第2次中期行動計画成果報告書
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地域社会や産業界に研究成果を還元することは、教育研究機関として本学の重要な使命の一つです。本学では、2021年10月より産学連携推進室を設置し、研究成果の社会への還元、学内研究シーズの社会実装、産学官連携活動を推進しています。また、研究活動の活性化を図るため、個人・法人・企業やその他学外機関からの寄付を受けて設置される寄付研究プロジェクトが、以下のとおり実施されており、学外機関との研究活動を活発化させています。2023年度には1件の寄付研究プロジェクトが継続されています。学外へ本学研究シーズを発信するため、展示会〔バリアフリー展(大阪)、国際フロンティア産業メッセ(神戸)、イノベーション・ジャパン(東京)、Bio Japan (横浜)等〕に積極的に出展しました。今後も企業・研究機関等との連携を強化していきます。神戸医療産業都市構想のもと、ポートアイランドにおけるビジネスマッチングの場として開催される「神戸医療産業都市クラスター交流会」に参加し、本学教員の研究成果を定期的に発信しています。今後も参加企業等との連携を強めていきます。神戸市内のみならず播磨地域の地元企業との連携を図るため、姫路市の産学連携活動を推進するネットワーク(はりま産学交流会)等の活動に積極的に参加し、情報発信をしています。本学機関リポジトリを国立情報学研究所が提供する「JAIRO Cloud」上に構築し、2021年度より本格運用を開始しました。あわせて運用に係る指針も制定しています。登録数も徐々に増えており、2022年度末には紀要論文、学術雑誌論文、学位論文などあわせて400本余りを公開しています。認知症の人にやさしいまちづくり研究プロジェクト組織発生・老化研究プロジェクト幹細胞生物学研究室神戸天然物化学 寄付講座核酸創薬研究プロジェクト名2020年4月~2023年3月2022年4月~2023年3月2021年4月~2023年3月バリアフリー2022実施期間寄付元神戸市ロート製薬株式会社一丸ファルコス株式会社神戸天然物化学株式会社総合リハビリテーション学部特命教授 前田 潔薬学研究科特命教授 水谷 健一総合リハビリテーション学部特命教授 松尾 雅文Bio Japan 2022はりま産学交流会2022代表教員15学内・学外との研究連携促進機関リポジトリの運用

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