科目一覧へ戻る | 2023/07/20 現在 |
開講科目名 /Class |
欧米の社会と文化Ⅰ/Western Culture and Society Ⅰ |
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授業コード /Class Code |
A000242001 |
開講キャンパス /Campus |
有瀬 |
開講所属 /Course |
共通教育科目/ |
年度 /Year |
2023年度/Academic Year |
開講区分 /Semester |
後期/AUTUMN |
曜日・時限 /Day, Period |
火5(後期)/TUE5(AUT.) |
単位数 /Credits |
2.0 |
主担当教員 /Main Instructor |
永井 隆則/NAGAI TAKANORI |
科目区分 /Course Group |
【共通教育科目】 〈リベラルアーツ領域〉/*** GENERAL EDUCATION COURSE *** 〈LIBERAL ARTS〉 |
遠隔授業 /Remote lecture |
No |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
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永井 隆則/NAGAI TAKANORI | 人文学部/Humanities and Sciences |
授業の方法 /Class Format |
対面授業(講義)を基本とするが、期間中、数回、遠隔授業(オンデマンド授業)を実施する。適宜、講義に続いて関連ビデオを鑑賞する。 |
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授業の目的 /Class Purpose |
人文学部共通教育科目のうち、リベラルアーツ科目群の人文科学分野に属する本科目は、全学DPに掲げられる「広い教養を身につけ、豊かな人間性や社会性を涵養」すること、「自分の意見を口頭や文書によって表現」することを目的に、主にヨーロッパと近代日本における美と芸術についての思想を理解することによって、芸術作品をより身近に、より深く、より豊かに享受する感性を養うことを目指す。 |
到 達 目 標 /Class Objectives |
13の切り口から美術作品を分析する講義を聞くことで、美術作品に慣れ親しみ理解する入門的な入り口を身につけることができるようになる。 |
授業のキーワード /Keywords |
芸術、科学、肉体、宗教、神話、現実、政治、都市改造、ジェンダー、病、ユートピア、素朴主義、近代の芸術家像、造型、パリ |
授業の進め方 /Method of Instruction |
1.パワーポイントでスライド(講義内容の要点と美術作品の画像)を見て頂きながら、対面で実施する。休講の場合は、オンデマンドで実施する。 2.授業終了前10分間で、毎回、授業内容の要約を作成し提出して頂く。 3.中間小テストと最終小テストを実施し授業内容に対する理解度を評価する。 |
履修するにあたって /Instruction to Students |
美術史に関する他の科目を受講済みだったり受講予定であることが望ましいが、基本的には絵画、彫刻、建築、写真、デザイン等の造形物の鑑賞に興味のある方の受講を勧めます。 |
授業時間外に必要な学修 /Expected Work outside of Class |
特になし |
提出課題など /Quiz,Report,etc |
中間小テストと最終小テストに回答する。教員がコメントを返します。 |
成績評価方法・基準 /Grading Method・Criteria |
・中間小テスト50%と最終小テスト50%(設問を適切に把握した上で論理的に文章を記述しながら自分自身の見解が述べられているかどうかを評価)で総合的に評価する。 授業に2/3以上出席していない場合は、試験を受ける権利(=成績を評価してもらう権利)を失う.。 |
テキスト /Required Texts |
特になし |
参考図書 /Reference Books |
特になし |
No. | 回 /Time |
主題と位置付け /Subjects and position in the whole class |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
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1 | 第1回 | 芸術と科学 | レオナルド・ダ・ヴィンチ、新印象派など、芸術がしばしば科学と親密な関係をもってきた事実を理解する。 まず芸術作品を自由に味わうだけでなく、様々な観点からアプローチすることで、作品の見え方がいかに変わるかを体験する。評価方法も説明する。 |
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2 | 第2回 | 芸術と肉体 | 西洋美術史の中で何故、肉体が頻繫に表象されて来たのか、また、どのように表象されてきたかを理解する。 | |
3 | 第3回 | 芸術と現実 | 芸術において「現実」とは何を意味するのかを理解する。 | |
4 | 第4回 | 都市改造と美術 | 19半ば以降、進められた都市改造が美術に及ぼした作用に対して理解する。 | |
5 | 第5回 | 芸術と政治 | 芸術がしばしば政治と密接に絡み合ってきた事実を理解する。 | |
6 | 第6回 | 美術と戦争 | 美術は非日常的な美しい世界だと思いがちだが、実はしばしば戦争と深く関わってき た事実を理解する。 |
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7 | 第7回 | 中間小テストとアンケート | 第1回から6回までの授業内容の理解度をはかるテストに回答する。併せて、これま で本科目を受講してみて感じたこと、継続して欲しい事、改善して欲しいことなどアン ケートで回答する。 |
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8 | 第8回 | ジェンダー(性差) | 芸術において「ジェンダー」はどのように表象されてきたかを理解する。 | |
9 | 第9回 | 近代の芸術家像 | 芸術家像は時代や社会とともに多様に変化すること、芸術に全生涯を捧げたファン・ゴッホやモディリアーニなどに典型的な近代の芸術家像が歴史的に見て特殊な社会的産物であったことを理解する。 | |
10 | 第10回 | 芸術とユートピア | ユートピア(どでもない場所、いつかは特定できない時間)の思考が芸術創造において果たしてきた積極的な役割を理解する。 | |
11 | 第11回 | 芸術と素朴主義 | アフリカ、オセアニア、アジアなど非ヨーロッパ世界の芸術、ヨーロッパ世界から見れば「素朴」な芸術が近代の西洋美術に及ぼしたインパクトを理解する。 | |
12 | 第12回 | 造型 | ギリシャ美術以来の「写実」という美術論に代わって、19世紀後半の画家、セザンヌ 以降、探求された「造型」とは何であったかを理解する。 |
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13 | 第13回 | 芸術と病 | 「病」は必ずしも否定的な状態ではなく、しばしば芸術活動の源泉となってきた事実を理解する。 | |
14 | 第14回 | 芸術とパリ | 19世紀半ばから20世紀半ばにかけて、芸術の都、パリが果たした役割を理解する。 | |
15 | 第15回 | 最終小テスト | 第8回から第14回までの授業内容の理解度をはかるテストに回答する。 |