科目一覧へ戻る | 2023/07/20 現在 |
開講科目名 /Class |
人文科学入門A(1年次のみ)/Introduction to Humanities A |
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授業コード /Class Code |
A005121002 |
開講キャンパス /Campus |
有瀬 |
開講所属 /Course |
共通教育科目/ |
年度 /Year |
2023年度/Academic Year |
開講区分 /Semester |
前期/SPRING |
曜日・時限 /Day, Period |
火3(前期)/TUE3(SPR.) |
単位数 /Credits |
2.0 |
主担当教員 /Main Instructor |
中村 健史/NAKAMURA TAKESHI |
科目区分 /Course Group |
【共通教育科目】 〈リベラルアーツ領域〉/*** GENERAL EDUCATION COURSE *** 〈LIBERAL ARTS〉 |
遠隔授業 /Remote lecture |
No |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
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中村 健史/NAKAMURA TAKESHI | 人文学科/Humanities |
授業の方法 /Class Format |
対面授業(講義)。 |
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授業の目的 /Class Purpose |
この科目は、本学のディプロマポリシーのうち1および2に対応する科目である。 この科目は共通教育言語文学科目群に属する専門教育科目であり、「作品批評2」の入門科目として位置づけられる。また、この科目は教職科目(国語)に属する。 授業では、江戸時代に作られた明石八景の漢詩・発句を取りあげ、「歌枕」の概念について講義を行う。 授業の目的は以下の通りである。 (1)授業で取りあげた作品を正確に解釈・現代語訳する。 (2)授業で取りあげた作品の主題・表現上の特色を適切に把握する。 (3)授業で取りあげた作品の文学史的・比較文学的位置づけを学ぶ。 (4)1~3をまとまった分量の文章で説明する。 |
到 達 目 標 /Class Objectives |
(1)授業で取りあげた作品を正確に解釈・現代語訳できる。 (2)授業で取りあげた作品の主題・表現上の特色を適切に把握し説明できる。 (3)授業で取りあげた作品の文学史的・比較文学的位置づけを理解し説明できる。 (4)1~3をまとまった分量の文章で説明できる。 |
授業のキーワード /Keywords |
和歌 漢詩 国文学 漢文学 和漢比較文学 |
授業の進め方 /Method of Instruction |
講義形式で行う。 |
履修するにあたって /Instruction to Students |
履修登録者はこのシラバスを読み、内容に同意したものと見なす。 授業計画は、実際の授業の進度に応じて順序を変更する場合がある。 授業中は私語を禁じる。私語が見られた場合、課題を提出する権利を剥奪することがある。 提出物はフィードバックに利用する場合がある(全体に配布・掲示する場合には、氏名・学籍番号等が分からないように加工する)。 |
授業時間外に必要な学修 /Expected Work outside of Class |
授業時間外に必要な学修の目安となる時間は、1回あたり3時間程度である。授業内で紹介した参考書を読むことが不可欠である。予習は必要ない。 |
提出課題など /Quiz,Report,etc |
期末レポート。優秀作を受講生に提示し、必要に応じて解説を加える等する。 授業時課題。正解を受講生に提示し、必要に応じて解説を加える等する。 |
成績評価方法・基準 /Grading Method・Criteria |
期末レポート(2000字程度、50%)と授業時課題(毎回の小テスト、50%)。評価の基準は、「到達目標」(1)~(4)が達成できているかどうかである。 |
テキスト /Required Texts |
プリントを使用する。 |
参考図書 /Reference Books |
No. | 回 /Time |
主題と位置付け /Subjects and position in the whole class |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
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1 | 第1回 | 人文学 | 人文学の意義について講義する。「授業の目的」(1)~(4)と対応。 | |
2 | 第2回 | 八景の時代 | 室町期から江戸初期にかけての八景の流行について講義する。「授業の目的」(1)~(4)と対応。 | |
3 | 第3回 | 成立の事情 | 明石八景の成立の事情について講義する。「授業の目的」(1)~(4)と対応。 | |
4 | 第4回 | 柿本神社碑 | 林鵞峰の撰した柿本神社の碑文について講義する。「授業の目的」(1)~(4)と対応。 | |
5 | 第5回 | 仙蹤朝霧 | 明石八景の第一・仙蹤朝霧について講義する。「授業の目的」(1)~(4)と対応。 | |
6 | 第6回 | 大倉暮雨 | 明石八景の第二・大倉暮雨について講義する。「授業の目的」(1)~(4)と対応。 | |
7 | 第7回 | 藤江風帆 | 明石八景の第三・藤江風帆について講義する。「授業の目的」(1)~(4)と対応。 | |
8 | 第8回 | 清水夕陽 | 明石八景の第四・清水夕陽について講義する。「授業の目的」(1)~(4)と対応。 | |
9 | 第9回 | 印南鹿鳴 | 明石八景の第五・印南鹿鳴について講義する。「授業の目的」(1)~(4)と対応。 | |
10 | 第10回 | 尾上鯨音 | 明石八景の第六・尾上鯨音について講義する。「授業の目的」(1)~(4)と対応。 | |
11 | 第11回 | 絵島晴雪 | 明石八景の第七・絵島晴雪について講義する。「授業の目的」(1)~(4)と対応。 | |
12 | 第12回 | 明石浦月 | 明石八景の第八・明石浦月について講義する。「授業の目的」(1)~(4)と対応。 | |
13 | 第13回 | 美の規範 | 歌枕が当時の社会・文化においていかなる位置を占めていたかを考える。「授業の目的」(1)~(4)と対応。 | |
14 | 第14回 | 歌枕と政道 | 松平信之の立場から明石八景制作の意義を考える。「授業の目的」(1)~(4)と対応。 | |
15 | 第15回 | まとめ | 文学と風土・地域性の関係について講義する。「授業の目的」(1)~(4)と対応。 |