科目一覧へ戻る | 2023/07/20 現在 |
開講科目名 /Class |
現代の国際関係/Modern International Relations |
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授業コード /Class Code |
A000352501 |
開講キャンパス /Campus |
ポートアイランド |
開講所属 /Course |
共通教育科目/ |
年度 /Year |
2023年度/Academic Year |
開講区分 /Semester |
前期/SPRING |
曜日・時限 /Day, Period |
月3(前期)/MON3(SPR.) |
単位数 /Credits |
2.0 |
主担当教員 /Main Instructor |
清水 亮/SHIMIZU RYOU |
科目区分 /Course Group |
【共通教育科目】 〈リベラルアーツ領域〉/*** GENERAL EDUCATION COURSE *** 〈LIBERAL ARTS〉 |
遠隔授業 /Remote lecture |
No |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
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清水 亮/SHIMIZU RYOU | 共通教育センター |
授業の方法 /Class Format |
講義 演習 |
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授業の目的 /Class Purpose |
国際関係の主要な見方、理論、観点について、国際関係のあゆみや重要な事象とともに学ぶ。国際関係の変容に伴う、アクター(行為主体)やパワー(国力)の考え方の変遷を知り、、国際関係の仕組みやプロセス、国際関係の課題について理解し、これからの国際関係と日本の関わり方、地球市民としての世界との関わり方について考えることができるようになることを目的とする。 神戸学院大学のDP(ディプロマポリシー)つまり皆さんが卒業時に「何ができるようになるか」との関連では、(知識・技能)では、専門領域の課題を考察するのに必要な知識を身につけられるようになることを目的とします。(思考力・判断力・表現力等の能力)では、身につけた広い教養をもとに、さまざまな問題を発見し、解決のための方策を導くことができること、そしてグループディスカッション、グループプレゼンテーションを通じて、自分の意見を表現するだけでなく、相手の意見を理解し、コミュニケーションの中で、より包括的で優れている解決の方策を考えられるようになること目的とします。(主体性を持って多様な人々と共同して学ぶ態度)では、獲得した知識や技能を活用し、国内外において、価値観や意見の異なる人々と議論でき、学びを深め、よりよい地球市民社会を創るのに役立つの態度を育成、修得できることを目的とします。 |
到 達 目 標 /Class Objectives |
1. 国際関係論がどのように誕生し、国際関係のあゆみと国際関係論がどのように展開してきたか説明できる。 2. 国際関係の見方の枠組みとなっている国際関係のイメージや国際関係論の理論について、例を挙げて説明できる。 3. 国際関係のさまざまな事象の中で、国際関係のアクターと国際関係の制度とプロセスが、どのように相互に作用してきたか、具体的な例を挙げ系統立てて示すことできる。 4. 国際関係のニュースに関心を持ち、日本が国際社会の将来のためにどんな貢献ができるか自分の考えを説明し、ディスカッションができる。 |
授業のキーワード /Keywords |
リアリズム、リベラリズム、安全保障、国際経済関係、地球環境、人権 |
授業の進め方 /Method of Instruction |
・ 2回から12回までの授業は、講義、ワークシート、シャトルカードの記入の流れで 進めます。 ・ 13回、14回、15回は、授業で取り上げたテーマについて、グループで興味を持ったテーマを選び、 内容を掘り下げ、パワーポイントを作成し、クラス全体の前でプレゼンテーションを します。 |
履修するにあたって /Instruction to Students |
・ テレビ、ラジオ、Webでのいずれかで、1日1回はニュースに触れる習慣を 身につけてください。 ・ 授業内・外でしっかりサポートしますが、頑張るみなさんを歓迎します。 ・ 学びに真剣な人の迷惑になる、遅刻、授業中の私語は、厳禁です。 ・ スマホ、タブレット、携帯は、カバンにしまってください。 ・ 使用発見の場合は、イエローカードを出します。 |
授業時間外に必要な学修 /Expected Work outside of Class |
授業中のワークシート記入に備えて、あらかじめ毎週テキストの該当の章をしっかり読んでくること。(60分程度) 授業後、テキストとノートを基に、授業の内容を振り返り、ワークシートの問題に適切に 解答できたか再確認すること。(60分程度) 毎週、予習と復習を積み重ねると、どのテーマで、最後のグループ・プレゼンテーションをするか考える際に役立ちます。 |
提出課題など /Quiz,Report,etc |
