科目一覧へ戻る | 2024/01/18 現在 |
開講科目名 /Class |
国際貿易論特殊講義/Advanced Lecture on the Theory of International Trade |
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授業コード /Class Code |
J003691001 |
開講キャンパス /Campus |
有瀬 |
開講所属 /Course |
修士/ |
年度 /Year |
2023年度/Academic Year |
開講区分 /Semester |
前期/SPRING |
曜日・時限 /Day, Period |
水3(前期),水4(前期)/WED3(SPR.),WED4(SPR.) |
単位数 /Credits |
4.0 |
主担当教員 /Main Instructor |
石本 眞八/ISHIMOTO SHIMPACHI |
遠隔授業 /Remote lecture |
No |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
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石本 眞八/ISHIMOTO SHIMPACHI | 経済学部/Economics |
授業の方法 /Class Format |
対面による講義 |
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授業の目的 /Class Purpose |
国際貿易論の発展に沿って、まず2国2財の一般均衡モデルを理解し、その後不完全競争市場を前提にした"New Trade Theory"を理解し、さらに企業の生産性分布を基にした”New New Trade Theory"を理解し、現実の様々な貿易問題を理論的に考える能力を身に着けることを目標とする。 |
到 達 目 標 /Class Objectives |
国際貿易に関する諸問題に対して独自の理論構築ができること |
授業のキーワード /Keywords |
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授業の進め方 /Method of Instruction |
専門論文を読解し随時報告し、期末にレポートを提出してもらいます |
履修するにあたって /Instruction to Students |
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授業時間外に必要な学修内容・時間 /Required Work and Hours outside of the Class |
内容にもよりますがテキストや専門論文の読解に毎日3時間以上は必要です |
提出課題など /Quiz,Report,etc |
適宜レポートを提出してもらい、コメントにしたがって加筆・修正してもらいます |
成績評価方法・基準 /Grading Method・Criteria |
毎回の質疑応答の内容40%、レポート60% |
テキスト /Required Texts |
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参考図書 /Reference Books |
必要に応じて適宜指示します |
No. | 回 /Time |
主題と位置付け /Subjects and position in the whole class |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
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1 | 第1回 | 2国1財部分均衡モデル | 需要供給関数を基にした部分均衡モデルで貿易問題の本質を理解する | |
2 | 第2回 | リカードモデル(1) | 2財1要素経済の生産構造について理解する | |
3 | 第3回 | リカードモデル(2) | 2財1要素経済の閉鎖経済均衡の特徴について理解する | |
4 | 第4回 | リカードモデル(3) | 2国2財1要素経済の貿易均衡の特徴について理解する | |
5 | 第5回 | リカードモデル(4) | 貿易利益および貿易による産業構造と所得分配の変化について理解する | |
6 | 第6回 | ヘクシャーオリーンモデル(1) | 2財2要素経済の生産構造について理解する | |
7 | 第7回 | ヘクシャーオリーンモデル(2) | 2財2要素経済の閉鎖経済均衡の特徴について理解する | |
8 | 第8回 | ヘクシャーオリーンモデル(3) | 2国2財2要素経済の貿易均衡の特徴について理解する | |
9 | 第9回 | ヘクシャーオリーンモデル(4) | ストルパーサミュエルソン定理について理解する | |
10 | 第10回 | ヘクシャーオリーンモデル(5) | リプチンスキー定理について理解する | |
11 | 第11回 | ヘクシャーオリーンモデル(6) | 要素価格均等化定理について理解する | |
12 | 第12回 | ヘクシャーオリーンモデル(7) | 貿易利益および貿易による産業構造と所得分配の変化について理解する | |
13 | 第13回 | ヘクシャーオリーンモデル(8) | 資本移動と技術移転の効果を理解する | |
14 | 第14回 | ヘクシャーオリーンモデル(9) | 貿易政策の効果について理解する | |
15 | 第15回 | ヘクシャーオリーンモデル(10) | 不完全競争や技術格差がある場合の影響について理解する | |
16 | 第16回 | 新しい貿易理論(1) | 独占的競争市場均衡について理解する | |
17 | 第17回 | 新しい貿易理論(2) | 独占的競争市場における貿易均衡を理解する | |
18 | 第18回 | 新しい貿易理論(3) | 新しい貿易理論の現実的意義を理解する | |
19 | 第19回 | 新しい貿易理論(4) | 新しい貿易理論の問題点を理解する | |
20 | 第20回 | 新・新しい貿易理論(1) | Melitz(2003)の論文の1・2節を理解する | |
21 | 第21回 | 新・新しい貿易理論(2) | Melitz(2003)の論文の3節を理解する | |
22 | 第22回 | 新・新しい貿易理論(3) | Melitz(2003)の論文の4節を理解する | |
23 | 第23回 | 新・新しい貿易理論(4) | Melitz(2003)の論文の5・6節を理解する | |
24 | 第24回 | 新・新しい貿易理論(5) | Melitz(2003)の論文の7節を理解する | |
25 | 第25回 | 新・新しい貿易理論(6) | Melitz(2003)の論文の8節を理解する | |
26 | 第26回 | 最新の研究動向 | 最新の論文を読解し、貿易理論の動向を理解する | |
27 | 第27回 | 応用(1) | 現実の貿易問題について独自の理論構築を行う | |
28 | 第28回 | 応用(2) | 現実の貿易問題について独自の理論構築を行う | |
29 | 第29回 | 応用(3) | 独自の理論をレポートにまとめる | |
30 | 第30回 | 報告と質疑応答 | レポートについて質疑応答を行う |