科目一覧へ戻る | 2023/07/21 現在 |
開講科目名 /Class |
人文地理学(資格)/Human Geography |
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授業コード /Class Code |
G000261003 |
開講キャンパス /Campus |
ポートアイランド |
開講所属 /Course |
資格用科目/ |
年度 /Year |
2023年度/Academic Year |
開講区分 /Semester |
通年/FULL-YEAR |
曜日・時限 /Day, Period |
水2/WED2 |
単位数 /Credits |
4.0 |
主担当教員 /Main Instructor |
久保 哲成/KUBO TETSUNARI |
科目区分 /Course Group |
【資格に関する科目】 〈教職課程に関する科目〉/*** COURSES FOR CERTIFICATION *** 〈TEACHER TRAINING COURSES〉 |
遠隔授業 /Remote lecture |
No |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
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久保 哲成/KUBO TETSUNARI | 人文学部/Humanities and Sciences |
授業の方法 /Class Format |
講義(対面授業) |ただし今後の状況によっては遠隔授業(オンテマント授業)になる可能性もある。 |
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授業の目的 /Class Purpose |
この科目は、全学のDPに示す、に掲げる「共通教育等を通じて、広い教養を身につけ、豊かな人間性や社会性を涵養」するという方針のもと、人文地理学的な内容を理解し、地理学的な視点を習得することを目的とします。 |・現在大学生の皆さんは、高等学校(平成・・年告示学習指導要領高等学校地理歴史科)で地理Aもしくは地理Bを学習されてきた人は少ないかと思います(昨年度高等学校に入学した生徒(今年度高校2年生)は『地理総合』が必修になります)。|・今年度高校3年生の生徒の皆さんまでで、高等学校で地理を学習されてきた人は、高等学校に理系大学に進学される類型やコースに所属されていた人たちがほとんどではないでしょうか。その理由は、地理の発想や学びの内容が、理系的要素や発想が多いということ、また、日本史や世界史より記憶する項目が少ないことなどがあげられます。|・この授業の履修者は、教職科目であり、教職希望者が履修してきてくれていますので、高等学校で地理を学習していなかった学生も履修していると思います。そこで、高等学校の地理(系統地理分野)の内容を学習していくことを中心に置きたいと思います。|・この講座での学習内容が、教員採用試験への対策・受験に直接、役立つものであることを意識しています。|・新学習指導要領においての、生徒と教師の教育活動の在り方は、「主体的な学び、対話的な学び、深い学び」のコンセプトのもとで進められなければなりません。この講座を履修してくれる学生の皆さんも、「主体的な学び、対話的な学び、深い学び」を体感する授業内容にしたいと思っています。|・また、授業の進度と履修された学生の様子を勘案しながら、学生の皆さんに、学習指導案を作成していただき、模擬授業を実施してもらいたいと考えています。|・受け身の、知識を消化する授業ではなく、学生が能動的に活動していく、参加型授業にしていきたいと思っていますので、学生たちの積極的な行動、協力を期待しています。| |
到 達 目 標 /Class Objectives |
地理学的視点や考え方が理解できることを目標とする。①地図資料の読み方や特徴、 村落の形態やその立地に関連する地形、地域における歴史的痕跡を理解できる。②様々な地域や地 図について、自分でその地理的特徴を理 解することができる。③都市の変容や構造、人口の変動に よる社会へのインパクト、環境や政治経済現象と地域文化の状況を理解できる。④都市や地域文化 の諸相について、自分でその地理的特徴を理解することができる |
授業のキーワード /Keywords |
系統地理分野 構造的理解 「主体的・対話的・深い学び」 観点別評価 学習指導案(模擬授業) ICT アクティブ・ラーニング(生徒・学生参加型授業) フォトランゲージ 学びの快楽 |
授業の進め方 /Method of Instruction |
