基本情報/Basic Information

開講科目名 ／Class	臨床血液学特殊講義／Advanced Clinical Haematology
授業コード ／Class Code	J002302001
開講キャンパス ／Campus	有瀬
開講所属 ／Course	修士／
年度 ／Year	2023年度／Academic Year
開講区分 ／Semester	後期集中／AUTUMN INTENSIVE
曜日・時限 ／Day, Period	他(後期)／OTHERS(AUT.)
単位数 ／Credits	2.0
主担当教員 ／Main Instructor	山下　勉／YAMASHITA TSUTOMU
科目区分 ／Course Group	【栄養学研究科】　／*** Nutrition ***
遠隔授業 ／Remote lecture	No

担当教員情報/Instructor Information

教員名 ／Instructor	教員所属名 ／Affiliation
山下　勉／YAMASHITA TSUTOMU	栄養学部／Nutrition

授業の方法 ／Class Format	講義形式
授業の目的 ／Class Purpose	本学部DP（ディプロマ・ポリシー）「１．栄養学に基づいた疾病予防および健康増進に必要な専門分野の高度な知識を修得して、課題を解決する能力を有する。２．優れた人格・思考力・判断力を身につけ、管理栄養士・臨床検査技師あるいは栄養教諭などとして社会の発展と福祉に寄与できる高度な能力を有する。３．我が国の高齢社会に深い関心をもち、予防医学の知識を使って患者および地域住民の栄養管理・栄養改善・早期発見・早期治療に貢献でき、医療、食品製造、食育などの分野で中核として活躍できる能力を有する。４．適切な栄養指導、栄養管理、栄養療法、臨床検査を実践できるコミュニケーション能力をもち、医療従事者としてのモラルをもって信頼できる医療情報を提供できる。」臨床検査学は、種々の疾患と、その診断、治療、予後を客観的に判断するエビデンスを提供する臨床検査についての学問です。臨床検査学は様々な学問分野にわたり、さらに種々の技術の導入によって、臨床検査の内容も目覚ましい勢いで拡大し、かつ深まってきています。特に、遺伝子検査における進歩は感染症の寛延が追い風となっています。このような医療現場における臨床検査の進歩に対応できる知識を身につけることが本講義の主題です。
到　達　目　標 ／Class Objectives	種々疾患と関連した各種臨床検査についての知識を学び、臨床検査の総合的な内容を理解できて実践できる。
授業のキーワード ／Keywords
授業の進め方 ／Method of Instruction	基礎知識の解説並びに関連する病態・疾患と関連させながら解説して進めていく。
履修するにあたって ／Instruction to Students
授業時間外に必要な学修 ／Expected Work outside of Class	各講義の目的を自分で理解できたか授業時間以外で1時間程度を目安に、各自検証することが重要です。また、講義で取り上げる内容は、全てを網羅するものではありません。講義で述べられたこと意外の内容や、関連する事項を各自で調べることが重要です。
提出課題など ／Quiz,Report,etc
成績評価方法・基準 ／Grading Method・Criteria	講義中に行う確認テストで評価する。
テキスト ／Required Texts
参考図書 ／Reference Books

No.	回 ／Time	主題と位置付け ／Subjects and position in the whole class	学習方法と内容 ／Methods and contents	備考 ／Notes
1	第１回	貧血と臨床検査１	貧血の種類と分類について学ぶ。
2	第２回	貧血と臨床検査２	各貧血の臨床検査学的特徴と血液像について学ぶ。
3	第３回	赤血球系疾患	多血症・赤血球増加症と臨床検査について学ぶ。
4	第４回	白血病以外の白血球系疾患	白血球増加症・減少症と臨床検査について学ぶ。
5	第５回	白血病１と臨床検査	FAB分類・WHO分類・特殊染色等について学ぶ。
6	第６回	白血病２と臨床検査	各白血病M1-M7，ALL1-3，MDSと血液像について学ぶ。
7	第７回	リンパ系疾患	悪性リンパ腫と臨床検査について学ぶ。
8	第８回	その他血液疾患	骨髄腫・その他骨髄増殖性疾患と臨床検査について学ぶ。
9	第９回	血小板系疾患	ITP・TTPと臨床検査について学ぶ。
10	第１０回	血小板機能異常症	血小板機能異常症と臨床検査について学ぶ。
11	第１１回	凝固・線溶・血小板系臨床検査	凝固線溶血小板系スクリーニング検査と分子マーカーについて学ぶ。
12	第１２回	出血性疾患１	血友病と臨床検査について学ぶ。
13	第１３回	出血性疾患２	凝固線溶因子先天性欠乏症と臨床検査について学ぶ。
14	第１４回	血栓性疾患１	血栓性疾患と臨床検査について学ぶ。
15	第１５回	血栓性疾患２	DICと臨床検査について学ぶ。