Faculty of Law法学部法学部は、戦後日本の急激な社会発展と国際的環境の変動のなか、国民生活の健全な発展に貢献できる有為な人材の輩出を目標に設立され、開設半世紀を迎えました。法律の専門知識と法的なものの見方を養うとともに、課題をみすえ論理的に公平な解決方法を導き出す能力(リーガルマインド)を磨くことで、法実務、民間企業、行政機関で活躍できる人材の育成を目指しています。各分野の第一線で活躍する研究者による講義とともに少人数の基礎演習・専門演習においても種々のサポートが行われます。そこでは、主体的・能動的に「問題」を発見し、課題に取り組むことで幅広い教養と専門知を身に着け、考える力を養うことができます。1年次から「法学情報処理」などの授業を行い、コンピューター操作の基礎、インターネットを利用した判例や官庁作成の報告書へのアクセス方法を身につけます。また、すべてのコースで多彩な国際関係法学・国際政治関連科目を学ぶことができます。Topics 01兵庫県弁護士会提携講座兵庫県司法書士会提携講座兵庫県行政書士会提携講座弁護士・司法書士・行政書士が講師となり、実務経験に基づいたさまざまな問題や具体的な事件・手続きについて解説します。Topics 02国際関係講座在日総領事館や外務省から講師を招き、“生きた情報”をピックアップ。世界との連携が深まる現代で、貴重な体験となります。Topics 03法廷教室法廷を模した教室で裁判手続の演習を行い、実践力を養成します。法廷の様子をビデオ撮影することもでき、プロジェクターで演習内容の確認が可能です。◎法律学科(2024年度入学定員450名)1967年開設学部広報誌にも詳しい情報を掲載しています。11法学・政治学のエキスパートのもとで主体的に専門知を深める地元神戸に密着したローカルな視点から“生きた法”を学ぶ神戸市職員による「自治実務講座」、兵庫県弁護士会との連携講座など、地元神戸にかかわる地域色豊かな講義で“生きた法”を学びます。ローカルな視点を法学部教育に採り入れた、ユニークな教育手法は注目を集めています。高度情報社会・国際社会に対応したカリキュラムClose-Up〉〉〉法職コース法律のプロを目指し、憲法や民法、刑法、民事・刑事訴訟法などを幅広く学修。法科大学院への進学や司法書士、行政書士、税理士などの資格取得も目指せる、“法律関係専門職”に対応したコースです。〉〉〉企業法コース企業の不祥事や倒産など、法律への認識が企業の発展衰退につながるビジネスの現場。企業運営に不可欠な法律を中心に、新しいビジネス構築にも役立つ法分野についての高度な知識を学びます。〉〉〉行政コース憲法や民法、行政法、行政学を中心に学ぶ、公務員希望者に適したコースです。よりよい社会づくりを行い“法律のことも相談できる”行政のプロを養成し、社会のニーズに応えます。“生きた法”を体験・修得するネットワーク&設備法律学科社会が求める力を身につけ、将来の活躍へ導くコース制
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