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授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る 2023/07/20 現在

基本情報/Basic Information

開講科目名
/Class
日本の歴史と文化Ⅱ(日本の将棋)/Japanese History and Culture Ⅱ
授業コード
/Class Code
A000152502
開講キャンパス
/Campus
ポートアイランド
開講所属
/Course
共通教育科目/
年度
/Year
2023年度/Academic Year  
開講区分
/Semester
前期/SPRING
曜日・時限
/Day, Period
火2(前期)/TUE2(SPR.)
単位数
/Credits
2.0
主担当教員
/Main Instructor
西川 和宏/NISHIKAWA KAZUHIRO
科目区分
/Course Group
【共通教育科目】 〈リベラルアーツ領域〉/*** GENERAL EDUCATION COURSE *** 〈LIBERAL ARTS〉
遠隔授業
/Remote lecture
No

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Affiliation
井上 慶太/INOUE KEITA 共通教育センター
長谷川 優貴/HASEGAWA YUUKI 共通教育センター
西川 和宏/NISHIKAWA KAZUHIRO 共通教育センター
授業の方法
/Class Format
プロ棋士の指導を受ける講義「日本の歴史と文化Ⅱ「―将棋―」特別クラスの開講について

 日本の伝統的な文化の一つである「将棋」について、まずは講義形式で、日本将棋連盟の棋士から、日本の将棋の歴史、将棋にまつわるマナー、駒の種類と働き(価値)手筋、戦術などを学ぶ。一通りの知識が身についたのち、受講者どうしで対局を楽しむところまでの参加型スタイルの講義とする。対局後は、プロ棋士の指導を受けながら振り返りを行う。毎時間、自分の頭で考えることで、思考力、洞察力、集中力などが身につく予定である。将棋をある程度知っている人が対象。
将棋をほとんど知らない人は後期に開講される「将棋の歴史と文化Ⅰ」を履修されることを勧めます。
なお、講義を担当するプロ棋士は以下の3名である。
①日本将棋連盟 常務理事 井上慶太(九段)、②西川和宏(六段)、③長谷川優貴(女流二段)
授業の目的
/Class Purpose
この講義は、将棋を学習することにより日本の伝統文化に触れるだけではなく、対戦相手の考えを読み、どうしたらよいか考え、自分で結論を出して指すことを学びます。これを繰り返すことにより、洞察力、思考力、集中力、忍耐力を身につけるのと同時に相手を思いやる気持ち、マナー、礼儀を習得することなどの教育的効果が期待できます。                                                                                                                                                              さらに、将棋というわが国が誇るべき伝統文化にふれることにより、 日本文化の理解を深める機会を設け、礼儀作法の習得、相手を思いやる気持ちなど、豊かな心や生きる力をはぐくむ機会が得られます。 
到 達 目 標
/Class Objectives
90分間、自分の頭を使って考えることを意識してください。さらに将棋を観て楽しむ、指して楽しむことができるようになっていることを目標とする
授業のキーワード
/Keywords
将棋、プロ棋士、思考力・集中力・忍耐力、決断力・洞察力の養成 
授業の進め方
/Method of Instruction
 少人数(24人の履修制限)で、プロ棋士の指導のもと、講義と実践(対局と振り返り)を繰り返す、参加型の講義室での対面型授業です。 講義をスムーズに進めるため、将棋に関する基礎知識のない人にとっては毎回の講義内容の復習が必須となります。前向きな姿勢での講義への参加が期待される。
履修するにあたって
/Instruction to Students
大学の講義室で授業を受ける形式の講義です。(非通学者向けの講義はありません)抽選科目なので、履修を取り消しすることは原則できません。2人一組で授業を進める(対局する)ことが多いので、相手に迷惑がかからないように、毎日遅刻することなく出席することを求めます。 
授業時間外に必要な学修
/Expected Work outside of Class
特に義務化することは考えていませんが、興味がることを調べたり(日本将棋連盟のホームページ)、講義で習ったことを忘れないように、振り返ることを勧めます。
将棋アプリ(ぴよ将棋等)で対局することもお勧めである。 
提出課題など
/Quiz,Report,etc
講義を進めながら、必要に応じて、簡単な課題を出すかもしれません。 
成績評価方法・基準
/Grading Method・Criteria
定期試験は実施しない。15回の講義の出席状況、授業中の態度、積極的な質問などで評価します。 
テキスト
/Required Texts
特に指定しない。講義中にプリントを配布することがある。 
参考図書
/Reference Books
盤上の向日葵(上、下)柚月裕子 中公文庫。この本を読むと将棋の理解が深まります。
No.
/Time
主題と位置付け
/Subjects and position in the whole class
学習方法と内容
/Methods and contents
備考
/Notes
1 第1回 本講義の概要、講義の進め方 、将棋の歴史、駒、将棋盤


講義の前にアンケートを取ります。本講義の概要を説明し、講義の進め方を説明する。また、授業を受ける態度、注意事項、評価方法などを説明する。 
将棋の歴史(海外、日本)、駒、将棋盤、並べ方、持ち方、駒の価値、など
2 第2回 将棋の歴史②将棋に関するマナーと将棋のルール 将棋の歴史(日本)駒を成る、駒の価値、将棋に関するマナー、 将棋のルール(勝ち負け、反則)を覚える
3 第3回 将棋の指し方、駒を取る、玉の囲い方など
駒を取る、駒を逃げる、駒得くの仕方、将棋の指し方、 対局
4 第4回 王手と詰み(1手詰み) 将棋の指し方、王の囲い方、 対局と振り返り(解説)
5 第5回 王手と詰み(1手、3手詰)、必至、 対局 王手と詰み(1手、3手詰)、必至、 対局と振り返り(解説)
6 第6回 形勢判断。対局 形勢判断、 対局と振り返り(解説)
7 第7回 将棋にまつわる格言、 対局 将棋にまつわる格言、 対局と振り返り(解説)
8 第8回 定跡、 対局 定跡、 対局と振り返り(解説)
9 第9回 対局と振り返り(解説)  対局と振り返り(解説)
10 第10回 対局と振り返り(解説) 対局と振り返り
11 第11回 対局と振り返り(解説) 対局と振り返り
12 第12回 対局と振り返り(解説) 対局と振り返り
13 第13回 対局と振り返り(解説) 対局と振り返り
14 第14回 対局と振り返り(解説) 対局と振り返り
15 第15回 来年に向けて、講義の締めくくりのアンケートを取ります。記念対局  要望、反省、課題、良かった点、改善すべき点などのアンケートをお願いします。 
対局と振り返り

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