科目一覧へ戻る | 2023/07/21 現在 |
開講科目名 /Class |
自然地理学(資格)/Natural Geography |
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授業コード /Class Code |
G000351002 |
開講キャンパス /Campus |
ポートアイランド |
開講所属 /Course |
資格用科目/ |
年度 /Year |
2023年度/Academic Year |
開講区分 /Semester |
通年/FULL-YEAR |
曜日・時限 /Day, Period |
水1/WED1 |
単位数 /Credits |
4.0 |
主担当教員 /Main Instructor |
藤岡 達也/FUJIOKA TATSUYA |
科目区分 /Course Group |
【資格に関する科目】 〈教職課程に関する科目〉/*** COURSES FOR CERTIFICATION *** 〈TEACHER TRAINING COURSES〉 |
遠隔授業 /Remote lecture |
No |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
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藤岡 達也/FUJIOKA TATSUYA | 人文学部/Humanities and Sciences |
授業の方法 /Class Format |
対面授業で行う。講義形式とアクティブ・ラーニング型の授業を行う。 |
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授業の目的 /Class Purpose |
地球上での人間活動には,気候・気象,地形・地質,水文,そして植生・生態系などの自然環境から形成される。人間活動と関わりの深い国内外の自然環境の理解を深める。 |
到 達 目 標 /Class Objectives |
自然環境の理解から持続可能な社会の構築に貢献できる人材の育成を目指し,地球環境の諸問題について一定の知識に基づき,適切に思考,判断,行動が可能となる。 |
授業のキーワード /Keywords |
自然環境,ESD/SDGs,グローカル |
授業の進め方 /Method of Instruction |
国内を中心とした自然環境について,基礎的な知識,理解を確認した後,適切な課題を与え,自ら考えて,学びながら,学生間の議論等によって新たな知の構築を目指す。 |
履修するにあたって /Instruction to Students |
受動的に授業を受けるのでなく,能動的な学びの姿勢を期待する。 |
授業時間外に必要な学修 /Expected Work outside of Class |
教科書を指定するので,授業前後に内容を確認し,さらに自分が知りたいこと,学びたいことへの探究的な姿勢が授業外に求められる。 |
提出課題など /Quiz,Report,etc |
こちらから与える課題だけでなく,自ら課題を設定し,その解決に取り組む内容を課する。 |
成績評価方法・基準 /Grading Method・Criteria |
中間課題レポートの評価,講義中での課題発表等(おおよそ60%),最終課題もしくは試験(おおよそ40%)によって総合的に評価する。 |
テキスト /Required Texts |
前期「絵でわかる日本列島の地形・地質・岩石」(講談社,2020) |
参考図書 /Reference Books |
後期「絵でわかる日本列島の地震・噴火・異常気象」(講談社,2019) |
No. | 回 /Time |
主題と位置付け /Subjects and position in the whole class |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
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1 | 第1回 | 授業ガイダンス | 授業のねらいと内容,自然地理学とは何か,についての概説 | |
2 | 第2回 | 日本列島の成立 | 地球の形成から,日本列島の成立までの解説を行う | |
3 | 第3回 | 地球の大気・海洋 | 大気・海洋の循環と地球表面への影響を解説する | |
4 | 第4回 | 日本の気象と災害 | 日本の四季と近年の異常気象・気象災害についての考察を行う | |
5 | 第5回 | プレートテクトニクス | 地殻変動と日本の自然景観の形成についての解説を行う | |
6 | 第6回 | 自然の二面性 | 日本列島の地震・火山等による災害と恩恵を考察する | |
7 | 第7回 | 地球環境問題 | 持続可能な社会の構築に向けての自然地理学の役割を解説する | |
8 | 第8回 | 近畿の自然地理 | 近畿地方の自然景観の形成と自然の二面性に関する課題発表等 | |
9 | 第9回 | 中国・四国の自然地理 | 中国・四国の自然景観の形成と自然の二面性に関する課題発表等 | |
10 | 第10回 | 中部地方の自然地理 | 中部地方の自然景観の形成と自然の二面性に関する課題発表等 | |
11 | 第11回 | 東北地方の自然地理 | 東北地方の自然景観の形成と自然の二面性に関する課題発表等 | |
12 | 第12回 | 北海道の自然地理 | 北海道の自然景観の形成と自然の二面性に関する課題発表等 | |
13 | 第13回 | 関東地方の自然地理 | 関東地方の自然景観の形成と自然の二面性に関する課題発表等 | |
14 | 第14回 | 九州・沖縄の自然地理 | 九州・沖縄の自然景観の形成と自然の二面性に関する課題発表等 | |
15 | 第15回 | 自然景観と観光資源 | 日本列島や海外の自然景観の活用としての観光資源について紹介する | |
16 | 第16回 | 自然災害と防災・減災 | 国内外の自然災害に関する防災,減災,復興に関して説明する | |
17 | 第17回 | プレート境界と地震 | 海溝型地震発生のメカニズムと津波による被害について解説を行う | |
18 | 第18回 | 内陸型活断層 | 活断層によって生じる大規模な地震について紹介する | |
19 | 第19回 | 火山及び火山噴火 | 火山噴火及びその被害発生についてのメカニズムを紹介する | |
20 | 第20回 | 気象災害とその原因 | 台風,前線発達による集中豪雨についての説明を行う | |
21 | 第21回 | 地盤災害とメカニズム | 地すべり,土石流,斜面崩壊が発生するメカニズムについて解説する | |
22 | 第22回 | 沖積平野の脆弱性 | 沖積平野の形成と災害への課題についての解説を行う | |
23 | 第23回 | 近年の大地震と被害 | 東日本大震災,阪神淡路大震災等に関する課題発表を行う | |
24 | 第24回 | 日本の地震と対応 | 中越地震,熊本地震等に関する課題発表を行う | |
25 | 第25回 | 日本の歴史地震 | 南海トラフ型地震に関する歴史地震についての課題発表を行う | |
26 | 第26回 | 日本の火山噴火 | 近年の日本列島での火山噴火とその被害に関する課題発表を行う | |
27 | 第27回 | 世界の火山噴火 | 日本列島の火山発生メカニズムと世界との差異に関する課題発表を行う | |
28 | 第28回 | 日本の風水害 | 近年に日本列島を襲った台風・豪雨のメカニズムに関する課題発表を行う | |
29 | 第29回 | 自然災害と復興 | 大規模な自然災害からの復興に関するプロセスについて発表を行う | |
30 | 第30回 | SDGsと災害削減 | SDGsにおける自然災害への取組について総合討論を行う |