? 講義と演習を組み合わせながら授業を進めていく。|? 授業担当教員が知識・技能を一方向的に伝達するのではなく、教員と学生が双方向的な対話を重ねることで進めて行く、社会構成主義的な授業づくりに努めたい。|? よって、学生の皆さんに、発言や発表等の機会もできるだけ多くあたえられる授業内容・方法をとりたい。|? また、教員採用試験も視野にいれながら、模擬授業を学生の皆さんに実施してもらいたいと考えている。そのための授業指導案の書き方も授業内で学んでもらう。 |
履修するにあたって /Instruction to Students |
高校時代にの地理を履修していなくても対応可能な講義とする。ただし教職科目ということで、中学校社会科・高等学校地理歴史科の教員免許取得と教員採用試験の出題内容・傾向に即した内容になる。従って、使用するテキストは、系統地理分野の学習内容が記載されている高等学校の『地理探究』の教科書・資料集、高等学校で使用する地図帳を使用する。系統地理的分野の学習内容から地理的な見方・考え方を身につけてほしい。|また、教員志望でない学生でも、地理・地理学に興味・関心のある学生が履修してくれることも歓迎する。 |
授業時間外に必要な学修 /Expected Work outside of Class |
授業後、1時間程度の授業の振り返り・復習を行い、その授業で身につけた地理的な見方・考え方を自分のものにしてほしい。 |
提出課題など /Quiz,Report,etc |
? 各学期提出物:前・後期の学習内容から学生が選んだテーマに関する授業指導案の提出。|? 各授業における自己評価・学習活動表の提出 |
成績評価方法・基準 /Grading Method・Criteria |
? 定期試験(前期、後期の2回実施。出題方法はマークシート型で行う予定)(全体評価の30%)。|? 各学期提出物(前・後期の学習内容から学生が選んだテーマに関する授業指導案の提出)(全体評価の30%)。|? 各授業における自己評価・学習活動表(全体評価の30%)|? 自分が行った模擬授業への自己評価(全体評価の10%) | *評価基準・評価割合に関しては受講生との話し合いのもと変化する場合もある。 |
テキスト /Required Texts |
『新詳 地理探究』(帝国書院) 『新地理資料 COMPLETE 2023』(帝国書院) 『新詳高等地図』(帝国書院) |
参考図書 /Reference Books |
*授業において、随時、紹介する。 |
No. | 回 /Time |
主題と位置付け /Subjects and position in the whole class |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
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1 | 第1回 | オリエンテーション | ||
2 | 第2回 | 地形 | 場所や人間と自然環境との相互依存関係に着目し課題を追究・解決する活動から、知識・技能、思考力・判断力・表現力を身につけていく。 | |
3 | 第3回 | 気候 | 場所や人間と自然環境との相互依存関係に着目し課題を追究・解決する活動から、知識・技能、思考力・判断力・表現力を身につけていく。 | |
4 | 第4回 | 日本の自然環境 | 場所や人間と自然環境との相互依存関係に着目し課題を追究・解決する活動から、知識・技能、思考力・判断力・表現力を身につけていく。 | |
5 | 第5回 | 地形図の読み取り | 地理的見方・考え方の基礎となり地形図の読み取り技能を身につける。 | |
6 | 第6回 | #REF! | 地理的技能を活用できるための地図・地理情報システムに関する基礎・基本の知識・技能を習得する。また、習得した知識・技能を体得するために、身近な地域の調査を行いレポートを作成する。 | |
7 | 第7回 | #REF! | 地理的技能を活用できるための地図・地理情報システムに関する基礎・基本の知識・技能を習得する。また、習得した知識・技能を体得するために、身近な地域の調査を行いレポートを作成する。 | |
8 | 第8回 | 農林水産業 | 地理的技能を活用できるための地図・地理情報システムに関する基礎・基本の知識・技能を習得する。また、習得した知識・技能を体得するために、身近な地域の調査を行いレポートを作成する。 | |
9 | 第9回 | 食料問題 | 自分の身近な自然環境において発生率の高い自然災害を調査し、そのような自然災害に遭遇した場合の生命・財産の守り方を考える。 | |
10 | 第10回 | エネルギー・鉱産資源 | 防災教育を題材に、学生たちに授業指導案の作成を指導する。 | |
11 | 第11回 | 資源・エネルギー問題 | 環境問題を地球的課題と捉えて、その解決に向かう姿勢を身につけていく。 | |
