科目一覧へ戻る | 2023/07/20 現在 |
開講科目名 /Class |
時事・現代用語Ⅰ/Current Topics & Modern Usage Ⅰ |
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授業コード /Class Code |
A003821003 |
開講キャンパス /Campus |
有瀬 |
開講所属 /Course |
共通教育科目/ |
年度 /Year |
2023年度/Academic Year |
開講区分 /Semester |
前期/SPRING |
曜日・時限 /Day, Period |
木3(前期)/THU3(SPR.) |
単位数 /Credits |
2.0 |
主担当教員 /Main Instructor |
植村 仁/UEMURA JIN |
科目区分 /Course Group |
【共通教育科目】 〈リテラシー領域〉/*** GENERAL EDUCATION COURSE *** 〈LITERACY STUDIES〉 |
遠隔授業 /Remote lecture |
No |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
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植村 仁/UEMURA JIN | 総合リハビリテーション学部/Rehabilitation |
授業の方法 /Class Format |
対面授業(講義) |
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授業の目的 /Class Purpose |
主題:時事用語を軸とした、私たちの生きるこの社会の諸相、諸問題の把握。 目的:当科目は共通教育センター基礎思考分野に属し、この社会に関する基礎知識の修得と専門教育の基盤となる論述等の技術を磨くことを目的としている。具体的には以下の通りである。 1.講義中に取り上げる時事用語、ニュース、基礎知識などの知識を吸収し、これらについて簡潔に口頭・記述両面で表現できるようになること。人に説明できるようになること。 2.個々の時事・現代用語だけではなく、この世の様々な問題の奥底に流れている鍵となる、大枠となる概念や問題を知ること。 3.資料収集、論述についての初歩的かつ実践的な技能を身につけること。 全学のディプロマポリシーとの関係 1. 幅広い知識に基づいて、他者および異文化を理解することができる。 幅広く主要な時事問題の理解をすることにより、視点を身の回りの世界から我々の住む社会全体へと広げ、広範な他者理解を推し進める。 2. さまざまな問題を発見し、それを解決する方策を導くことができる。 問題解決のためには主要な問題を広範に知り、取り組むべき問題を選択する必要がある。当講義では広範な問題点の理解よりこれに貢献する。 3. 生涯にわたって学び続けることができる。 当講義では、情報収集能力、要約能力、論述能力を含む、ミニマムな諸リテラシー能力を伸長しつつ時事問題を能動的に読み解く。 4. 獲得した知識や技能を社会に役立てることができる。 状況把握・判断・処理の第一歩、状況把握の最初の糸口を提供する。つまり、身の回りに起こっている問題はどのような大問題に繋がっているのかを提供する。 当科目担当者はソフトウェア開発の請負の経験を複数持つ実務経験のある教員である。また大学外での技術教育の経験を持つ。当科目では高度にIT化する社会についての事項をしばしば取り扱うが、この点で実際に即した解説をすることができる。また当科目は共通教育リテラシー科目群に属するが、担当者は中等教育、大学以外での高等教育においても長年のリテラシー教育に携わっており、中等教育から大学初年次教育への橋渡しをする者である。 |
到 達 目 標 /Class Objectives |
時事用語、ニュース、関連する基礎知識、諸時事・概念の関連性について理解し、簡明に口頭で答えられるようになる。自分の言葉で答えられるようになる。 理解した内容を、正確・簡潔に記述できるようになる。 副次的な目標: 基本的な資料収集ができるようになる。 |
授業のキーワード /Keywords |
時事、現代用語、社会問題 |
授業の進め方 /Method of Instruction |
授業中に調べ物をする必要が度々出てくるので、ネットワークに接続できる電子機器(スマートフォン等)を持参すること。 授業前に簡単にニュースを見ておくことを推奨する。日頃からニュースを見ることを少し習慣づけるとより楽しく受講できると思われる。 授業中では、まず私達が今持っている知識や知っているニュースを共有する。ここからスタートする。 次は基本的な記事を読み、最初の【とりあえずの】理解をしてみる。この段階ではまだ十分な理解に至らない。 正解を出すことに固執せず、質問や議論の中で理解を深める態度が望ましい。この講義ではありがちな間違いをしっかりと見ておくことを重視しているから、むしろ誤答を出し尽くすつもりで臨むこと。 十分な理解のためには、時事の前後の知識、注意点の補足、関係性の捕捉などが必要なので、これらを補う。具体的には、資料の飛ばし読みをしたり、要約の練習をしたり、問題を解いたりすることになる。 特に、単純な問題で足固めをし、より複合的な問題へと進んでゆく。 毎回の講義の目標は、学んだ内容を簡単に家族や知人に話せるようになることである。講義の最後には簡単な小レポートを作ることで話の組み立てを練習する。 期末レポートは小レポートの内容が参考になるので、小レポートのコピーをとっておくこと。 ※本講義の性質上、講義計画に記載された内容は最低限の経由点であり、追加の内容を大量に含む。 |
履修するにあたって /Instruction to Students |
時事・現代用語I、II、III はどの順番で履修しても構わない。 本講義は以下のように段階を踏んで学習するように設計されている。 「予習は受講の助けとなる。毎回の講義のゴールは小レポートにある。小レポートを足場に期末レポートを作成する。」 |
授業時間外に必要な学修 /Expected Work outside of Class |
事前に次週取り扱う分野の時事問題の資料を読んでおくこと。小1時間程度を費やすことが望ましい。 |
