科目一覧へ戻る | 2023/07/20 現在 |
開講科目名 /Class |
文章読解Ⅲ/Reading Ⅲ |
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授業コード /Class Code |
A003761501 |
開講キャンパス /Campus |
ポートアイランド |
開講所属 /Course |
共通教育科目/ |
年度 /Year |
2023年度/Academic Year |
開講区分 /Semester |
後期/AUTUMN |
曜日・時限 /Day, Period |
月1(後期)/MON1(AUT.) |
単位数 /Credits |
2.0 |
主担当教員 /Main Instructor |
乾 乃璃子/INUI NORIKO |
科目区分 /Course Group |
【共通教育科目】 〈リテラシー領域〉/*** GENERAL EDUCATION COURSE *** 〈LITERACY STUDIES〉 |
遠隔授業 /Remote lecture |
No |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
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乾 乃璃子/INUI NORIKO | 共通教育センター |
授業の方法 /Class Format |
対面授業(講義、演習) |
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授業の目的 /Class Purpose |
この科目は、全学(学部)のDPに示す「自分の意見を口頭や文書によって表現し、相手の意見を理解することで、良好なコミュニケーションをとることができる」を達成するものであり、共通教育科目リテラシー科目群基礎思考分野に属しています。 この授業では、複数人で文章を読むことで、文章の全体像を客観的に捉えることができるようになることを目的とします。そして、読解に必要な文章構成を把握する能力や筆者の主張を正しく理解できる能力を培うことを目的とします。 なお、この授業は「文章読解Ⅱ」の次の段階と捉え、これまでよりも少し長い文章を正確に読めるようになることも目指します。 |
到 達 目 標 /Class Objectives |
漢字、語彙、文法などの読解するうえで必要な力を身につける。(知識) ・各段落の役割および文章の構成を把握することができる。(知識・技能) ・文章における事実と意見を区別し、筆者の主張を把握することができる。(技能) ・これまでより長い文章を正確に読むことができる。(技能) ・仲間と協働で読むことを通じ、自身の読みを深めることができる。(態度・習慣) |
授業のキーワード /Keywords |
文章構成 接続表現 事実と意見 主張 要旨把握 グループワーク あらまし読み 精読 |
授業の進め方 /Method of Instruction |
この授業は対面授業で、グループワークを中心に行う。グループは固定せず、毎回変更する。まず、「あらまし読み」というグループワークによって、複数人で本の全体像を把握するとともに、自身の着眼点を確認する。次に、「文章読解Ⅰ・Ⅱ」で学んだことを確認する。最後に、グループで文章の構成や事実と意見の区別についてディスカッションしながら、文章の論旨を丁寧に確認する。この工程を2度繰り返す。 |
履修するにあたって /Instruction to Students |
・単位認定には、3分の2以上の出席と、中間課題および期末課題両方の提出が必要である。 ・わからない語句は、適宜辞書(電子辞書)を用いて調べること。 ・グループワークなので、円滑に授業が進むように工夫すること。積極性として評価に含まれる。 ・学習環境に工夫が必要である場合、すぐに遠慮なく相談すること。 ・進度などの状況によって内容が変更される場合があるため、指示をよく聴くこと。 |
授業時間外に必要な学修 /Expected Work outside of Class |
この授業で重要なのは、復習です。事後学習として、授業で取り上げた書籍の関心のある章は積極的に読み、キーワードや文章構成、主張をメモしながら読むこと。また、自身がわからなかった漢字や語彙については、必ず復習すること。全体で1時間程度の復習が望ましい。 |
提出課題など /Quiz,Report,etc |
ほぼ毎回、提出課題を課す。提出課題は、授業中に配布するワークシート、またはコメントシートなので、積極的に記入すること。適宜、返却します。 |
成績評価方法・基準 /Grading Method・Criteria |
評価は、参加度(授業内提出課題・積極性)30%、中間課題30%、期末課題40%による。また、中間課題および期末課題の形式(テスト/レポート)については、目標到達度によって決定する。それぞれの評価基準は、「到達目標」に従う。 |
テキスト /Required Texts |
毎回プリントを配布する。 |
参考図書 /Reference Books |
授業中に紹介する。 |
No. | 回 /Time |
主題と位置付け /Subjects and position in the whole class |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
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1 | 第1回 | ガイダンス | 授業内容や進め方、評価方法について説明する。また、現時点での文章読解に対する意識調査およびアイスブレイクを行う。 | |
2 | 第2回 | 協働読解(1) | 「あらまし読み」という手法をとおして、人と一緒に文章を読み、その全体像を把握する。 | |
3 | 第3回 | 協働読解(2) | 「あらまし読み」という手法をとおして、人と一緒に文章を読み、その全体像を把握する。 | |
4 | 第4回 | 協働読解の振り返り | 文章に対して、協働読解で把握できるようになったこと、不足していることを確認する。 | |
5 | 第5回 | 読解の基本事項の確認 | 指示表現や接続表現の用法、文章構成の分析ポイントを確認する。 | |
6 | 第6回 | 文章読解(1) | 協働読解で使用した文章の指示表現や接続表現を確認し、文脈を把握する。 | |
7 | 第7回 | 文章読解(2) | 協働読解で使用した文章の各段落を確認し、文章構成を把握する。 | |
8 | 第8回 | これまでのまとめと確認 | 前半に学んだ内容を振り返り、中間課題の内容を確認する。 | |
9 | 第9回 | 協働読解(3) | 「あらまし読み」という手法をとおして、人と一緒に文章を読み、その全体像を把握する。 | |
10 | 第10回 | 文章読解(3) | 協働読解で使用した文章の指示表現や接続表現を確認し、文脈を把握する。また、各段落を確認して文章構成を把握する。 | |
11 | 第11回 | 文章読解(4) | 協働読解で使用した文章について、事実と意見を区別する。また筆者の主張を把握する。 | |
12 | 第12回 | 読解演習(1) | 与えられた人文系の文章(入門レベル)を読み、その構成や要旨を把握する。 | |
13 | 第13回 | 読解演習(2) | 与えられた人文系の文章(入門レベル)を読み、その構成や要旨を把握する。 | |
14 | 第14回 | 読解演習(3) | 与えられた人文系の文章(やや専門的なもの)を読み、その構成や要旨を把握する。 | |
15 | 第15回 | 全体のまとめと確認 | これまでに学んだ内容を振り返り、自身の文章読解における着眼点の変化およびその能力を確認する。 |