科目一覧へ戻る | 2023/07/20 現在 |
開講科目名 /Class |
現代の医療と福祉Ⅱ/Modern Medicine and Welfare Ⅱ |
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授業コード /Class Code |
A004131501 |
開講キャンパス /Campus |
ポートアイランド |
開講所属 /Course |
共通教育科目/ |
年度 /Year |
2023年度/Academic Year |
開講区分 /Semester |
前期/SPRING |
曜日・時限 /Day, Period |
月1(前期)/MON1(SPR.) |
単位数 /Credits |
2.0 |
主担当教員 /Main Instructor |
高梨 薫/TAKANASHI KAORU |
科目区分 /Course Group |
【共通教育科目】 〈リベラルアーツ領域〉/*** GENERAL EDUCATION COURSE *** 〈LIBERAL ARTS〉 |
遠隔授業 /Remote lecture |
No |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
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高梨 薫/TAKANASHI KAORU | 共通教育センター |
中前 智通/NAKAMAE TOSHIMICHI | 作業療法学科/Occupational Therapy |
古田 恒輔/FURUTA TSUNESUKE | 作業療法学科/Occupational Therapy |
授業の方法 /Class Format |
「講義」 |
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授業の目的 /Class Purpose |
この科目は、全学のディプロマポリシー1.2.3.4.を達成することを目指し、現代の医療と福祉を理解するために、専門的知識がなくても医療と福祉をどのようにとらえ、どのように対処すればよいかを考える基礎と応用の知識を習得できることを目的する。また、医療と福祉に関するそれぞれの分野における問題点を発見し、それを解決する方策を導くことができることを目的とする。さらに、この講義で習得した知識や技術を社会に役立てることができ、生涯にわたって学び続けることができることを目的とする。 |
到 達 目 標 /Class Objectives |
障がい者・高齢者等の医療と福祉をリハビリテーションの視点で分析することによって、その問題点と今後の展望について議論できることを到達目標とする。 |
授業のキーワード /Keywords |
リハビリテーション、障がい者、高齢者、福祉、医療 |
授業の進め方 /Method of Instruction |
対面授業「講義」 ※今後の感染状況等によっては変更の可能性があります。 教員が各自用意した資料に沿って授業を進めます。 |
履修するにあたって /Instruction to Students |
出席回数が授業総時数の3分の2に達しないときは、特別の事情がない限り、この科目の単位を与えない。 |
授業時間外に必要な学修 /Expected Work outside of Class |
授業の最後に次回のテーマを知らせるので、シラバスの主題と内容の部分を読んで、30分程度の事前学習をして、授業に参加すること。 |
提出課題など /Quiz,Report,etc |
授業を通じて課題レポートを提出してもらいます。 |
成績評価方法・基準 /Grading Method・Criteria |
課題レポートの提出(複数回課します) |
テキスト /Required Texts |
テキストは使用しない。必要に応じて資料を配布する。 |
参考図書 /Reference Books |
特になし。 |
No. | 回 /Time |
主題と位置付け /Subjects and position in the whole class |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
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1 | 第1回 | オリエンテーションと講義の概要 (担当教員 高梨 薫) |
講義概要の説明をする。 授業を受ける際の注意事項、課題や提出物、評価方法を説明する。 |
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2 | 第2回 | リハビリテーションの概念の理解(1)(担当教員 古田恒輔) | リハビリテーションを考える上での概念について WHO(世界保健機構)によるICIDH(国際障害分類)と歴史的経緯について理解することができる。 |
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3 | 第3回 | リハビリテーションの概念の理解(2)(担当教員 古田恒輔) | WHO(世界保健機関)が改訂したICF(国際生活機能分類)の解説と利用について理解することができる。 | |
4 | 第4回 | 生活を支援する方法の一つとしての道具について (古田恒輔) | 医療と道具の世界(福祉用具とは) について理解することができる。 | |
5 | 第5回 | 現代社会の医療と福祉に関する法制度 (担当教員 高梨 薫) |
社会保障制度は国民生活の安定や、国民の健康の確保を目的としたものであり、国や地方公共団体といった公的部門による保健医療、社会福祉が、個人や家庭の地域社会での生活の安定、健康の確保のために大きな役割を担っていることを知る。 |
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6 | 第6回 | 現代社会の医療と福祉に関する法制度 (担当教員 高梨 薫) |
国民皆保険・皆年金について、社会保障(社会保険)の2本の柱である1)医療保険と医療の提供体制、そして2)年金保険、国民年金と厚生年金(基礎年金、障害年金、遺族年金 第1~3号被保険)日本年金機構について また、社会保障の費用を賄う税・社会保険料の国民負担費について人口高齢化の影響を理解する。 |
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7 | 第7回 | 現代社会の医療に関する法制度 (担当教員 高梨 薫) |
医療保険制度(診療報酬制度を除く)の概要 健康保険はじめ4種類 保険者 被保険者 保険給付(現物給付と現金給付)について |
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8 | 第8回 | 現代社会の福祉に関する法制度 (担当教員 高梨 薫) |
年金は国民年金と厚生年金の2階建て 1)国民年金と厚生年金(基礎年金、障害年金、遺族年金)について 2)年金の支給年齢について(原則65歳であるが) 全世代型社会保障 医療保険制度も年金保険もサービス(給付)は高齢者に、負担(保険料)は現役世代に偏ることについて | |
9 | 第9回 | 生活保護と社会福祉、福祉六法について (担当教員 高梨 薫) |
社会保障の歴史的発展(社会保障前史)を概観、確認したうえで、生活保護制度をはじめ、児童、障害、老人福祉といった社会福祉の仕組みを理解する。 |
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10 | 第10回 | 現代の医療と福祉 リハビリテーションとノーマライゼーション (担当教員 高梨 薫) |
地域社会における共生の実現に向けた障害者総合支援法、障害者の日常生活および社会生活の総合的な支援を図るノーマライゼーションの理念について | |
11 | 第11回 | リハビリテーションとノーマライゼーション 障害者総合支援法と障害者の雇用促進 (担当教員 高梨 薫) |
障害者総合支援法 と 障害者雇用促進 就労支援 就労継続支援 | |
12 | 第12回 | 精神障がいに関する歴史について(担当教員 中前智通) | 日本及び海外において、人々の精神障がい者に対する捉え方や治療、法律がどのように変化を遂げてきたかを理解することができる。 | |
13 | 第13回 | 精神障がいに関するリハビリテーションについて(担当教員 中前智通) | 精神障がい者とそのリハビリテーションの概要を理解することができる。 | |
14 | 第14回 | 高齢者の認知症とリハビリテーションについて(担当教員 中前智通) | 高齢者が患う認知症とそのリハビリテーションの概要を理解することができる。 | |
15 | 第15回 | 高齢者のうつ病とリハビリテーションについて(担当教員 中前智通) | 高齢者が患ううつ病とそのリハビリテーションの概要を理解することができる。 |