科目一覧へ戻る | 2023/07/20 現在 |
開講科目名 /Class |
時事・現代用語Ⅱ/Current Topics & Modern Usage Ⅱ |
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授業コード /Class Code |
A003831001 |
開講キャンパス /Campus |
有瀬 |
開講所属 /Course |
共通教育科目/ |
年度 /Year |
2023年度/Academic Year |
開講区分 /Semester |
後期/AUTUMN |
曜日・時限 /Day, Period |
木1(後期)/THU1(AUT.) |
単位数 /Credits |
2.0 |
主担当教員 /Main Instructor |
植村 仁/UEMURA JIN |
科目区分 /Course Group |
【共通教育科目】 〈リテラシー領域〉/*** GENERAL EDUCATION COURSE *** 〈LITERACY STUDIES〉 |
遠隔授業 /Remote lecture |
No |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
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植村 仁/UEMURA JIN | 総合リハビリテーション学部/Rehabilitation |
授業の方法 /Class Format |
対面授業(講義) |
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授業の目的 /Class Purpose |
主題:時事用語を軸とした、私たちの生きるこの社会の諸相、諸問題の把握。 目的:当科目は共通教育センター基礎思考分野に属し、この社会に関する基礎知識の修得と専門教育の基盤となる論述等の技術を磨くことを目的としている。具体的には以下の通りである。 1.講義中に取り上げる時事用語、ニュース、基礎知識などの知識を吸収し、これらについて簡潔に口頭・記述両面で表現できるようになること。人に説明できるようになること。 2.個々の時事・現代用語だけではなく、この世の様々な問題の奥底に流れている鍵となる、大枠となる概念や問題を知ること。 3.資料収集、論述についての初歩的かつ実践的な技能を身につけること。 全学のディプロマポリシーとの関係 1. 幅広い知識に基づいて、他者および異文化を理解することができる。 幅広く主要な時事問題の理解をすることにより、視点を身の回りの世界から我々の住む社会全体へと広げ、広範な他者理解を推し進める。 2. さまざまな問題を発見し、それを解決する方策を導くことができる。 問題解決のためには主要な問題を広範に知り、取り組むべき問題を選択する必要がある。当講義では広範な問題点の理解よりこれに貢献する。 3. 生涯にわたって学び続けることができる。 当講義では、情報収集能力、要約能力、論述能力を含む、ミニマムな諸リテラシー能力を伸長しつつ時事問題を能動的に読み解く。 4. 獲得した知識や技能を社会に役立てることができる。 状況把握・判断・処理の第一歩、状況把握の最初の糸口を提供する。つまり、身の回りに起こっている問題はどのような大問題に繋がっているのかを提供する。 当科目担当者はソフトウェア開発の請負の経験を複数持つ実務経験のある教員である。また大学外での技術教育の経験を持つ。当科目では高度にIT化する社会についての事項をしばしば取り扱うが、この点で実際に即した解説をすることができる。また当科目は共通教育リテラシー科目群に属するが、担当者は中等教育、大学以外での高等教育においても長年のリテラシー教育に携わっており、中等教育から大学初年次教育への橋渡しをする者である。 |
到 達 目 標 /Class Objectives |
時事用語、ニュース、関連する基礎知識、諸時事・概念の関連性について理解し、簡明に口頭で答えられるようになる。自分の言葉で答えられるようになる。 理解した内容を、正確・簡潔に記述できるようになる。 副次的な目標: 基本的な資料収集ができるようになる。 |
授業のキーワード /Keywords |
時事、現代用語、社会問題 |
授業の進め方 /Method of Instruction |
授業中に調べ物をする必要が度々出てくるので、ネットワークに接続できる電子機器(スマートフォン等)を持参すること。 授業前に簡単にニュースを見ておくことを推奨する。日頃からニュースを見ることを少し習慣づけるとより楽しく受講できると思われる。 授業中では、まず私達が今持っている知識や知っているニュースを共有する。ここからスタートする。 次は基本的な記事を読み、最初の【とりあえずの】理解をしてみる。この段階ではまだ十分な理解に至らない。 正解を出すことに固執せず、質問や議論の中で理解を深める態度が望ましい。この講義ではありがちな間違いをしっかりと見ておくことを重視しているから、むしろ誤答を出し尽くすつもりで臨むこと。 十分な理解のためには、時事の前後の知識、注意点の補足、関係性の捕捉などが必要なので、これらを補う。具体的には、資料の飛ばし読みをしたり、要約の練習をしたり、問題を解いたりすることになる。 特に、単純な問題で足固めをし、より複合的な問題へと進んでゆく。 毎回の講義の目標は、学んだ内容を簡単に家族や知人に話せるようになることである。講義の最後には簡単な小レポートを作ることで話の組み立てを練習する。 期末レポートは小レポートの内容が参考になるので、小レポートのコピーをとっておくこと。 ※本講義の性質上、講義計画に記載された内容は最低限の経由点であり、追加の内容を大量に含む。 |
