基本情報/Basic Information

開講科目名 ／Class	文章読解Ⅳ／Reading Ⅳ
授業コード ／Class Code	A003771001
開講キャンパス ／Campus	有瀬
開講所属 ／Course	共通教育科目／
年度 ／Year	2023年度／Academic Year
開講区分 ／Semester	前期／SPRING
曜日・時限 ／Day, Period	木2(前期)／THU2(SPR.)
単位数 ／Credits	2.0
主担当教員 ／Main Instructor	大谷　通高／OOTANI MICHITAKA
科目区分 ／Course Group	【共通教育科目】　〈リテラシー領域〉／*** GENERAL EDUCATION COURSE *** 〈LITERACY STUDIES〉
遠隔授業 ／Remote lecture	No

担当教員情報/Instructor Information

教員名 ／Instructor	教員所属名 ／Affiliation
大谷　通高／OOTANI MICHITAKA	共通教育センター

授業の方法 ／Class Format	対面での講義
授業の目的 ／Class Purpose	この科目は、全学（学部）のＤＰに示す「自分の意見を口頭や文書によって表現し、相手の意見を理解することで、良好なコミュニケーションをとることができる」を達成するものであり、共通教育科目リテラシー科目群基礎思考分野に属しています。 　「文章表現Ⅰ・Ⅱ」「文章読解Ⅰ〜Ⅲ」で培った基本的な文章能力を具体的な評価の獲得につなげ、SPI３の言語領域（および一部公務員試験の国語・文章理解）の問題に対応できることを目的とします。また日常の場面を意識した文章読解に関するグループワークを行い、SPIの文章問題に正解することだけでなく、素材となる語彙や文章について理解を深め、豊かな言語生活を送るための基礎的な教養を身につけることを目指します。
到　達　目　標 ／Class Objectives	・就職試験で課されるレベルの語彙、慣用句、文法問題に一定の割合で正解できる。（知識） ・就職試験で課されるレベルの文章読解問題について、限られた時間で内容を正確に把握できる。（知識、技能）　 ・日常の活動における文章読解能力が向上する。
授業のキーワード ／Keywords	SPI３（言語）、日常の活動、文章読解、グループワーク
授業の進め方 ／Method of Instruction	・以下二つの取り組みを基本とします。 　　　〇ポイント解説を聞く（あるいは読む）、問題に取り組む＋解答を確認する 　　　〇日常の場面を意識した文章読解に取り組む ・遅刻・早退は３回で欠席１回とみなします。 ・毎回のテーマに関係する何らかの課題を毎回提出してもらいます。 ・課題に積極的に取り組むこと。
履修するにあたって ／Instruction to Students	・環境・進度によって、授業計画が前後・変更する場合があります。 ・基本的な連絡は、教員アドレスでのメールで行います。 　※教員アドレス（大谷アドレス）　 　　ohtani38@ge.kobegakuin.ac.jp
授業時間外に必要な学修 ／Expected Work outside of Class	就職試験で課される問題は範囲が非常に広いため、毎日の積み重ねが必須です。頻出とされる問題は復習が必要ですし、反復練習が結果に結びつきやすいので、授業で与えられる課題以外にも自分で問題集などに取り組むことが必要です。時事的な話題についての文章はもちろん、長文読解問題は、思想や文化がテーマになった文章が使用されることも多いので、幅広い分野の文章（とくに書籍）を毎日少しずつでも読むことを強く推奨します（目安として合計１～２時間程度）。
提出課題など ／Quiz,Report,etc	・下記の到達目標に関する教科書の内容（練習問題など）に準じて毎回授業内での提出課題を課します。 　　〇就職試験で課されるレベルの語彙、慣用句、文法問題に一定の割合で正解できる。（知識） 　　〇就職試験で課されるレベルの文章読解問題について、限られた時間で内容を正確に把握できる。（知識、技能）　 　　〇日常の活動における文章読解能力が向上する。　 ・グループワークとプレゼン等、授業内での活動への協調性、積極的な参加を求めます。 　　〇考えていることを、的確な表現で読み手に伝えることができる。
成績評価方法・基準 ／Grading Method・Criteria	毎回の課題提出（態度・習慣）の累計45％、中間試験（知識・技能）15％、最終試験（知識・技能）40％で評価します。試験はどちらも受験することを必須とします。
テキスト ／Required Texts	使用しません。
参考図書 ／Reference Books	授業中に適宜紹介します。

No.	回 ／Time	主題と位置付け ／Subjects and position in the whole class	学習方法と内容 ／Methods and contents	備考 ／Notes
1	第1回	イントロダクション	SPIや公務員試験の例題を解いて必要な知識や読解力は何かを把握する。 文章読解にかかるグループワークを行うことで、文章読解の多義性を実感する。
2	第2回	同意語・反意語 「作品系読解」のワーク	同意語・反意語の特徴を学び、練習問題を解く。 流行歌の歌詞の読解に関するグループワークを行う。
3	第3回	二語関係 「相談系読解」のワーク	語と語との関係の特徴を学び、練習問題を解く。 相談文を読んで、自身の立場を踏まえた文章読解に関するグループワークを行う。
4	第4回	語句の意味 「学術系読解」のワーク	日本語の語彙の特徴を学び、練習問題を解く。 学術エッセイや文学作品などの読み解きに関するワークを行う。
5	第5回	複数の意味 「作品系読解」のワーク	日本語の文法の特徴を概観し理解を深めた上で練習問題を解く。 流行歌の歌詞の読解に関するグループワークを行う。
6	第6回	空所補充・文章整序 「相談系読解」のワーク	短文の文章構成を概観し理解を深めた上で練習問題を解く 相談文を読んで、自身の立場を踏まえた文章読解に関するグループワークを行う。
7	第7回	中間試験	これまでの内容を振り返り、確認のための試験を行う。
8	第8回	日本語の文法 「学術系読解」のワーク	日本語文法の特徴を概観し理解を深めた上で練習問題を解く。 学術エッセイや文学作品などの読み解きに関するワークを行う。
9	第9回	語彙・敬語 文章読解に関するワーク	語彙にかんする基本的な概念および敬語の原則を理解したうえで練習問題を解く。　 「作品系」「相談系」「学術系」を混ぜた読解のワークを行う。
10	第10回	漢字・言葉の用法 文章読解に関するワーク	間違いやすい漢字や表現について確認し、練習問題を解く。 「作品系」「相談系」「学術系」を混ぜた読解のワークを行う。
11	第11回	慣用表現 文章読解に関するワーク	間違いやすい慣用表現や四字熟語について確認し、練習問題を解く。 「作品系」「相談系」「学術系」を混ぜた読解のワークを行う。
12	第12回	ことわざ・故事成語 文章読解に関するワーク	一般的なことわざや故事成語について確認し、練習問題を解く。 「作品系」「相談系」「学術系」を混ぜた読解のワークを行う。
13	第13回	文章理解 文章読解に関するワーク	限られた時間で文章の内容を把握するための練習をする。 「作品系」「相談系」「学術系」を混ぜた読解のワークを行う。
14	第14回	達成度の確認	全体を復習し、達成度を確認する試験を行う。
15	第15回	全体のまとめ	全体を振り返り、それぞれの課題を明らかにする。