科目一覧へ戻る | 2024/01/18 現在 |
開講科目名 /Class |
財政学特殊講義Ⅰ/Advanced Lecture on Public Finance Ⅰ |
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授業コード /Class Code |
J002841001 |
開講キャンパス /Campus |
有瀬 |
開講所属 /Course |
修士/ |
年度 /Year |
2023年度/Academic Year |
開講区分 /Semester |
通年/FULL-YEAR |
曜日・時限 /Day, Period |
木3(前期),木3(後期)/THU3(SPR.),THU3(AUT.) |
単位数 /Credits |
4.0 |
主担当教員 /Main Instructor |
渡部 尚史/WATANABE NAOFUMI |
遠隔授業 /Remote lecture |
No |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
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渡部 尚史/WATANABE NAOFUMI | 経済学部/Economics |
授業の方法 /Class Format |
講義 |
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授業の目的 /Class Purpose |
この科目は経済学研究科のDPが示す関心・意欲「修得した高度な専門知識を社会で応用することに関心があり、社会の発展に貢献したいと考えている」を修得することを目指す。予算制度、公共支出、国債・地方債、国税・地方税について高度な専門知識を修得することを目的とする。 |
到 達 目 標 /Class Objectives |
財政に関する専門知識を基に、財政に関する専門論文の内容が理解できるようになる。 |
授業のキーワード /Keywords |
予算、国税、地方税、国債、地方債 |
授業の進め方 /Method of Instruction |
講義を中心に進める。 |
履修するにあたって /Instruction to Students |
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授業時間外に必要な学修内容・時間 /Required Work and Hours outside of the Class |
事前学習として、講義の内容を予習すること(1時間)。事後学習として、講義の内容を復習すること(1時間)。 |
提出課題など /Quiz,Report,etc |
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成績評価方法・基準 /Grading Method・Criteria |
講義内容に関する定期試験100%で評価する。 |
テキスト /Required Texts |
小村武『予算と財政法(五訂版)』新日本法規、2016年。 金子宏『租税法(第24版)』弘文堂、2021年。 |
参考図書 /Reference Books |
No. | 回 /Time |
主題と位置付け /Subjects and position in the whole class |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
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1 | 第1回、第2回 | 国の予算制度 | 国の予算制度(財政法等)に関する専門知識を修得し、専門論文の内容が理解できるようになる。 | |
2 | 第3回、第4回 | 地方の予算制度 | 地方の予算制度(地方財政法等)に関する専門知識を修得し、専門論文の内容が理解できるようになる。 | |
3 | 第5回、第6回 | 国の歳入・歳出 | 国の歳入・歳出について専門知識を修得し、専門論文の内容が理解できるようになる。 | |
4 | 第7回、第8回 | 地方の歳入・歳出 | 地方の歳入・歳出に関する専門知識を修得し、地方公共団体の財政分析ができるようになる。 | |
5 | 第9回、第10回 | 国債・地方債 | 国債・地方債制度、国債・地方債の発行状況に関する専門知識を修得し、専門論文の内容が理解できるようになる。 | |
6 | 第11回 | 租税の基礎理論 | 租税根拠論と負担配分論、租税の目的、租税負担率と国民負担率に関する専門知識を修得し、専門論文の内容が理解できるようになる。 | |
7 | 第12回 | 各種所得の内容(1) | 利子所得・配当所得の内容と範囲に関する専門知識を修得し、裁判例を分析できるようになる。 | |
8 | 第13回 | 各種所得の内容(2) | 事業所得・給与所得・退職所得の内容と範囲に関する専門知識を修得し、裁判例を分析できるようになる。 | |
9 | 第14回 | 各種所得の内容(3) | 不動産所得・譲渡所得の内容と範囲に関する専門知識を修得し、裁判例を分析できるようになる。 | |
10 | 第15回 | 各種所得の内容(4) | 一時所得・雑所得の内容と範囲に関する専門知識を修得し、裁判例を分析できるようになる。 | |
11 | 第16回、第17回 | 所得控除の内容 | 消費税における課税取引、仕入税額控除などに関する専門知識を修得し、専門論文の内容が理解できるようになる。 | |
12 | 第18回 | 収入金額と必要経費 | 収入金額と必要経費に関する専門知識を修得し、専門論文の内容が理解できるようになる。 | |
13 | 第19回 | 法人税における益金の額(1) |
資産の販売等の収益の額、資産の無償譲渡による収益の額、資産の無償譲受けによる収益の額について理解する。 | |
14 | 第20回 | 法人税における益金の額(2) | 受取配当等、資産の評価益、受贈益の取扱いを理解する。 | |
15 | 第21回 | 法人税における損金の額(1) | 棚卸資産の売上原価の計算、減価償却資産の償却額の計算を理解する。 | |
16 | 第22回 | 法人税における損金の額(2) | 役員等の給与、交際費等の取扱いを理解する。 | |
17 | 第23回 | 法人税における損金の額(3) | 寄附金、繰越欠損金、引当金の取扱いを理解する。 | |
18 | 第24回 | 相続税・贈与税(1) | 相続税の課税財産、相続税の課税価格の計算を理解する。 | |
19 | 第25回 | 相続税・贈与税(2) | 財産評価の原則、法定評価、財産評価基本通達を理解する。 | |
20 | 第26回 | 消費税(1) | 課税の対象、課税対象となる国内取引・輸入取引、非課税と免税を理解する。 | |
21 | 第27回 | 消費税(2) | 課税標準と税率、仕入税額控除を理解する。 | |
22 | 第28回 | 消費税(3) | 納税義務者、小規模事業者の納税義務の免除、簡易課税制度を理解する。 | |
23 | 第29回 | 地方税(1) | 住民税・事業税制度(納税義務者、課税標準、税率)を理解する。 | |
24 | 第30回 | 地方税(2) | 固定資産税・地方消費税制度(納税義務者、課税標準、税率)を理解する。 |