科目一覧へ戻る | 2023/07/20 現在 |
開講科目名 /Class |
現代の社会/Modern Society |
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授業コード /Class Code |
A000282502 |
開講キャンパス /Campus |
ポートアイランド |
開講所属 /Course |
共通教育科目/ |
年度 /Year |
2023年度/Academic Year |
開講区分 /Semester |
後期/AUTUMN |
曜日・時限 /Day, Period |
火2(後期)/TUE2(AUT.) |
単位数 /Credits |
2.0 |
主担当教員 /Main Instructor |
高梨 薫/TAKANASHI KAORU |
科目区分 /Course Group |
【共通教育科目】 〈リベラルアーツ領域〉/*** GENERAL EDUCATION COURSE *** 〈LIBERAL ARTS〉 |
遠隔授業 /Remote lecture |
No |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
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高梨 薫/TAKANASHI KAORU | 共通教育センター |
授業の方法 /Class Format |
「講義」 |
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授業の目的 /Class Purpose |
この授業は ” 現代のわれわれの日々の生活(社会)” をみていくのに、経験や生活感覚だけに頼るのではなく、統計を活用することでよりよく理解できること、日常の社会現象は科学的な方法によって分析でき、考察を加えることが可能になることを紹介する。そのため ”統計の基礎" と ”統計ソフトSPSSの基本操作” を学習する。 |
到 達 目 標 /Class Objectives |
1教養としての幅広い知識を習得し、問題解決の基礎とする。 現代社会における、いくつかの分野の社会的制度や施策を政府刊行物の統計(表やグラフ)を活用して俯瞰し、統計データのもつ意味、応用(分析)の可能性について理解することを目的とする。 2習得した知識や技術を役立てる。人(社会)を対象とした統計データには様々な情報が含まれるが、個人情報についてはそれを保護するため倫理的な側面について理解しておくことが必須である。それにより倫理的な側面からの情報リテラシーの向上をめざす。 |
授業のキーワード /Keywords |
調査でみる現代の社会 データ分析のための統計(記述統計と推測統計)の基礎とSPSS |
授業の進め方 /Method of Instruction |
調査によって得られた統計データから、社会をよりよく理解できることを学ぶ。 授業は情報処理実習室にてパソコンを操作し、実際に統計ソフト(SPSS)を使った分析を体験していただきます。 資料を配布(dotCampusなどオンラインで配布)して講義形式ですすめる。(より理解を深めたいひとは参考図書も活用してほしい。) |
履修するにあたって /Instruction to Students |
授業は講義が主となりますが、情報処理実習室を使用するため人数制限(抽選)があります。 パソコンを操作し、実際に統計ソフト(SPSS)を使い初歩的な分析を数回体験していただきます。講義形式ですがパソコンを操作していただきますので、教室は情報処理実習室で行うことになります。 |
授業時間外に必要な学修 /Expected Work outside of Class |
各授業において、講義ノートの作成に60分程度の時間を想定しています。 |
提出課題など /Quiz,Report,etc |
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成績評価方法・基準 /Grading Method・Criteria |
授業時間内不定期の小レポート(70%)と 複数の課題、提出物(30%)で評価する。 |
テキスト /Required Texts |
概ね各回、資料を配布します。資料はファイルして授業の際、いつでも振り返りができるようにしておいて下さい。 |
参考図書 /Reference Books |
厚生統計テキストブック 財団法人厚生統計協会 |
No. | 回 /Time |
主題と位置付け /Subjects and position in the whole class |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
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1 | 第1回 | 社会科学の方法1 | 社会をみていくのに数学は必要ないか? 社会的な事柄(社会現象、経済成長や出生率)を統計でみていくための方法、基礎知識.。 |
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2 | 第2回 | 社会科学の方法2 | 統計データという情報について 世界、日本、地域を表やグラフ(数値)でみる。人口、出生率、経済成長、男女共同参画 etc. |
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3 | 第3回 | 統計データで捉えた社会1 | 統計データと現代社会 わが国の人口の推移、年少人口・老年人口・生産年齢人口、従属人口指数 | |
4 | 第4回 | 統計データで捉えた社会2 | 統計データと現代社会(続き) グローバリゼーションと日本 日本の将来ビジョンをデータからみる。 |
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5 | 第5回 | 統計データで捉えた社会3 | コロナ(パンデミック)と自殺 自殺者数と自殺死亡率の推移、日本の自殺対策(自殺対策基本法)について |
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6 | 第6回 | 社会現象を統計でみる方法について1 |
ヒストグラム、正規分布、平均値から分散、標準偏差、みなさん自身でパソコンを操作してもらい、統計ソフトSPSSを使用して学習する予定です。 |
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7 | 第7回 | 社会現象を統計でみる方法について2 |
変数(variable、value)と尺度水準(量的変数、質的変数) みなさん自身でパソコンを操作してもらい、統計ソフトSPSSを使用して学習する予定です。 |
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8 | 第8回 | 社会現象を分析する1 |
データの収集(社会調査) サンプリングと標本の代表性 |
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9 | 第9回 | 社会現象を分析する2 |
データの収集(社会調査) 質問紙と調査の倫理 |
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10 | 第10回 | 社会現象を分析する3 |
推測統計について 検定、危険率(有意差) みなさん自身でパソコンを操作してもらい、統計ソフトSPSSを使用して学習する予定です。 |
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11 | 第11回 | 社会現象の分析例1 |
ソーシャルサポート(社会的支援)とメンタルヘルス(精神保健) みなさん自身でパソコンを操作してもらい、統計ソフトSPSSを使用して学習する予定です。 |
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12 | 第12回 | 社会現象の分析例2 |
ソーシャルサポート(社会的支援)と自殺防止(自殺対策) |
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13 | 第13回 | 社会現象の分析例3 |
ソーシャル・キャピタル(社会資本)とメンタルヘルス(精神保健) |
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14 | 第14回 | 社会科学における実証研究 |
社会を研究対象とする実証研究について紹介し、調査等による統計データがなくてはならないものであること、またデータを扱う際の倫理について説明する。 |
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15 | 第15回 | 社会生活における統計データの活用 |
われわれの日々の生活において、統計データに基づかない行動は考えられなくなりつつある。われわれに生活(社会)にとっての統計データの意味とは。 |