履修するにあたって /Instruction to Students |
時事・現代用語I、II、III はどの順番で履修しても構わない。 本講義は以下のように段階を踏んで学習するように設計されている。 「予習は受講の助けとなる。毎回の講義のゴールは小レポートにある。小レポートを足場に期末レポートを作成する。」 エントリーシートや履歴書等にも記載できる全国統一評価であるニュース検定の受験を強く推奨する。目標は2級の合格としたい。 課題はweb上での提出となるため、スマートフォン等のwebにつながる媒体を持参すること。 |
授業時間外に必要な学修 /Expected Work outside of Class |
事前に次週取り扱う分野の時事問題の資料を読んでおくこと。小1時間程度を費やすことが望ましい。 |
提出課題など /Quiz,Report,etc |
授業内での小レポートは、原則として授業時間内に提出すること。期限が切れた提出物も最終週まで受理するので、精力的に取り組むこと。 小レポートの評価は基本的に練習量と抽出による評価による。 期末レポートの内容は、小レポートの総合・発展的な内容となることに留意すること。 |
成績評価方法・基準 /Grading Method・Criteria |
小レポート(50%) 提出数と、提出物を抽出・採点し計算された点数により評価する。 期末レポート (50%) 半期に学習した内容を問うレポート。評価項目はレポート課題に直接示す。 授業内での質問に対する加点がある。(+20%まで) 他、加点・減点がある。 小レポート数が過少・期末レポートの必須条件を満たさない場合には、減点とする。 |
テキスト /Required Texts |
なし |
参考図書 /Reference Books |
なし |
No. | 回 /Time |
主題と位置付け /Subjects and position in the whole class |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
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1 | 第1回 | ガイダンス | 本講義の概要、評価基準、履修方法の説明などを行う。 講義の練習として短い時事問題を取り扱う。 |
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2 | 第2回 | 日本人の生産性 | よく働くとされている日本人であるが、実はその働き方には問題があるとされている。この観点から国内問題を概観してみよう。 | |
3 | 第3回 | 日本と貿易 | 貿易に関する基本的事項を踏まえた後、EPA/FTAについて特徴を捕まえて理解し、貿易などに関連する時事を読み解くこととしたい。 | |
4 | 第4回 | 日本のエネルギー問題、電力問題 | まず火力発電、再生可能エネルギー、原子力発電について、数値データとともに理解する。 その後日本のエネルギー安全保障問題を基礎において、電力自由化の問題について議論する。 |
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5 | 第5回 | アジア・オセアニア情勢 | 主として極東・東南アジア情勢を概観する。日中、ASEAN諸国に関する経済・外交・安全保障問題を扱う。 | |
6 | 第6回 | 日本の安全保障の問題とは何か | ここでは主に日米を中心とした安全保障問題を取り扱う。そのために広く安全保障問題とは何かについて理解を深める。 | |
7 | 第7回 | 中東情勢 | 代表的な時事を簡単に理解した後、中東地域に存在する国家・勢力の関係を把握し、それに基づいて可能な限り網羅的に時事問題を学ぶ。 | |
8 | 第8回 | 東欧・ロシア情勢 | まずウクライナ騒乱、クリミア危機について取り扱う。そこから天然ガスにまつわる問題、東西冷戦構造、ソビエト連邦崩壊について学び、ロシア連邦の現在について考える。 | |
9 | 第9回 | 最新時事・復習 | 当授業計画に含まれない最新の時事から、重要と思われるものを取り上げる。 またここまでの復習を行う。 |
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10 | 第10回 | 石油からみる時事 | 下落が続く原油価格から、ここまでで学んだ内容を捉え直すのがこの回の目的である。 | |
11 | 第11回 | 核問題 | 核軍縮に向かう大国と、核開発をする北朝鮮やイラン。ここから世界の動向を見てみよう。 | |
12 | 第12回 | 情報を握る者が世界を握るのか | ここでは情報収集力とインテリジェンス、要約・編集された情報とは何か、ということについて学ぶ。 また、国家安全保障会議(日本版NSC)についても触れる。 |
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13 | 第13回 | 米国・西欧情勢 | 米国・西欧情勢について、概況を踏まえた後、米国、EU、NATOと周辺諸国の間にある問題、EU内の問題について議論し、関係性を捕まえる。 | |
14 | 第14回 | アフリカ | 開発途上国と先進国の関わりを中心に、主にサブサハラアフリカについての時事を取り扱う。 | |
15 | 第15回 | 最新時事・まとめ | 当授業計画に含まれない最新の時事から、重要と思われるものを取り上げる。 また、当授業のまとめを行う |