科目一覧へ戻る | 2023/07/20 現在 |
開講科目名 /Class |
ICT実習Ⅰ 【総リハ】/Information and Communication Technology Practice Ⅰ |
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授業コード /Class Code |
A005101020 |
開講キャンパス /Campus |
有瀬 |
開講所属 /Course |
共通教育科目/ |
年度 /Year |
2023年度/Academic Year |
開講区分 /Semester |
前期/SPRING |
曜日・時限 /Day, Period |
水3(前期)/WED3(SPR.) |
単位数 /Credits |
1.0 |
主担当教員 /Main Instructor |
濱本 季之/HAMAMOTO TOSHIYUKI |
科目区分 /Course Group |
【共通教育科目】 〈リテラシー領域〉/*** GENERAL EDUCATION COURSE *** 〈LITERACY STUDIES〉 |
遠隔授業 /Remote lecture |
No |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
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濱本 季之/HAMAMOTO TOSHIYUKI | 共通教育センター |
授業の方法 /Class Format |
対面(講義・実習) |
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授業の目的 /Class Purpose |
この科目は、全学DPが示す問題を発見・解決する能力の基盤となる知識や技術を身につけることを目的とする。 今やコンピューターは、ビジネスや日常生活に欠かすことのできない存在となった。スマートフォンやタブレット、ノートパソコンといった携帯機器を当たり前に使用し、社会を動かすことのできる時代である。しかし、その便利さと合わせてコンピュータウイルスを始めとした様々な危険性も持ち合わせている。同時に情報の偏りを知り、問題解決を図るための情報活用能力を身につける必要がある。 この科目では、学生がコンピューターの利便性と危険性の両方を理解し、社会に対応できるコンピューター力を身に付けることを目標とする。 さらに、この科目では、知識面と技術面からますます発展していくインターネット社会に対応できる基礎的な力を身につけ、Society 5.0の社会を理解する。 知識面では、情報の特性や情報セキュリティに関する知識を習得し、危険を未然に回避することができるようになることを目的とする。 技術面では、ビジネスメールやワープロソフトMicrosoft Wordに関する操作・技術を学び、社会でも役立つビジネススキルを習得することを目的とする。特にレポート作成ではインターネット情報の取捨選択についても学び、獲得した知識や技能を総合的に活用できるようになることを目的とする。 また、この科目の担当者は実務経験のある教員である。企業においてSE(システムエンジニア)や情報処理関連分野の研修講師として10年以上の経験がある。常に最新の情報や技術を踏まえ、時に専門分野についてもわかりやすく伝えていきたい。 |
到 達 目 標 /Class Objectives |
1.パソコンに対する苦手意識がなくなる。 2.タッチタイピングで入力できる。 3.インターネットを利用して必要な情報を取捨選択できる。 4.Society 5.0で実現する社会を説明できる。 5.クラウドサービスを活用することができる。 5.ビジネスメールを作成し、就職活動にも役立てることができる。 6.ワープロソフトを使用して、目的に合った文書やレポート作成ができる。 |
授業のキーワード /Keywords |
タッチタイピング・情報セキュリティ・ビジネスメール・クラウドサービス・Society 5.0・IoT・AI・Microsoft Word |
授業の進め方 /Method of Instruction |
●すべての講義は実習室のパソコンを使用する実習を中心とした内容である。 ●毎回設定されているテーマに基づく機能習得を目指し、時間の許す限り復習も行う。 ●毎回授業の冒頭にタイピング練習を行い、スムーズなキー入力ができるようにスキルアップを目指す。 |
履修するにあたって /Instruction to Students |
●本科目は、データサイエンスプログラムの対象科目です。 ●毎回、教科書と配布プリントを持参すること。 ●実習室のパソコンを使用する際、“ユーザー名(アカウント)”と“パスワード”が必要である。貸出用は無いので忘れないように注意すること。 ●遅刻するとパソコンの実習環境が整わなかったり、操作がわからなくなったりするため、遅刻しないように注意すること。 ●実習は原則として前回授業の受講を前提として行われる。欠席すると致命的になる場合があるため、欠席しないように注意すること。やむを得ない理由で欠席した場合は、次の授業までに自習しておくこと。 ●コンピューターは精密機器であるため、取り扱いについては十分注意すること。 ●教室内では飲食禁止。また、指定された座席に着席すること。 ●質問は電子メールでも受け付ける。電子メール操作は授業において実習する。 ●その他すべて教員の指示に従うこと。不明な点があれば遠慮なく担当教員に尋ねること。 ●この講義は、Microsoft Windows10とMicrosoft Office 2016の環境で行う。 ●推奨パソコンスペック OS:Windows10(Home Edition以上) ※Sモードは制約が多いため推奨いたしません。 Officeアプリ(Word、Excel等)は本学学生であれば入学後、無償でインストールができます。 ※Microsoftとの包括契約 CPU:Intel Core i5(第10世代以降)またはAMD Ryzen 5(第3世代以降)以上 Wi-Fi:必須(Wi-Fi5 (11ac)以上対応) メモリ:8GB以上 ディスク:256GB以上(SSD推奨) Webカメラ:カメラ付き必須推奨 モニタ:13インチ以上 バッテリー:6時間程度は稼働可能なもの |
