総合案内2024
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現在、私たちの周りには、製造、流通、販売、金融、情報通信、物流などに携わる多くの企業が存在しています。それらを抜きにしては、私たちの日常生活は成立しません。企業は、人や社会を豊かにするための価値を日々創造しているのです。そして経営とは、企業が価値創造を営む仕組みや、社会的な意義を認められて存続するための工夫を意味しています。また、企業で働く人々を幸福にすることも求められています。本学部では、このような企業経営のあり方について、さまざまな面から学ぶことを目的としています。企業とは、社会にとってどのような存在であるべきなのか。ヒト・モノ・カネ・情報という資源の流れの中で、どのように活動しているのか。企業が社会的責任を果たす仕組みは、どのようになっているのかなどについて学びます。企業は国際社会の中で活動しています。グローバルな経営には外国語を使ったコミュニケーションが必要不可欠です。本学部はビジネスシーンを中心にした、実践的な英語や中国語を学ぶことができます。Faculty of Business Administration■経営・会計専攻(入学定員290名)〉〉〉経営コース企業や経営に関する基礎知識から、経営組織や経営戦略に関する全般的知識から流通やマーケティングや人事に関する専門的知識まで、企業を動かすための知識を幅広く学ぶことができます。〉〉〉会計コース会計領域における専門的知識を修学するにあたり、「簿記論」や「会計学総論」ならびに「財務会計論」、「税務会計論」、「会計監査論」などの科目が配置され、基礎から実践・応用までを幅広くかつ体系的に学ぶことができます。■データサイエンス専攻(入学定員50名)〉〉〉データサイエンスコースビジネスや経営管理に必要不可欠なパソコンの基本操作をはじめ、データを収集・処理・分析するための理論とスキルやAIを扱うための基本的な知識を修得します。「経営統計学」「プログラミング」「データ分析」「人工知能」などの科目があり、基礎理論から実践的な応用まで学ぶことができます。Topics 01一般企業とのタイアップアースデイ神戸(みなとのもり公園)で神戸珈琲と共にフェアトレードコーヒーを販売しました。これ以降も神戸マルイでは試飲会を開催しました。Topics 02将来の指針となるキャリアトレーニング1年次は社会人の基礎を学ぶ「キャリアトレーニング入門」、2年次はキャリアデザインのための「特別講義」、3年次は「インターンシップ」により企業実習を行い、さらに3・4年次の「経営学特講」で就職活動対策の講義を行っています。Topics 03経営学部広報誌「Business C3」(ビジネスシーキューブ)の発行兵庫津ミュージアムとのコラボイベントとして開催した同館オープン記念抽選会や(株)神戸珈琲のフェアトレード商品を企画したアクティブ・ラーニングの事例を紹介しています。▲アクティブ・ラーニング※で一般企業の方を交え自動車販売のマーケティングや  地域貢献に関する研究に取組んでいます。※アクティブ・ラーニング:一方的な講義ではなく、学生の能動的な参加を促す学習法◎経営学科(2024年度入学定員340名)2004年開設学部広報誌にも詳しい情報を掲載しています。13社会や経済における企業の役割と行動を学ぶ企業経営を支えるデータサイエンスを学ぶ高度化する情報化社会に対応するためには、コンピュータを操作するだけでなく、データやAI(人工知能)を駆使するための理論とスキルを身につけなければなりません。本学部は、それらの知識と能力を養う教育をします。グローバルな社会に対応するための専門語学を学ぶ在学中から“ビジネス”を身近に体感 Close-Up経営学科経済・政治・文化のトレンドを的確に把握経営学部

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