提出課題など /Quiz,Report,etc |
授業内での小レポートは、原則として授業時間内に提出すること。期限が切れた提出物も最終週まで受理するので、精力的に取り組むこと。 小レポートの評価は基本的に練習量と抽出による評価による。 期末レポートの内容は、小レポートの総合・発展的な内容となることに留意すること。 |
成績評価方法・基準 /Grading Method・Criteria |
小レポート(50%) 提出数と、提出物を抽出・採点し計算された点数により評価する。 期末レポート (50%) 半期に学習した内容を問うレポート。評価項目はレポート課題に直接示す。 授業内での質問に対する加点がある。(+20%まで) 他、加点・減点がある。 小レポート数が過少・期末レポートの必須条件を満たさない場合には、減点とする。 |
テキスト /Required Texts |
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参考図書 /Reference Books |
No. | 回 /Time |
主題と位置付け /Subjects and position in the whole class |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
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1 | 第1回 | ガイダンス | 本講義の概要、評価基準、履修方法の説明などを行う。 講義の練習として短い時事問題を取り扱う。 |
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2 | 第2回 | 食品小売業界の変化 | 日本の食品小売業界について基本的な事項を抑えた後その変化を概観する。同時に、簡潔な記述方法についても学ぶ。 | |
3 | 第3回 | 農林水産業 | 6次産業化をはじめとする農林水産業を取り巻く情勢の変化も扱う。 | |
4 | 第4回 | 地方再生・地方創生 | さまざまな事例を交えながら、地方再生・地方創生についての官民の動きについて学ぶ。同時に、網羅することの重要性についても学ぶ。 | |
5 | 第5回 | 労働・雇用問題 | ここでは、下請け、派遣とは何かという基本的な事項、二重派遣と偽装請負などの問題を押さえ、非正規雇用についての問題と限定正社員等について理解する。 また、経緯を押さえることの重要性についても触れる。 |
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6 | 第6回 | 保険と年金、社会保障と税の一体改革 | 成人し働き始めるまでは馴染みは薄いが、生活するにあたって非常に重要な要素である保険、年金、福利厚生などについて、その実際をまず知ることから始める。さらにこれらにまつわる時事について学ぶ。 |
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7 | 第7回 | カイゼン、ルールメイキング、標準化 | 日本人は既存のルールの下で非常に勤勉であるとされている。近年自らルールを作ることに徐々に光が当てられつつある。ルールメイキングとは何か、それがどのような分野でどのように展開されつつあるのかを読み解く。 | |
8 | 第8回 | 最新時事と復習 | 当授業計画に含まれない最新の時事から、重要と思われるものを取り上げる。 またここまでの復習を行う。 |
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9 | 第9回 | エネルギー問題 | 国内外のエネルギー安定供給について学ぶ。1次エネルギー・2次エネルギーの安定供給に分けて、歴史的背景を学び、そこからエネルギー問題の要点を見抜く。 | |
10 | 第10回 | 先進テクノロジーとハイプ・サイクル | 米ガートナー社の先進テクノロジーに関するハイプ・サイクルを読み解きながら、テクノロジーに関する時事問題を幅広く知る。基本的なグラフの読み方もここで学ぶ | |
11 | 第11回 | さらなる情報化、ビットの世界からアトムの世界へ | IoT、ユビキタス、クラウド、共に耳にしたことがある単語ではあると思う。しかしながら、その実体は我々ユーザーには見えづらいものだ。 ここではこの2つの語が指すものは何なのかを紐解き、どのような新しいことが、どのように可能となったのかを明確にした上で、さらにそれらのコンセプトにまで遡りより豊かな理解に至る経験をすることとしよう。 また、最近一般紙にも登場する「ビッグデータ」「データサイエンス」であるが、これによって一体何が変わるのか。そこに至るまでの長い歴史を概観し、通底する普遍的なアイデアに到達する。 |
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12 | 第12回 | 広告とEコマースにまつわる諸問題 | 電子商取引、広告業、電子決済とこれらに関連する事項について基本的理解をした後、さまざまな関連性を見出しながら、幅広く問題点を発見することにしたい。 | |
13 | 第13回 | 先進的な自動車と道路交通、物流 | 日本は世界に名だたる自動車立国であるが、ここにも変革の波が存在する。今回は高度道路交通システム(ITS)、自律運転、及びこれらについてのプロジェクト等に触れ、来るべき未来についてのシナリオを知ることとしよう。この回ではICT業界と自動車業界、2つの分野を結びつけて時事問題を理解するという点にも着目する。 また、日本は世界に冠たるインフラをもつ国である。物流の観点から幾つかの時事を読み解く。 |
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14 | 第14回 | 自然科学の進展 | しばしば混同される科学と技術ではあるが、ここでは応用的な技術ではなく、自然科学の最近の進展とその重要性について理解してゆく。 | |
15 | 第15回 | 最新時事・まとめ | 当授業計画に含まれない最新の時事から、重要と思われるものを取り上げる。 また、当授業のまとめを行う |