科目一覧へ戻る | 2023/07/21 現在 |
開講科目名 /Class |
教育方法論(資格)/Methodology of Teaching |
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授業コード /Class Code |
G000961001 |
開講キャンパス /Campus |
ポートアイランド |
開講所属 /Course |
資格用科目/ |
年度 /Year |
2023年度/Academic Year |
開講区分 /Semester |
後期/AUTUMN |
曜日・時限 /Day, Period |
水3(後期)/WED3(AUT.) |
単位数 /Credits |
2.0 |
主担当教員 /Main Instructor |
小嵜 麻由/OZAKI MAYU |
科目区分 /Course Group |
《教職課程に関する科目》 〈教育の基礎的理解に関する科目等〉/《TEACHER TRAINING COURSES》 〈COURSES ON FUNDAMENTAL UNDERSTANDING OF EDUCATION〉 |
遠隔授業 /Remote lecture |
No |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
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小嵜 麻由/OZAKI MAYU | 共通教育センター |
授業の方法 /Class Format |
対面授業(講義、演習) 授業に関する情報提供、課題の指示や提出は、教職用学内システムmanabaを使用する。 |
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授業の目的 /Class Purpose |
本講座は教員免許取得に必要な資格授業科目であり、これからの社会を担う中学・高校の生徒たちに求められる資質・能力を育成するために必要な教育の方法を理解し、目的に適した指導技術を身に付ける。特に協同学習の理論に基づき、小集団を使った学習方法のワークショップを通して今後の教育方法のあり方をを考える。また、文部科学省が進めるICT教育についても考察し、適切な教材を創造する。これは本学ディプロマ・ポリシーの「獲得した知識や技能を活用し、国内外において、価値観や意見の異なるさまざまな人と議論し、学びを深め、協働して、社会に役立てることができる」学生の育成につながるものである。なお、この授業の担当者は、教育現場で20年以上の実務経験のある教員である。 |
到 達 目 標 /Class Objectives |
1)教育方法の基礎的理論と実践を説明することができる 2)協同学習の理論に基づいた多様な学習方法を学び、それらを実践的に活用する力を獲得できる 3)ICT教育の実際を知り、指導案にそった適切なICT活用授業を創造することができる 4)グループワークを通して、様々な視点を持つ他者と協同する経験を持ち自分の考えを伝えることができる |
授業のキーワード /Keywords |
教育方法・協同学習・グループワーク・評価・教育の情報化・ICT活用授業 |
授業の進め方 /Method of Instruction |
講義形式とともにグループワークを取り入れて授業を行う。 プレゼンテーションソフトを使った教材の作成を求め、授業中に相互評価を行う。 講義の最後に出席カードを記入し、次の時間に感想や意見を共有する。 |
履修するにあたって /Instruction to Students |
小集団でのグループワークや議論に積極的な参加を求める。 学習支援システム「ロイロノート」を使用したICT活用授業を体験的に学ぶ授業を行う。この時、自分のディバイスに「ロイロノート」のアプリを事前にインストールする必要がある。 ICTを使用した授業の指導略案と教材の作成を課し、manabaを使って提出させる予定である。 教職教育サポート室を積極的に利用すること。相談員の先生と面談して作成するレポートを課すこともある。 |
授業時間外に必要な学修 /Expected Work outside of Class |
レポート課題①②は目安として3時間 レポート課題③④は指導案とICT教材作り。目安として5時間。ただし教職教育サポート室の訪問はそれ以外で約1時間程度必要。 |
提出課題など /Quiz,Report,etc |
レポート課題は講座の前期にレポート①、中期にレポート②、後期にレポート③④を課す予定である。①は教育方法の歴史について、レポート②はICT活用授業について。レポート③は指導略案、レポート④は指導略案にそって、独自のICT活用教材を作成して提出する。期日を守って提出すること。 レポート課題の期日や内容の詳細は授業中で指示する。提出されたレポートは授業で相互評価する。 課題によっては、教職サポート室の相談員の先生のアドバイスを求めることを必須とする。 出席カードに講義内容についての感想を必ず記入して提出すること。 |
成績評価方法・基準 /Grading Method・Criteria |
感想やコメント30%、レポート70%(定期試験は実施しない) |
テキスト /Required Texts |
適宜プリントを配布 |
参考図書 /Reference Books |
ジョンソン,D.W ほか『学習の輪 学び合いの協同教育入門 改訂新版』二瓶社 |
No. | 回 /Time |
主題と位置付け /Subjects and position in the whole class |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
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1 | 第1回 | オリエンテーション |
講義の目標、内容と方法、評価の説明、自己紹介 「高等学校までの授業の中で印象に残っている教材、または授業」というテーマで作文を書く |
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2 | 第2回 | 教育方法の歴史① | 現在の教育方法にいたる歴史を理解する | |
3 | 第3回 | 教育方法の歴史② | 現在の教育方法にいたる歴史を理解する | |
4 | 第4回 | 現代の教育方法① | 主体的・対話的で深い学び、問題解決学習、アクティブラーニングなど今求められる学びについて理解する | |
5 | 第5回 | 現代の教育方法② | GIGAスクール構想、教育の情報化、ICT活用授業などについて理解する |
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6 | 第6回 | ICT活用授業 | プレゼンテーションソフトを使った授業実践を知り、思考力を育成する授業のあり方について考える | |
7 | 第7回 | ICT活用授業の実際 | 教育支援システム「ロイロノート」を実際に体験し、ICTを活用した授業について考察する | |
8 | 第8回 | ICT活用授業の実際 | 現職の学校教員を招聘して実際にどのように授業でICTやデジタル教科書を使用しているかを紹介し、効果的なICT活用授業について考える | |
9 | 第9回 | 思考ツール | ホワイトボードで思考ツールを使った授業実践を紹介したのち、「ロイロノート」のシンキングツールを活用した授業を体験し、効果的なICT活用授業について考える | |
10 | 第10回 | 協同学習の理論 | 協同学習の理論を協同学習の手法で学ぶ |
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11 | 第11回 | 協同学習の実践① | 協同学習の理論を用いた実践をワークショップ形式で体験し、効果的なアクティブラーニングについて考える | |
12 | 第12回 | 協同学習の実践② | 協同学習の理論を用いた実践をワークショップ形式で体験し、効果的なアクティブラーニングについて考える | |
13 | 第13回 | ジグソー法 | ジグソー法を用いた実践をワークショップ形式で体験し、効果的なアクティブラーニングについて考える | |
14 | 第14回 | ICT活用授業の創造 | ICTを用いた指導略案を書き提出する。またその授業で使用するICT教材を作成し提出する。それらについて相互にプレゼンテーションする。 | |
15 | 第15回 | 本講座のまとめ | 本講座の総括を行い、自分の学びについて論述する。 |