総合案内2024
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現代社会が抱える諸問題を読み解き、解決策を見いだせる人材の育成を目指して、2014年に開設。「現代社会学科」、「社会防災学科」の2学科で構成しています。国際都市として世界に知られ、防災に関しても先進的な取り組みを行っている神戸を起点に、地域に学ぶ、地域を学ぶ課題解決型アクティブ・ラーニングを重視し、多角的に問題をとらえ、科学的に分析し、実践的な解決策を探求する力の修得を目指します。決まった解決策のない現代社会のさまざまな課題をどのように解決するのか。基礎的教養として社会学、経済学、経営学、行政学などの「専門基礎科目」を学修し、両学科それぞれのテーマについて、多様な角度から問題を捉え、科学的な方法を用いて分析し、試行錯誤しながら解決策を探求する方法を学びます。座学だけでなく、阪神・淡路大震災を経験した国際都市「神戸」を舞台に、街を歩き、人びととふれあい、現代社会のあり方について理解を深めます。さらに神戸から国内外のさまざまな地域にも視野を広げ、現代社会のリスクを見据えながら、社会貢献や国際協力のあり方を考えます。Faculty of Contemporary Social Studies※1 指定科目の単位修得者が取得できる資格。 ※2 対象科目の単位を修得し、認定試験に合格すると取得できる資格。 「救急救命士」の国家試験受験資格は取得できません。Topics 01仲間と学び合う大学での学びの中心はゼミナール。指導教員のサポートを受けながら自分たちで企画し、調査し、発表し、ディスカッションしながら、思考の幅を広げ、探求を深めます。学びの柱は、「市民と生活」、「仕事と産業」、「地域と文化」の3分野。社会学をベースに、経済学、政治学、行政学など、現代社会を理解するうえで必要な専門知識を幅広く修得しながら、柔軟で多角的な思考力を培います。ゼミナール、実習をとおして、分析力、課題解決力を養成します。取得できる資格:社会調査士※1、中学校教諭一種免許状〔社会〕※1、高等学校教諭一種免許状〔公民〕※1学びの柱は、「防災と市民・行政」、「防災と社会貢献・国際協力」の2分野。阪神・淡路大震災から得られた知識と経験を生かし、未来の安全な暮らしの実現を目指して、防災・減災の基礎的な考えを学び、現状を理解し、課題解決力を培います。ボランティアや国際協力についても学修します。取得できる資格:防災士※2、防火管理者※2、防災管理者※2、社会貢献活動支援士※2、中学校教諭一種免許状〔社会〕※1、高等学校教諭一種免許状〔公民〕※1地域住民の安全、安心な暮らしを支える防災の知識と技量の修得Topics 02地域から学ぶアクティブ・ラーニングの一環として、学生たちは、兵庫県内のさまざまな地域へ出かけていき、地域住民と交流しながら、人びとの生活を理解します。Topics 03市民救命士講習を実施救急インストラクターの資格を持つ学生が、神戸市内の学校や市民の方を対象に市民救命士講習(普通救命コースⅠ)を実施します。◎現代社会学科(2024年度入学定員130名)2014年開設◎社会防災学科(2024年度入学定員90名)2014年開設学部広報誌にも詳しい情報を掲載しています。16現代社会の複雑な問題を多面的・総合的に理解し、課題を解決する力を養成国際・防災都市「神戸」を学びのベースに、グローバルな視点を地域に学ぶ課題解決型「アクティブ・ラーニング」企業、行政機関、NPO団体などを訪問し、現場に学ぶ課題解決型のアクティブ・ラーニングを重視しています。学生が自ら考え、行動し、課題解決に何が必要かを追求する学びです。また、ボランティア、インターンシップに積極的に取り組むことにより、行動力や主体性を身につけます。実践を重視するアクティブ・ラーニングClose-Up現代社会学科さまざまな地域で多彩な実習に基づく課題解決力の錬成現代社会学部

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