科目一覧へ戻る | 2023/07/31 現在 |
開講科目名 /Class |
健康管理論(サ)/Health Care |
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授業コード /Class Code |
C001431001 |
開講キャンパス /Campus |
有瀬 |
開講所属 /Course |
学際教育科目/ |
年度 /Year |
2023年度/Academic Year |
開講区分 /Semester |
前期/SPRING |
曜日・時限 /Day, Period |
水4(前期)/WED4(SPR.) |
単位数 /Credits |
2.0 |
主担当教員 /Main Instructor |
小野 くみ子/ONO KUMIKO |
科目区分 /Course Group |
【専門教育科目】 〈スポーツサイエンス専門教育科目〉/*** MAJORS *** 〈SUBJECTS IN SECTION OF SPORT SCIENCE〉 |
遠隔授業 /Remote lecture |
No |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
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秋末 敏宏/AKISUE TOSHIHIRO | 共通教育センター |
河村 知範/KAWAMURA TOMONORI | 共通教育センター |
垣内 優芳/KAKIUCHI MASAYOSHI | 共通教育センター |
小野 くみ子/ONO KUMIKO | 共通教育センター |
授業の方法 /Class Format |
講義 本授業は、毎回担当教員が変わるオムニバス授業(4名の教員で担当)です。 なお、主担当教員(小野くみ子)の連絡先は以下の通りです。 onoku★tiger.kobe-u.ac.jp (「★」は「@」に変換してください) dotCampusを介してメールを送っていただく方が確実です。 オムニバス形式の授業ですので、必要に応じて、担当回の先生の名前を明記してください。 |
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授業の目的 /Class Purpose |
本科目は共通教育センタースポーツサイエンス・ユニットの専門科目となっています。 また、健康運動実践指導者(受験資格)の必須科目でもあります。 全学のディプロマポリシー(学位授与の方針)のうち、「2.専門分野に高い関心を持ち、専門領域の課 題を考察し、解決するための知識や技能を身につけている。」ならびに「3.幅広い知識を活用してさま ざまな問題を発見し、それを解決する方策を導くことができる。」能力を身につけるために開講する科目です。 クライアントが健康を保持・増進し健やかな生活を満喫できるように手助けをするには、健康とはどういう状態であるのか、疾病とはどのような状態を指し、その成り立ちのメカニズムはどのようなものか、を理解しておく必要があります。 本授業において「健康」および「疾病」について学ぶことによ って、健康寿命を延伸することに関心を持ち、生涯にわたって学び続けることができることにつなげます。その上で、事故防止のためのメディカルチェックを十分に行い、効率よくパフォーマンスを向 上させるためのノウハウを獲得し、獲得した知識や技能を社会に役立てられるようにつなげていく ことを本授業の目的とします。 なお、この授業の担当者は、現在でも臨床現場で医師および理学療法士といった実務経験のある教員であることから、より実践的な観点で「健康管理」に関する内容を解説するものとします。 また、この科目はオムニバス形式で行う、実践的教育から構成される授業科目です。 |
到 達 目 標 /Class Objectives |
健康・疾病の概念を理解し説明できる。 我が国の健康状態、疾病構造を踏まえ、パフォーマンスを向上させるための方法を獲得することができる。 |
授業のキーワード /Keywords |
健康、疾病、体力、生活習慣病、パフォーマンス |
授業の進め方 /Method of Instruction |
オムニバス形式(4名の教員が担当)によって授業を開講します。 講義中心で授業を進めますが、受講生の理解度を確認する為に各コマ(授業時間)の小テストを行います。 |
履修するにあたって /Instruction to Students |
各コマ(授業時間)の授業で教授した内容について小テストを実施しますので、わからない点などあれば適宜質問し、問題を解決しながら授業に臨むことが必要です。 なお、本授業はオムニバス授業であり、4名の教員で担当します。 |
