18神戸学院大学×神戸マラソン実行委員会 ボランティア派遣&栄養学部によるマラソンレシピの作成神戸学院大学×大丸神戸店 もとまち こども大学の開講2018年度に、大丸神戸店と協定を締結し、多様化する地域課題に対して地域社会の活性化と生涯学習の振興を柱に幅広い連携を図り、地域社会の発展に寄与することを目的に事業を展開しています。その事業の1つとして、未来を担うこどもたちの創造性を育むことを目的とした体験型学習プログラム「もとまち こども大学」を年10回程度、大丸神戸店内で開催しています。体験公開講座 健康づくりサポートプログラム「人生100年時代」、高齢者から若者まで、全ての人が元気に活躍し続けられる社会、安心して暮らすことのできる社会をつくることが重要であり、教育・ライフスタイル・働き方などを含めて、誰もがWell-Beingであることが大切だと言われています。そのような人生を共に歩む「自分の心と身体」へのセルフケアの一助として、創設者・森茂樹博士(初代学長)が抱いた、予防医学への思いを継承し、総合大学の特徴を活かした「健康づくりサポートプログラム」が2022年度よりスタートしました。総合リハビリテーション学部が計測機器を用いて体力チェックを行い、運動を続けることによる身体の変化を実感いただくプログラムや、心理学部が「運動を継続したいのにできない」とお悩みの方に向けた、続かない理由を一緒に探す「じぶん実験」プログラムを行い、地域の皆さまにご好評をいただきました。2022年11月に3年ぶりに開催された「第10回神戸マラソン」では、約800名の学生が大会を盛り上げました。給水や沿道整理などの一般ボランティアに加え、現代社会学部や総合リハビリテーション学部などの学生を中心とした救護班や固定AED隊等のボランティアをはじめ、神戸マラソン完走を目指す女性のための「レディスランニングクリニック」を開催しました。また、栄養学部では、2015年の第5回大会から、神戸マラソン完走をめざすランナーに向けて食生活をサポートすることを目的に、六甲バターと連携してチーズを用いた栄養価の高いレシピを考案し、「マラソンレシピブック」としてランナーに配布しています。多くの学生が安心安全な大会運営を支えることで、地域スポーツの振興に寄与しています。2022年度より、キャリア教育センター委員会の下に「地域社会の課題解決を目指すリカレント教育の検討及び実施のための専門部会」を設置し、女性の活躍推進をめざした就労支援リカレント教育プログラムのブラッシュアップを進めてきました。また、2023年度の秋に発足する「一般社団法人大学都市神戸 産官学共創プラットフォーム推進機構」においても、その発足に先駆けて、産官学によるリカレント教育の検討が開始されました。教育研究成果の社会への還元リカレント教育の開講とブラッシュアップ
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