12 | 第12回 | 工業 | 世界の農林水産業を学習分野とし、場所や人間と自然環境との相互依存関係に着目し課題を追究・解決する活動から、知識・技能、思考力・判断力・表現力を身につけていく。 | |
13 | 第13回 | 第3次産業 | 世界の食料問題を学習分野とし、場所や人間と自然環境との相互依存関係に着目し課題を追究・解決する活動から、知識・技能、思考力・判断力・表現力を身につけていく。 | |
14 | 第14回 | 交通・通信 | 世界のエネルギー・鉱産資源を学習分野とし、場所や人間と自然環境との相互依存関係に着目し課題を追究・解決する活動から、知識・技能、思考力・判断力・表現力を身につけていく。 | |
15 | 第15回 | 貿易と経済圏 | 世界の資源・エネルギー問題を学習分野とし、場所や人間と自然環境との相互依存関係に着目し課題を追究・解決する活動から、知識・技能、思考力・判断力・表現力を身につけていく。 | |
16 | 第16回 | 人口 | 世界の工業を学習分野とし、場所や人間と自然環境との相互依存関係に着目し課題を追究・解決する活動から、知識・技能、思考力・判断力・表現力を身につけていく。 | |
17 | 第17回 | 人口問題 | 世界の第3次産業を学習分野とし、場所や人間と自然環境との相互依存関係に着目し課題を追究・解決する活動から、知識・技能、思考力・判断力・表現力を身につけていく。 | |
18 | 第18回 | 村落と都市 | 世界の交通・通信を学習分野とし、場所や人間と自然環境との相互依存関係に着目し課題を追究・解決する活動から、知識・技能、思考力・判断力・表現力を身につけていく。 | |
19 | 第19回 | 都市・居住問題 | 世界の観光を学習分野とし、場所や人間と自然環境との相互依存関係に着目し課題を追究・解決する活動から、知識・技能、思考力・判断力・表現力を身につけていく。 | |
20 | 第20回 | 衣食住 | 世界の貿易と経済圏を学習分野とし、場所や人間と自然環境との相互依存関係に着目し課題を追究・解決する活動から、知識・技能、思考力・判断力・表現力を身につけていく。 | |
21 | 第21回 | 民族・宗教と民族問題 | 世界の人口を学習分野とし、場所や人間と自然環境との相互依存関係に着目し課題を追究・解決する活動から、知識・技能、思考力・判断力・表現力を身につけていく。 | |
22 | 第22回 | 現代世界の国家 | 世界の人口問題を学習分野とし、場所や人間と自然環境との相互依存関係に着目し課題を追究・解決する活動から、知識・技能、思考力・判断力・表現力を身につけていく。 | |
23 | 第23回 | 民族・領土問題 | 世界の村落と都市を学習分野とし、場所や人間と自然環境との相互依存関係に着目し課題を追究・解決する活動から、知識・技能、思考力・判断力・表現力を身につけていく。 | |
24 | 第24回 | 地図の発達 | 世界の都市・居住問題を学習分野とし、場所や人間と自然環境との相互依存関係に着目し課題を追究・解決する活動から、知識・技能、思考力・判断力・表現力を身につけていく。 | |
25 | 第25回 | 地図の種類とその利用 | 世界の衣食住を学習分野とし、場所や人間と自然環境との相互依存関係に着目し課題を追究・解決する活動から、知識・技能、思考力・判断力・表現力を身につけていく。 | |
26 | 第26回 | 身近な地域の調査・地理情報の地図化・地図の活用? | 世界の民族・宗教・民族問題を学習分野とし、場所や人間と自然環境との相互依存関係に着目し課題を追究・解決する活動から、知識・技能、思考力・判断力・表現力を身につけていく。 | |
27 | 第27回 | 身近な地域の調査・地理情報の地図化・地図の活用? | 現代世界の国家を学習分野とし、場所や人間と自然環境との相互依存関係に着目し課題を追究・解決する活動から、知識・技能、思考力・判断力・表現力を身につけていく。 | |
28 | 第28回 | 身近な地域の調査・地理情報の地図化・地図の活用? | 世界の民族・領土問題を学習分野とし、場所や人間と自然環境との相互依存関係に着目し課題を追究・解決する活動から、知識・技能、思考力・判断力・表現力を身につけていく。 | |
29 | 第29回 | #REF! | 地図の発達を学習分野とし、場所や人間と自然環境との相互依存関係に着目し課題を追究・解決する活動から、知識・技能、思考力・判断力・表現力を身につけていく。 | |
30 | 第30回 | #REF! | 地図の種類とその利用を学習分野とし、場所や人間と自然環境との相互依存関係に着目し課題を追究・解決する活動から、知識・技能、思考力・判断力・表現力を身につけていく。 |