授業時間外に必要な学修 /Expected Work outside of Class |
報道や出版物で健康、疾病、医療、エクササイズ、レクリエーションスポーツ、競技スポーツなどの話題に興味をもって接するようにしてください。 |
提出課題など /Quiz,Report,etc |
特別には設けませんが、各コマ(授業時間)の小テストを授業時間内に実施します。 |
成績評価方法・基準 /Grading Method・Criteria |
「健康管理論」では、各コマ(授業時間)の小テスト:40%、 試験:60%とする。 |
テキスト /Required Texts |
テキストは指定しません。適宜授業資料をdotCampusにUPします。 |
参考図書 /Reference Books |
特別には指定しません。 |
No. | 回 /Time |
主題と位置付け /Subjects and position in the whole class |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
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1 | 第1回 | 健康、疾病、体力の概念 | 講義の進め方について説明し、健康、疾病、体力に関する基礎知識、概念の説明をします。 | 担当:垣内 優芳 |
2 | 第2回 | 疾病の成り立ちと我が国の医療(リハビリテーション を含む)の現状 | どのように疾病、疾患を患うのか、その成り立ちを説明し、それらに対する我が国の医療について説明します。 | 担当:河村 知範 |
3 | 第3回 | 超高齢社会である我が国の健康状態、疾病構造の変遷と国の健康政策 | 我が国の超高齢社会の変遷、実態を理解し、それに対する国の対策を説明しま す。 | 担当:小野 くみ子 |
4 | 第4回 | 健康被害の発生を防ぎ効率よくパフォーマンスを向上させるためのヒント(1) | 健康被害、身体の障害を予防する方法、重要性について説明します。 |
担当:河村 知範 |
5 | 第5回 | 健康被害の発生を防ぎ効率よくパフォーマンスを向上させるためのヒント(2) | 健康被害、身体の障害を予防し、効率よくパフォーマンスを向上させる方法について説明します。 | 担当:河村 知範 |
6 | 第6回 | 健康日本21について(1) | 我が国の健康増進事業である「健康日本21」という政策について説明します。 | 担当:小野 くみ子 |
7 | 第7回 | 健康日本21について(2) | 「健康日本21」の具体的政策について説明します。 | 担当:小野 くみ子 |
8 | 第8回 | 内科的メディカルチェックと整形外科的メディカルチェック | メディカルチェックの際の内科的視点、整形外科的視点から得られることについて説明します。 | 担当:秋末 敏宏 |
9 | 第9回 | 栄養、運動、休養をバランスよく保つ知識 (1) | 栄養、運動、休養をバランスよく保つ知識について説明します。 | 担当:垣内 優芳 |
10 | 第10回 | 栄養、運動、休養をバランスよく保つ知識 (2) | 栄養、運動、休養をバランスよく保つことと健康との関連性について説明します。 | 担当:垣内 優芳 |
11 | 第11回 | 新健康フロンティア戦略について | 我が国の健康増進事業である「新健康フロンティア戦略」について、概要および具体的な政策内容を説明します。 | 担当:小野 くみ子 |
12 | 第12回 | 身体活動・座位行動ガイドラインについて | 2020年11月に改訂された「WHO身体活動・座位行動ガイドライン」について概要および具体的な身体活動および座位行動について説明します。 | 担当:小野 くみ子 |
13 | 第13回 | メタボリックシンドロームを代表とする生活習慣病の代表的危険因子としての死の四重奏(肥満、高血圧症、 脂質代謝異常症、糖尿病)、 喫煙問題、ストレス、睡眠障害と改善させる因子として注目されているエクササイズ(1) | メタボリックシンドローム、生活習慣病についての基礎知識、危険因子について説明します。 | 担当:河村 知範 |
14 | 第14回 | メタボリックシンドロームを代表とする生活習慣病の代表的危険因子としての死の四重奏(肥満、高血圧症、 脂質代謝異常症、糖尿病)、 喫煙問題、ストレス、睡眠障害と改善させる因子として注目されているエクササイズ(2) | メタボリックシンドローム、生活習慣病についての理解し、それらを改善させるためのエクササイズについて説明します。 | 担当:河村 知範 |
15 | 第15回 | まとめ・テスト | まとめと試験を行います。 | 担当:小野 くみ子 |