科目一覧へ戻る | 2023/07/20 現在 |
開講科目名 /Class |
歌唱・合唱演習/芸術演習C/Seminor on Vocal Performance |
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授業コード /Class Code |
A003962501 |
開講キャンパス /Campus |
ポートアイランド |
開講所属 /Course |
共通教育科目/ |
年度 /Year |
2023年度/Academic Year |
開講区分 /Semester |
後期/AUTUMN |
曜日・時限 /Day, Period |
月3(後期)/MON3(AUT.) |
単位数 /Credits |
2.0 |
主担当教員 /Main Instructor |
髙橋 純/TAKAHASHI JUN |
科目区分 /Course Group |
【共通教育科目】 〈リベラルアーツ領域〉/*** GENERAL EDUCATION COURSE *** 〈LIBERAL ARTS〉 |
遠隔授業 /Remote lecture |
No |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
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髙橋 純/TAKAHASHI JUN | 共通教育センター |
授業の方法 /Class Format |
演習 授業形態は、感染状況や履修者数等に鑑みて決定し、変更する場合があります。 |
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授業の目的 /Class Purpose |
この科目は、クラシック音楽における声楽を通して、人間行動およびその文化所産との有機的関連を理解し、幅広い知識と教養を身につけることを目指す。 声楽とは人の声を中心とした音楽のことであり、この授業では、主に西洋のクラシック音楽における声楽について学ぶ。 クラシック音楽における声楽では、歌唱者が自分の体を最大限に生かした発声法により、マイクなどの拡声器を用いずにホール全体に響き渡る歌声を出すことを可能にしている。また、そのような発声は、歌声の音域を広げ、各音域で統一された音色と響きを保つことが可能である。 この授業では、まず、声楽についての基本的な知識を学び、授業で行われる発声指導によって、学習者自身がクラシック音楽における声楽の発声法を身に付け、実際に声楽曲を歌うことができるようになる事を目標としている。また声楽教本のコンコーネや、イタリア古典歌曲などの声楽曲に取り組み、学習者が実際に歌うことによって、声楽を実践的に学ぶ事を目標としている。 なお、この授業の担当者は、プロの演奏家として10年以上の実務経験を有する教員であり、より実践的な観点から声楽に対する知識や発声法を教えることができる。 |
到 達 目 標 /Class Objectives |
声楽についての基礎知識を説明できる。 声楽発声法の基本的な能力を獲得する。 声楽的な発声で様々な歌を歌うことができる。 |
授業のキーワード /Keywords |
クラシック音楽 声楽 イタリア歌曲 コンコーネ 歌唱法 |
授業の進め方 /Method of Instruction |
全体で行う準備運動や発声練習を基にし、残りの時間で個人レッスンを行い、各学習者の発声の特徴や問題点に着目して指導する。 声楽教本であるコンコーネを用いて、母音唱(同じ母音だけで歌う)による発声の訓練を行う。母音唱による発声がある程度安定してくると、イタリア古典歌曲などの声楽曲に取り組み、実際にクラシック音楽の楽曲を歌うことによって、声楽を体験的に学ぶ。その際、イタリア語の発音や歌詞の内容については授業内で説明する。 |
履修するにあたって /Instruction to Students |
授業内では発声に必要な体操や、実際に声を出して発声練習や歌唱指導を行う。 楽譜を用いて授業を行うが、楽譜を読めない生徒にもできる限り配慮する。 |
授業時間外に必要な学修 /Expected Work outside of Class |
事前学習として、授業で学んだ発声練習や、歌唱指導の復習を行うこと。(目安として1時間) |
提出課題など /Quiz,Report,etc |
特に提出課題はない |
成績評価方法・基準 /Grading Method・Criteria |
授業への積極的参加度40% 授業態度30% 試験30% 遅刻は3回で欠席1回に該当。欠席回数が5回を超えると単位は与えない。 |
テキスト /Required Texts |
適宜プリントを配布 |
参考図書 /Reference Books |
適宜紹介する |
No. | 回 /Time |
主題と位置付け /Subjects and position in the whole class |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
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1 | 第1回 | 授業の概要 | 授業の概要を説明し、声楽についての全般的な解説を行う。また簡単な発声練習を行い、少しずつ声を出してゆく。 | |
2 | 第2回 | 声楽についての学び | 西洋音楽における声楽について学び、発声の仕組みや、歌声の音響的な特性についても学ぶ。 | |
3 | 第3回 | 音楽における基礎知識と、練習曲への取り組み① | 音符の読み方、楽譜の読み方など、音楽の基礎知識を学ぶとともに、発声練習を行う。コンコーネ(声楽教本)などの練習曲に取り組む。 | |
4 | 第4回 | 音楽における基礎知識と、練習曲への取り組み② | 音楽の基礎知識を学ぶとともに、表情記号についての理解を深め、コンコーネ(声楽教本)などの練習曲を通して音楽の「表現」についても学んでいく。 | |
5 | 第5回 | 発声練習と、練習曲への取り組み | 発声練習を通して、発声の仕組みや、歌声の出し方などを体験的に学び、練習曲を通して実践的に学んでいく。 |
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6 | 第6回 | 練習曲への取り組みと音楽表現 | 声楽的に練習曲を歌うことにより、音楽の「表現」の仕方も学んでいく。 | |
7 | 第7回 | 音楽鑑賞と楽曲への取り組み | 様々な声楽作品を鑑賞し、イタリア古典歌曲に取り組む準備をする。 | |
8 | 第8回 | 楽曲への取り組み(基礎)① | イタリア古典歌曲に取り組むために、イタリア語の基本的な読み方、歌詞の内容について学ぶ。 | |
9 | 第9回 | 楽曲への取り組み(基礎)② | イタリア語の基本的な読み方、歌詞の内容について学び、楽譜を読んでいく。 | |
10 | 第10回 | 楽曲への取り組み(応用)① | 歌詞を朗読することにより、表現することを学ぶ。朗読で学んだ表現を歌唱につなげていく。 | |
11 | 第11回 | 楽曲への取り組み(応用)② | イタリア語や、音楽の表現に気をつけながら、声楽的に歌唱するために、個人レッスンやグループレッスンを行う。 | |
12 | 第12回 | 楽曲への取り組み(発展) | 発表会に向けて、一人一人が、自身の声と表現で歌唱できるように取り組む。 | |
13 | 第13回 | 発表会① | 試験を兼ねた発表会 | |
14 | 第14回 | 発表会② | 試験を兼ねた発表会 |
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15 | 第15回 | まとめ | 発表会および授業全体をふり返り、総括を行う。 |