総合案内2024
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本学部は、「人間を総合的に探究する」目的で1990年に開設。2006年、芸術や文学、歴史や社会、教育や環境まで、幅広い学問領域から自分の興味を発見・追究できる学科として、人文学科が誕生しました。学部の学びの特徴は、自らの興味に従って自らの課題を追究すること。それを実現するために、学修の可能性が多種の分野に開かれ、選んだ分野について深く専門的な研究が可能なカリキュラムとなっています。人文学部には歴史、文学、言語、哲学、芸術、環境、人類、社会、地域、教育といったさまざまな専門分野があり、多様な視点から物事を考える力を養うことができます。ここで身についたものが人文の知です。人文の知は、未来に向けて真に必要とされる知であり、未来を切り開く力となります。それぞれが自らの興味を、専門分野の学修を通して深めていきます。少人数の実践的学修により、専門性を高めます。同時に他の分野の授業も幅広く受講できます。キャリア教育では、社会での活躍に向けてのプログラムを設定し、学内外の多様な人々とも積極的に交流・協働する機会を設けています。中学校教諭一種免許状(国語、社会、英語)、高等学校教諭一種免許状(国語、地理歴史、公民、英語)を取得することができます。小学校教諭一種免許取得のためのプログラムもあり、また学芸員資格取得のための授業、公務員採用試験対策講座なども開講しています。Faculty of Humanities and SciencesTopics 01Topics 02Topics 03大学の外に出て学ぶフィールドワーク授業人文学部では、大学の外に出て実地で調査する授業を積極的に行っています。歴史学のゼミでは、近代日本の移民の歴史を学生が深く学ぶために、神戸にある海外移住と文化の交流センターを訪問しました。大学と地域をつなぐ地域研究センター神戸学院大学地域研究センターは、地域と共生する大学を理念に掲げ、地域の人々とともに地域に内在するさまざまな力を掘り起こし、ともに学ぶことで、地域社会の活性化に貢献しています。学生、院生、教員が学びあう社会にひらかれた人文学会学生、大学院生、教員などから構成される人文学会では、年2回学会誌『人間文化』を刊行し、研究会を行うとともに、学外の研究者をお招きする学術講演会を一般公開で開催し、学術の発展に貢献しています。◎人文学科(2024年度入学定員300名)2006年開設学部パンフレットにも詳しい情報を掲載しています。14人文の知を身につけて未来を切り開く深い専門性と幅広い教養、キャリア教育各種教員免許等、資格の取得が可能Close-Up〉〉〉人間探究科目群文化、そして文化を形成する人間というものを、哲学、教育、芸術(美術、音楽、舞台芸術、映像)、比較文化といった事柄から学修、研究します。それらを通じての終極の目的は、人間の存在について探究していくことです。〉〉〉言語・文学科目群言葉は、人間が、物事を捉え、考え、意志を伝え、感情を表現する有効な手段です。外国語も含め、言葉と文学を深く学ぶことは、さまざまな洞察力を高め、他者に対する理解力と自らの表現力を身につけていくことになります。〉〉〉人と社会と自然科目群人間は、地域という空間において、自然とともに生き、社会を作り、文化を形成してきました。それらは、必ずそれぞれ固有の歴史を持っています。自然、社会、地域とその歴史の学びから、世界というものの深く総合的な理解を目指します。社会と人文学部を結びつける多彩な活動人文学科自分にもっとも適した分野を発見し、自発性・積極性を鍛える人文学部

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