科目一覧へ戻る | 2023/07/20 現在 |
開講科目名 /Class |
文章表現Ⅱ 【(セ)[人文]】/Writing Technique Ⅱ |
---|---|
授業コード /Class Code |
A000603021 |
開講キャンパス /Campus |
有瀬 |
開講所属 /Course |
共通教育科目/ |
年度 /Year |
2023年度/Academic Year |
開講区分 /Semester |
後期/AUTUMN |
曜日・時限 /Day, Period |
月5(後期)/MON5(AUT.) |
単位数 /Credits |
2.0 |
主担当教員 /Main Instructor |
米澤 優/YONEZAWA YU |
科目区分 /Course Group |
【共通教育科目】 〈リテラシー領域〉/*** GENERAL EDUCATION COURSE *** 〈LITERACY STUDIES〉 |
遠隔授業 /Remote lecture |
No |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
---|---|
米澤 優/YONEZAWA YU | 人文学部/Humanities and Sciences |
授業の方法 /Class Format |
講義と演習 |
---|---|
授業の目的 /Class Purpose |
この科目は、全学(学部)のDPに示す「自分の意見を口頭や文書によって表現し、相手の意見を理解することで、良好なコミュニケーションをとることができる」の達成に特に欠かせないものであり、共通教育科目リテラシー科目群基礎思考分野に属しています。大学におけるレポートや卒業論文の文章表現(アカデミック・ライティング)、および就職活動に直結する文章表現の知識を身につけ、その技術を習得することを目標とします。 実践的なトレーニングによって、論理的で効果的な文章構成の方法などを学び、実用的な文章表現能力を身につけます。実践の成果として、一定の水準を満たしたレポートを1本書き上げることを必須とします。その過程で、自分の文章を読み返し、推敲する力も養います。併せて「文章表現Ⅰ」で学んだことをさらに広く応用できるようになることも目指します。 |
到 達 目 標 /Class Objectives |
・アカデミック・ライティングを身につけ、形式の整ったレポートが書ける。(知識、技能) ・文章を見直すときのポイントがわかり、推敲することができる。(技能) ・グループワークや相互評価を通じ、他者の意見を聞くことで自分の考えや文章を改善することができる。(技能) |
授業のキーワード /Keywords |
アカデミック・ライティング レポート グループワーク |
授業の進め方 /Method of Instruction |
可能な範囲で、グループでの作業を取り入れます。グループで作業することにより、文章を書くときの読み手に配慮する意識を高めます。 |
履修するにあたって /Instruction to Students |
・グループワークをはじめ授業中の課題に積極的に参加すること。 ・一定水準のレポート提出が単位認定の必須条件です。 ・授業担当者、進度等によって、授業計画の内容が前後することがあります。 ・遅刻、早退は3回で欠席1回とみなします。 |
授業時間外に必要な学修 /Expected Work outside of Class |
レポートを執筆するためには、題材となっていることについて文献や資料を探し、知識を増やすことが必要不可欠です。また事実を解釈するためには幅広い知識が必要です。インターネットで情報を検索するだけでなく、図書館で関連する文献を探して読むことを強く推奨します。一定の水準のレポートを書くために、情報収集、要約、解釈などをまとめる作業が必要です(目安として授業前後に1時間)。 |
提出課題など /Quiz,Report,etc |
・5回から8回程度課題を出します(レポート提出2回を含む)。 ・最終提出レポートを除き、提出物は内容をチェックして返却し、場合によっては再提出を求めます。 |
成績評価方法・基準 /Grading Method・Criteria |
授業での作業の取り組みや課題60%、レポート(2回)40%。レポート提出(2回)は必須とします。定期試験は実施しません。 ※それぞれに対する評価の基準は「到達目標」に従います。 |
テキスト /Required Texts |
『グループワークで日本語表現力アップ』(2016)野田春美他、ひつじ書房 |
参考図書 /Reference Books |
浜田麻里他著『大学生と留学生のための論文ワークブック』くろしお出版2,700円 その他、必要に応じて紹介します。 |
No. | 回 /Time |
主題と位置付け /Subjects and position in the whole class |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
---|---|---|---|---|
1 | 第1回 | イントロダクション | 「文章表現Ⅰ」を振り返る。 | |
2 | 第2回 | レポートとは何かを知る(1) | 事実と意見の区別を学ぶ。 | |
3 | 第3回 | レポートとは何かを知る(2) | レポートの基本的な構成を学ぶ。 | |
4 | 第4回 | レポートのテーマ | レポートのテーマを決める際の注意事項を学ぶ。 | |
5 | 第5回 | レポートを書くための資料 | 資料を探すときの注意事項を学ぶ。 | |
6 | 第6回 | 論拠を示す(1) | 説得力のある論拠とは何かを学ぶ。 | |
7 | 第7回 | 論拠を示す(2) | データを解釈する練習をする。 | |
8 | 第8回 | 文献から引用する(1) | 基本的な引用のルールを学ぶ。 | |
9 | 第9回 | 文献から引用する(2) | 文章を解釈する練習をする。 | |
10 | 第10回 | アンケート調査をする | アンケート調査を行う際の基本的な注意事項を学ぶ。 | |
11 | 第11回 | 図表を利用する | レポートで図表を使用する際のルールを学ぶ。 | |
12 | 第12回 | プレゼンテーションで内容を見直す | レポートの内容をプレゼンテーションする。 | |
13 | 第13回 | レポートを仕上げる | 推敲などでレポートを仕上げる。 | |
14 | 第14回 | レポート執筆のまとめ | レポート執筆作業を振り返る。 | |
15 | 第15回 | 自分を表現する | 就職活動に役立つ自己PRを学ぶ。 |