科目一覧へ戻る | 2023/07/20 現在 |
開講科目名 /Class |
文章読解Ⅴ/Reading Ⅴ |
---|---|
授業コード /Class Code |
A003781001 |
開講キャンパス /Campus |
有瀬 |
開講所属 /Course |
共通教育科目/ |
年度 /Year |
2023年度/Academic Year |
開講区分 /Semester |
後期/AUTUMN |
曜日・時限 /Day, Period |
火2(後期)/TUE2(AUT.) |
単位数 /Credits |
2.0 |
主担当教員 /Main Instructor |
木村 雅則/KIMURA MASANORI |
科目区分 /Course Group |
【共通教育科目】 〈リテラシー領域〉/*** GENERAL EDUCATION COURSE *** 〈LITERACY STUDIES〉 |
遠隔授業 /Remote lecture |
No |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
---|---|
木村 雅則/KIMURA MASANORI | 共通教育センター |
授業の方法 /Class Format |
対面授業(講義・演習) |
---|---|
授業の目的 /Class Purpose |
1.この授業は、全学(学部)DPで示される「共通教育等を通じて、広い教養を身につけ、豊かな人間性や社会性を涵養している」「専門分野に高い関心を持ち、専門領域の課題を考察し、解決するための知識や技能を身につけている」ことと深く関連するとともに、共通教育センターが目指す学生の到達目標のうち、「生涯にわたって自発的に学び続けていくことができる」に関する科目で、基礎思考分野に属しています。 2.この授業は、将来中学校及び高等学校の国語科教員を目指す学生を対象としたものです。国語科の教員免許を取得しない人、国語教育にかかわる職業に関心がない人は、受講しないでください。 3.教員採用試験の過去問題を実際に解き、その読解・分析を通して、国語に関する基礎学力を向上させるとともに、国語科教員としての自覚をより高めることを目指します。 4.本授業の担当者は、京都府立高等学校で32年間国語科教諭として勤務し、高等学校および国語科の実情を熟知した、実務経験を持つ教員です。その経験を生かし、より実践的な観点から教員採用試験問題を読解・分析していきます。 |
到 達 目 標 /Class Objectives |
・教員採用試験問題の演習・分析を通して、要求されている学力を知り、自分にとっての対策を考えることができる。 ・国語科教員にどのような国語力が求められているのかを理解することができる。 ・国語科教員として備えておくべき知識や態度を身に付けることができる。 |
授業のキーワード /Keywords |
教員採用試験 現古漢 学習指導要領 読解力 |
授業の進め方 /Method of Instruction |
・この授業は、対面授業です。 ・基本的には、毎回、教員採用試験の過去問をその場で解き、解説と分析を講義します。 ・必要があれば、文章を読解するための方策や、基本的知識の拡充についての講義も行います。 ・受講人数によりますが、授業と並行して個々の受講生が取り組む問題を指示し、その成果の提出を求める予定です。また、これも受講人数によりますが、できる限り個々の受講生のニーズに合わせて授業を進めたいと考えています。 ・詳しくは、第1回ガイダンス時に説明しますので、欠席しないようにしてください。 |
履修するにあたって /Instruction to Students |
★★この授業は、中学校及び高等学校の国語科教員を目指す人を対象とした授業ですので、国語科の教員免許を取得しない人や国語教育にかかわる職業や内容に興味・関心がない人は受講しないでください★★ ・第1回ガイダンスは必ず出席してください。欠席による不利益は自己責任とします。 ・授業には皆出席が基本です。また、受講態度については、国語科教員(塾・予備校講師を目指す人も含む)として相応しい態度を求めます。 ・授業の進め方にも関係しますので、受講者は各自の課題を明らかにして受講してください。 ・個別に指定する図書(過去問集や教員試験対策用問題集など)を1冊購入してもらう予定をしています。詳細は授業中に説明しますが、そのつもりをしておいてください。 ・教員採用試験は自治体ごとにかなり異なるので、受講時までに自分の志望を固めておく(または絞っておく)ことが望ましい状態です。これから決めるという場合も考えられますが、早く決めれば早く対策を取れることを知っておいてください。 |
