現代社会学部パンフレット2024
5/8

インストラクター資格を持つ学生による市民救命士講習「人と防災未来センター」で震災当時を知る「社会貢献実習」で絵をウクライナの小学校に贈るカンボジア 孤児院の子どもと折り紙交流水害にあった高齢者施設で防災訓練(岩手県岩泉町 安富ゼミ)地域でイベントを主催(神戸市中央区 江田ゼミ)津波避難シミュレーション(徳島県 中田ゼミ)1年次に受講する「入門ゼミナール」では、応急手当の知識を学ぶ市民救命士講習(神戸市発行の修了証を取得)や防災や社会貢献活動のリーダーの素養を身につけるための消防学校研修などを行います。地元や母校に出向いて調査した内容をゼミごとに発表し、各ゼミの代表者はスーパープレゼンテーションコンテストに出場します。「防災実習Ⅰ」では、阪神・淡路大震災の記録や展示から教訓を学び、震災当時や日々の災害報道の現場に触れます。「防災実習Ⅱ」では水上消防署、水上警察署、自衛隊など、防災の「公助」を担う組織で実際に機材や船、車両などに触れ、現場の声を聞きます。ほかにも「救命処置実習」「災害救助実習」などより実践的な授業を設定しています。「社会貢献」とは非営利の公益活動のことですが、最近では社会の課題を解決するビジネスなど幅広くとらえられ、ますます重要な考え方になっています。授業の枠を超えて、災害ボランティアや神戸マラソンでのAEDボランティアなど、様々な活動に自主的に参加する学生を応援しています。カンボジア・ネパール・インドネシアなどを訪問し、現地の子どもたちや大学生との交流、被災地視察を実施。例えばカンボジアではNGOが運営する村の図書館を訪問し、教育支援や子どもたちとの交流を行います。各地の諸問題に触れ、持続可能でより良い世界を目指すための感性を養います。ゼミでは、多様な活動をしています。例えば、現地調査と聞き取りから、過去の災害の教訓を生かすことをリアルに考える安富ゼミ、SDGsの「住み続けられるまちづくり」を大学周辺で実践する江田ゼミ、津波避難の調査に取り組む中田ゼミ、震災の体験と教訓の伝承を通して防災教育に取り組む舩木ゼミなどがあります。消防学校研修のプレトレーニングを先輩がサポート「防災実習Ⅱ」水上消防署で資機材体験災害ボランティア(西日本豪雨 岡山県)カンボジア 書道を通じて日本文化を伝える消防学校研修での放水体験「稲むらの火」の広村堤防に学ぶ(和歌山県)神戸マラソンでAEDボランティアインドネシア 現地大学生とムラピ山火山被災地見学スーパープレゼンテーションコンテスト「災害救助実習」でガレキ下からの救助訓練駅前で能登半島地震募金活動インドネシア 伝統料理の作り方体験防災教材開発『あっこちゃんのはさみ』▶▶▶▶小学校での防災出前授業(兵庫県姫路市 舩木ゼミ)TOPICS1年次生から実践的に防災と社会貢献の基礎を学ぶ豊富な実習プログラムを通して広い視野で防災を身につける社会貢献とボランティアを学びながら実践する開発途上国での海外実習で社会貢献を考える個性豊かなゼミから自分の興味に合わせて選ぶ

元のページ  ../index.html#5

このブックを見る