科目一覧へ戻る | 2023/07/31 現在 |
開講科目名 /Class |
歴史情報論方法論Ⅰ/Methodology in Historical Information Studies Ⅰ |
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授業コード /Class Code |
J007971001 |
開講キャンパス /Campus |
有瀬 |
開講所属 /Course |
修士/ |
年度 /Year |
2023年度/Academic Year |
開講区分 /Semester |
前期/SPRING |
曜日・時限 /Day, Period |
金3(前期)/FRI3(SPR.) |
単位数 /Credits |
2.0 |
主担当教員 /Main Instructor |
北村 厚/KITAMURA ATSUSHI |
科目区分 /Course Group |
〈歴史情報論〉 /〈COURSE OF HISTORICAL INFORMATION STUDIES〉 |
遠隔授業 /Remote lecture |
No |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
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北村 厚/KITAMURA ATSUSHI | 人文学科/Humanities |
授業の方法 /Class Format |
講義 |
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授業の目的 /Class Purpose |
この授業は、歴史学の方法を探究することを通じて、人間文化学研究科DPにある「専門領域において十分な知識と技能を蓄積し、それを学問上の研究課題や実社会の諸問題に対して的確に応用することができる」ようになることを目的とする。 |
到 達 目 標 /Class Objectives |
1.歴史学の諸分野について知識を深める。 2.歴史学の方法論について知識を深める。 3.歴史学の方法を用いて研究報告ができる。 |
授業のキーワード /Keywords |
歴史学 歴史と社会 |
授業の進め方 /Method of Instruction |
テキストを読み、参加者で議論をします。 |
履修するにあたって /Instruction to Students |
|
授業時間外に必要な学修 /Expected Work outside of Class |
テキストを読み込むのに週に3時間程度必要です。 |
提出課題など /Quiz,Report,etc |
毎回レジュメを作成し、発表します。内容について適宜フィードバックします。 |
成績評価方法・基準 /Grading Method・Criteria |
発表50%、議論50%で適切に評点をつけます。 |
テキスト /Required Texts |
福井憲彦『歴史学入門』岩波書店、2006年 東京大学教養学部歴史学部会『歴史学の思考法』岩波書店、2020年 |
参考図書 /Reference Books |
E・H・カー(近藤和彦訳)『歴史とは何か』岩波書店、2022年 遅塚忠躬『史学概論』東京大学出版会、2010年 大学の歴史教育を考える会編『わかる・身につく歴史学の学び方』大月書店、2016年 |
No. | 回 /Time |
主題と位置付け /Subjects and position in the whole class |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
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1 | 第1回 | ガイダンス | 最初に参加者の自己紹介をします。テキストを紹介し、今後の内容についてレクチャーします。 | |
2 | 第2回 | 歴史学入門1 | 福井憲彦『歴史学入門』の第1章「歴史への問い/歴史からの問い」を読み、議論します。 | |
3 | 第3回 | 歴史学入門2 | 福井憲彦『歴史学入門』の第2章「証拠としての史料・資料」を読み、議論します。 | |
4 | 第4回 | 歴史学入門3 | 福井憲彦『歴史学入門』の第5章「歴史の重層性と地域からの視点」を読み、議論します。 | |
5 | 第5回 | 歴史学入門4 | 福井憲彦『歴史学入門』の第10章「比較というまなざし」を読み、議論します。 | |
6 | 第6回 | 歴史学入門5 | 福井憲彦『歴史学入門』の第11章「政治と文化の再考」を読み、議論します。 | |
7 | 第7回 | 歴史学入門6 | 福井憲彦『歴史学入門』の第12章「歴史と記憶または歴史と現在」を読み、議論します。 | |
8 | 第8回 | 歴史学の思考法1 | 『歴史学の思考法』の第5章「現代社会の成り立ちを考える」を読み、議論します。 | |
9 | 第9回 | 歴史学の思考法2 | 『歴史学の思考法』の第6章「植民地主義と向き合う」を読み、議論します。 | |
10 | 第10回 | 歴史学の思考法3 | 『歴史学の思考法』の第8章「内なる他者の理解に向けて」を読み、議論します。 | |
11 | 第11回 | 歴史学の思考法4 | 『歴史学の思考法』の第9章「当たり前を問う、普通の人々を描く」を読み、議論します。 | |
12 | 第12回 | 歴史学の思考法5 | 『歴史学の思考法』の第10章「「近代」の知を問いなおす」を読み、議論します。 | |
13 | 第13回 | 歴史学の思考法6 | 『歴史学の思考法』の第12章「「私たちの歴史」を超えて」を読み、議論します。 | |
14 | 第14回 | 研究報告1 | これまでの歴史学に関する知識を応用して自身の研究についてどのような学術的意義づけが可能かをプレゼンしてもらいます。 | |
15 | 第15回 | 研究報告2 | 前回と同様、自身の研究についてプレゼンします。 |