第2次中期行動計画成果報告書
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6一層の充実を図ることを目的として設置されました。全学教育推進機構は、教育実践の質的向上を全学的に推進すること並びに共通教育、キャリア教育及び教職教育の2022年度に、共通教育科目として「数理・データサイエンス・AI教育プログラム」を開設しました。同年、総合企画会議の下に「データサイエンス教育推進プロジェクト」を設置し、現在、文部科学省事業である「数理・データサイエンス・AI教育プログラム認定制度(リテラシーレベル)」認定申請中です。なお、認定・選定結果の通知・公表は2023年8月頃です。本プログラムは、英語力とコミュニケーション能力の両方を育成することを目的としてスタートしました。受講生には「TOEIC 600点以上」を目標として提示し、着実に成果を上げてきました。2019年度より編成した新カリキュラムでは、SE(Super English)クラスを立ち上げ、より専門的な学習の機会を設けており、2018年度からこれまでの目標達成学生数は、実に70名を超えました。1年次後期に開講している、社会人になった際に必要とされるプレゼンテーションの手法や課題解決について、実践的に学ぶ授業です。学部混成でグループを組み、企業・組織が抱える課題について自ら情報収集を行い、ディスカッションをし、結果を導くことに挑戦します。2022年度は、地域に密着した企業9社の協力のもと、10クラスを開講することができました。本学では、FDを「本学の教育にかかわるすべての組織及びその構成員が、大学憲章にもとづく教育目標の達成を目指して行う、教育の質向上のための組織的で継続的な取り組み」と定義し、全学教育推進機構主催FD研修会を毎年6回程度実施してきました。また、各学部等でも独自のFD研修会を開催しており、専任教員FD活動参加率は2018年度から2022年度まで5期連続で100%を達成しました。2021年度より、正課のカリキュラムを点検する全学的な取り組みとして、「アセスメント・プラン(教学アセスメントの考え方)」を策定し、全学的な学修成果の可視化の取り組みを開始しました。具体的な可視化の指標や方法については、次のリンクよりご覧ください。https://www.kobegakuin.ac.jp/information/outline/policy/assessment.html全学教育推進機構の機能全学的なデータサイエンス教育プログラムの開設「神戸学院カレッジ」の充実キャリア教育「プロジェクト学習基礎」の充実FD活動の推進アセスメント・プランの策定による学修成果の可視化

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