シャトルカード(みなさんと私のコミュニケーションカード) 毎回 ワークシート 2回から12回授業中に記入 ワークシートは、記入・提出してもらった翌週の授業で、どこがポイントだったのかについて説明しますので、参考にしてください。大変よくわかっていて自分の考えも反映している5点、わかっている4点、どちらかというとわかっている3点、どちらというとわかっていない2点、わかっていない1点で採点します パワーポイントのファイル 14回、15回グループの発表後にメール添付で提出 |
成績評価方法・基準 /Grading Method・Criteria |
シャトルカード(1x15=15%) ワークシート(5x11=55%) グループプレゼンテーション(30%) 出席、ワークシート、シャトルカードの提出、グループによるプレゼンテーションが単位取得の最低要件です |
テキスト /Required Texts |
山田高敬・大矢根 聡編 『グローバル社会の国際関係論 [新版]』 有斐閣 2011年 |
参考図書 /Reference Books |
村田晃嗣、君塚直隆、石川 卓、栗栖薫子、秋山信将 『国際政治学をつかむ [新版]』 有斐閣 2015年 中西 寛、岩田 淳、田所昌幸 『国際政治学』 有斐閣 2013年 |
No. | 回 /Time |
主題と位置付け /Subjects and position in the whole class |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
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1 | 第1回 | イントロダクション: 国際関係論とは どんな学問か? |
授業の目的と到達目標、授業の進め方、 授業でカバーするテーマ、評価基準、 最終回のグループプレゼンテーションについて説明します。 国際関係論とはどんな学問か? 「平和」とは、どんな状態?:日本は「平和」?世界は「平和」?か考えます。 |
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2 | 第2回 | 世界を分析する 四つの見方 |
国際社会の基本的な性格と世界を分析する四つの見方について学びます。 テキスト 序章 「世界を分析する四つの見方」 |
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3 | 第3回 | 国際関係の見方: リアリズム |
国際関係の見方の中で、主要な見方の1つであるリアリズムについて学びます。 テキスト 第1章 「リアリズム」 |
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4 | 第4回 | 国際関係の見方: リベラリズム |
国際関係の見方の中で、主要な見方の1つであるリベラリズムについて学びます。 テキスト 第2章 「リベラリズム」 | |
5 | 第5回 | 国際社会のすがた: 安全保障 |
国際関係における安全保障の歴史的展開について学びます。 テキスト 第3章 「安全保障」 |
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6 | 第6回 | 国際社会のすがた: 安全保障 |
国際関係の安全保障の事例を考えます。 テキスト 第3章 「安全保障」 | |
7 | 第7回 | 国際社会のすがた: 国際経済関係 |
国際関係における国際経済関係の歴史的展開について学びます。 テキスト 第4章 「国際経済関係」 |
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8 | 第8回 | 国際社会のすがた: 国際経済関係 |
国際経済関係の事例を考えます。 テキスト 第4章 「国際経済関係」 |
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9 | 第9回 | 国際社会のすがた: 地球環境 |
国際関係における地球環境の歴史的展開について学びます。 テキスト 第5章 「地球環境」 |
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10 | 第10回 | 国際社会のすがた: 地球環境 人権 |
国際社会における地球環境の事例を考え、人権の歴史的展開について学びます。 テキスト 第5章 「地球環境」 第6章 「人権」 |
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11 | 第11回 | 国際社会のすがた: 人権 |
人権の歴史的展開について学び、人権の事例を考えます。 テキスト 第6章 「人権」 |
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12 | 第12回 | 世界の行方と 理論的な見方 |
世界の行方と四つの見方、国際関係の方向性、国際関係の基本的構造の変化、理論的な見方の運用の観点から、これからの世界のゆくえについて考えます。 テキスト 終章 「世界のゆくえと理論的な見方」 |
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13 | 第13回 | グループ・ プレゼンテーション・ プリパレ—ション |
授業で取り上げたテーマについて、 グループで興味を持ったテーマを選び、 内容を掘り下げ、パワーポイントを 作成し、プレゼンテーションを してもらいます。 |