture |
No |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
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金 益見/KIM IKKYON | 人文学科/Humanities |
授業の方法 /Class Format |
対面授業(講義、ディスカッション、フィールドワーク、発表) |
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授業の目的 /Class Purpose |
人間環境論特殊講義Ⅱ(社会関係論ワークショップ)では、地域社会を対象に、そこで生活を営む人間が作り出す関係性やそれらによって発生するものごとを見つめます。 本講義の前半は社会学の歴史と代表的な理論を紹介し、地域社会を考えていく上での社会学の基本的な考え方を学びます。 後半は、前半で学んだ社会学理論を参考にしながら各自興味があるフィールドを見つけて概要を発表し、その中で一箇所選んでフィールドワークに出かけます。その後、現代の地域社会の特性や問題点を明らかにし、その解決方法を模索することを目的とします。 講義を通して、人間文化学研究科ディプロマポリシーに掲げられた、「人と文化に関する豊かな学識と幅広い教養をもって地域社会と文化の発展に貢献できる。」および「人と文化に関する専門分野の研究を深め、研究者として自立することができる。」ことが可能になります。 |
到 達 目 標 /Class Objectives |
①社会学的視点を養う ②フィールドワーク力を養う ③学んだ理論を現代社会に当てはめ、構造や問題点を明らかにする力を養う |
授業のキーワード /Keywords |
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授業の進め方 /Method of Instruction |
授業は、前半は講義とディスカッションが中心です。 後半は、フィールドワークに出かけ、その結果を発表していただきます。 発表する際は、発表用パワーポイント、発表の流れと関連資料等を整理したレジュメを作成してください。 |
履修するにあたって /Instruction to Students |
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授業時間外に必要な学修 /Expected Work outside of Class |
復習に必要な時間は1時間ですが、発表前はグループ内での役割分担、ディスカッションなど、3〜4時間を要することもあると思います。 |
提出課題など /Quiz,Report,etc |
毎回授業内容に関する課題を出し、出席カードに書いてもらいます。 記入された内容の一部は、受講者の理解を深めるために、次の授業のはじめに共有します。 |
成績評価方法・基準 /Grading Method・Criteria |
授業(フィールドワーク)への積極的な参加態度60%、発表40%で評価します。 |
テキスト /Required Texts |
なし |
参考図書 /Reference Books |
No. | 回 /Time |
主題と位置付け /Subjects and position in the whole class |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
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1 | 第1回 | ガイダンス | これからの授業のやり方や評価方法について説明します。 | |
2 | 第2回 | 社会学とは | 「社会学は何をしているのか」ということを具体例を挙げながら説明し、その役割を考えます。 | |
3 | 第3回 | 〈社会〉は何からできている? | 社会名目論、資本主義の成立、創発特性、社会システム論について学びます。 | |
4 | 第4回 | 〈社会〉に翻弄される個人 | 社会実在論を説明し、E・デュルケームの自殺論について学びます。 | |
5 | 第5回 | 〈社会〉と社会学が抱える二重性 | 実在論と構築主義について説明します。 | |
6 | 第6回 | 〈社会〉を知るには集団を見よ① | 時代と共に変化する個人・関係・社会について説明します。 | |
7 | 第7回 | 〈社会〉を知るには集団を見よ② | 時代と共に変化する個人・関係・社会について説明します。 | |
8 | 第8回 | 地域社会学の課題 | 社会学の中での地域社会学の課題について考えていきます。 | |
9 | 第9回 | 発表準備 | 次回からの発表にむけての準備 | |
10 | 第10回 | 地域社会の現代的課題① | 少子化・子育てと地域社会についての発表 | |
11 | 第11回 | 地域社会の現代的課題② | 高齢化・介護と地域社会についての発表 | |
12 | 第12回 | 地域社会の現代的課題➂ | 防災・災害復興と地域社会についての発表 | |
13 | 第13回 | 地域社会の現代的課題④ | エスニック集団と地域社会についての発表 | |
14 | 第14回 | 地域社会の現代的課題⑤ | コロナと地域社会についての発表 | |
15 | 第15回 | 全体ディスカッション 「地域社会の未来について」 |
大学と地域についてのディスカッションを行います。 今、みなさんが学んでいる大学という場所が地域とどのように結びついていくことが理想的なのか。地域社会の未来について、その展望を見出します。 |