授業時間外に必要な学修 /Expected Work outside of Class |
・授業と並行して、受講者個々に対して個別の課題を指示する予定です。授業の復習と併せて、その課題に取り組んでください。1日1時間程度が目途になると考えます。 ・自分の志望する自治体の教員採用試験の過去問を調査してください。詳細は授業で説明します。 ・国語という教科では、世の中のすべての事象が教材となりえます。どんな教材を作成できるか常に考え、国語科教員らしい思考法を身に付けてください。 ・上記以外にも、多くの本を読み、教員採用試験に向けて勉強し、教員としての自覚を養ってください。 |
提出課題など /Quiz,Report,etc |
・個々に指示した課題のほか、全体にレポート課題を課す予定です。 ・提出された課題は、原則としてすべて正解例とともに返却します(フィードバック)。それによって、必要に応じてよく復習し、本授業の到達目標に達する努力をしてください。 |
成績評価方法・基準 /Grading Method・Criteria |
★★この授業は、中学校及び高等学校の国語科教員を目指す人を対象とした授業ですので、国語科の教員免許を取得しない人や国語教育にかかわる職業や内容に興味・関心がない人は受講しないでください★★ ・授業には皆出席が基本ですが、大前提として、授業回数の3分の2以上の出席がある人だけを評価対象とします。 ・基本算出式=2回の授業時課題(中間・到達度)50%+それ以外の課題(レポートや個別のもの)25%+授業への参加態度(出欠遅刻などを含む)25%とします。ただし、上記3項目のうち1つでも著しく低い場合は、単位を認定しないことがあります。 |
テキスト /Required Texts |
授業での問題演習はプリントで対応します。ただし、前述したように、個別に指導する図書を購入してもらう予定ですので、その図書をテキストとして使用することがあります。 |
参考図書 /Reference Books |
受講人数によりますが、個別に指定する図書(過去問集や教員試験対策用問題集など)を1冊購入してもらう予定をしています。詳細は第1回ガイダンス時に説明します。 |
No. | 回 /Time |
主題と位置付け /Subjects and position in the whole class |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
---|---|---|---|---|
1 | 第1回 | ガイダンス | 本授業についてガイダンスします。欠席しないでください。 | |
2 | 第2回 | 教員試験過去問演習1 |
教員採用試験のうち、基本的な現代文の問題を演習・解説します。 | |
3 | 第3回 | 教員試験過去問演習2 |
教員採用試験のうち、基本的な古文の問題を演習・解説します。 | |
4 | 第4回 | 教員試験過去問演習3 |
教員採用試験のうち、基本的な漢文の問題を演習・解説します。 | |
5 | 第5回 | 教員試験過去問演習4 | 教員採用試験のうち、頻出する現代文の問題を演習・解説します。 | |
6 | 第6回 | 教員試験過去問演習5 |
教員採用試験のうち、頻出する古文の問題を演習・解説します。 | |
7 | 第7回 | 教員試験過去問演習6 |
教員採用試験のうち、頻出する漢文の問題を演習・解説します。 | |
8 | 第8回 | 中間試験に代わる課題 | これまで学習した内容を中心に、中間試験に代わる課題(現・古・漢)を出し、提出を求めます。 | |
9 | 第9回 | 教員試験過去問演習7 | 教員採用試験のうち、やや難度の高い現代文の問題を演習・解説します。 | |
10 | 第10回 | 教員試験過去問演習8 | 教員採用試験のうち、やや難度の高い古文の問題を演習・解説します。 | |
11 | 第11回 | 教員試験過去問演習9 | 教員採用試験のうち、やや難度の高い漢文の問題を演習・解説します。 | |
12 | 第12回 | 教員試験過去問演習10 |
教員採用試験のうち、特徴的な設問を持つ現代文の問題を演習・解説します。 | |
13 | 第13回 | 教員試験過去問演習11 | 教員採用試験のうち、特徴的な設問を持つ古文の問題を演習・解説します。 | |
14 | 第14回 | 教員試験過去問演習12 | 教員採用試験のうち、特徴的な設問を持つ漢文の問題を演習・解説します。 | |
15 | 第15回 | 到達度確認課題 | 本授業の内容がどの程度定着しているか、課題(現・古・漢)によって確認します。なお、この答案は返却しません。 |