授業時間外に必要な学修 /Expected Work outside of Class |
各種機能の習得には提供される教材データを利用して、2時間程度の復習を行うこと。 また、日常的にタイピング練習を実施すること。 |
提出課題など /Quiz,Report,etc |
技能習得確認のためのWord基礎テスト(第9回)・Word応用テスト(第15回)・タイピングテスト(第8回・第14回)を授業中に実施する。また、知識習得確認のために情報倫理テスト(第5回)を実施する。 その他、毎回授業で作成したファイルを、学内ネットワークシステムを利用して提出する。課題やテストのフィードバックは実習中の説明および模範解答を配布することで対応する。 |
成績評価方法・基準 /Grading Method・Criteria |
学習活動評価40%・各種テスト評価60%の割合で評価する。 定期試験は実施しない。 学習活動評価は以下とする ●毎回の授業で作成した成果ファイルの提出 ●成果ファイルの完成度 各種テストは以下とする ●オンラインテスト・中間テスト・実技テスト・タイピングテスト2回 その他 ●毎回出席確認を行う。 ●授業回数の3分の2以上の出席が必要。そうでない場合は、単位を認定しない。 ●他人データの流用や作成データのコピー等不正行為が行われた場合、単位を認定しない。 |
テキスト /Required Texts |
神戸学院大学情報支援センター編集「情報活用の基礎2023年度版」 その他適宜、補足教材を配布する。 |
参考図書 /Reference Books |
No. | 回 /Time |
主題と位置付け /Subjects and position in the whole class |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
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1 | 第1回 | 授業や評価に関する案内 学内環境の確認とe-Learningについて |
授業内容や評価に関する案内を行う。 授業で使用するパソコンの使用方法を確認し、学内ネットワーク及びe-Learningシステムの使用方法を実習する。 クラウドについて学び、ファイル保存を行う。 タイピング練習を開始する。 |
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2 | 第2回 | インターネット 情報モラルと情報セキュリティ・IoT・センサ・ Society 5.0・ビッグデータ・AI |
Webページの取扱方法やコンピューターネットワークを使用する上では常識として必要な知識である情報モラルや情報セキュリティに関する講義を行う。 またセンサからの膨大な情報(ビッグデータ)を人工知能(AI)が解析するしくみを講義する。 |
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3 | 第3回 | 電子メール① | 電子メールの操作方法を実習する。また、将来の就職活動でも役立つように、礼儀正しい文章で利用すべきビジネスメールの演習を行う。(Outlook初期設定・署名・メール送受信・連絡先) | |
4 | 第4回 | 電子メール② | 電子メールの操作方法を実習する。また、将来の就職活動でも役立つように、礼儀正しい文章で利用すべきビジネスメールの演習を行う。(ビジネスメール・TO/CC/BCCの使い分け・敬語) | |
5 | 第5回 | 情報倫理(知識) ファイル管理 Office365について |
第1~4回までの習得確認のためのオンラインテストを実施する。 必要なファイル管理操作を行い、Office365サービスについて理解する。 |
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6 | 第6回 | Word基礎① | 文書作成に必要な機能を実習する。但し、単に編集機能の実習を行うのではなく、作成すべき内容に適した文書作成ができるようになることを目的とした実習を行う。 (文字書式・段落書式・文字の効果・オンライン画像・作表) | |
7 | 第7回 | Word基礎② | 文書作成に必要な機能を実習する。但し、単に編集機能の実習を行うのではなく、作成すべき内容に適した文書作成ができるようになることを目的とした実習を行う。 (図形描画・テキストボックス・スクリーンショット) | |
8 | 第8回 | タイピングテスト Word基礎復習演習 |
タイピング技術の習得確認の為、タイピングテストを実施する。 Word基礎範囲の復習演習を実施する。 |
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9 | 第9回 | Word基礎テスト(実技) | ここまでのWord基礎技能習得確認のための中間テストを実施する。 | |
10 | 第10回 | Web検索と参考文献 | レポートや論文作成のためのWeb検索と参考文献の表記の仕方を実習する。 | |
11 | 第11回 | Word応用① | レポート作成に必要な機能を実習する。他科目でも課せられるレポート作成時に役立つ機能を習得する。(ページ設定・ヘッダーフッター・表紙・スタイル・Excelデータの活用) | |
12 | 第12回 | Word応用② | Word応用の習得技術の再確認とWeb情報の利用を実習する。 | |
13 | 第13回 | Word応用 (Web情報利用) |
Word応用の習得技術の再確認とWeb情報の利用を実習する。 | |
14 | 第14回 | タイピングテスト Word応用復習演習 |
タイピング技術の習得確認の為、タイピングテストを実施する。 Word応用範囲の復習演習を実施する。 |
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15 | 第15回 | Word応用テスト | ここまでのWord応用技能習得確認のための実技テストを実施する。 | |
16 | 毎回 | タイピング練習 成果ファイル提出 |
タイピング練習ソフトやWebサイトを使用して、正しい指使いでタッチタイピングができるようにタイピング練習を行い、記録を付ける。 |