第2次中期行動計画成果報告書
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8図書館情報端末の増設高性能情報検索システム「Summon」の導入e-Learningシステム利用の促進及びネットワークシステムの整備協定大学の学生と本学学生とのグローバルセミナーをオンラインで開催海外インターンシップの実施2019年度に実施した有瀬キャンパスの情報処理自習室の移転及び再整備に伴い、図書館内に「情報探索自習室(有瀬館)」や「パソコンコーナー(ポーアイ館)」を整備するとともに合計158台のインターネット接続可能なPCを設置し、学生に供しています。情報処理自習室が閉室する日曜・祝日も利用できるため、調べものやレポート作成等で多く利用されています。本学の所蔵資料、データベース、電子ジャーナル、電子ブックなどをまとめて横断検索できる高性能情報検索システム「Summon」を2019年度より導入しました。これにより教育・研究において必要なさまざまな資料を一度に検索できるようになりました。Summonは図書館HPにて「まとめてSearch」という名称で利用に供しています。本学ではe-Learningシステム「dotCampus」を導入し、マニュアルの整備や利用者に呼びかけ、利用促進を図ってきましたが、2020年度はコロナ禍の影響によりオンライン授業となったため、全科目・全履修者情報を登録し、利用者が6割に達したことから、アクセスの分散化を行うため新たに「Moodle」を導入しました。利便性の向上を目指してシステム統一のための機器の更新時期も踏まえて、両システムの運用を検討した結果、2024年度にシステムの1本化として「Moodle」を継続運用することとなりました。また、本学のネットワーク環境は学内ネットワーク・インターネット回線とも1Gbpsであり、BYODの利用により無線LAN等の利用者増加を考慮すると回線帯域が不十分であることから、年次計画として2019年度から2021年度にかけ無線アクセスポイント設置を増設して教室から公共スペースに至るまで整備を完了しました。2021年度には第7次情報環境整備計画にあわせ、各号館及びキャンパス間のインターネットまで全て10Gpsに増強を完了しました。世界の学生と神戸学院生がともにオンラインで学ぶ「神戸学院大学グローバルセミナー2020」(神戸市後援)が2020年5月23日、オンラインで開講されました。地球規模の教育機会損失に対する本学の国際貢献策として、国際交流センターが企画しました。海外からは韓国、中国、ウズベキスタン、ロシア、台湾、ウクライナ、フランスの7カ国から30名、本学から30名が参加しました。外国における就業力の育成を主眼に置き、学生に将来の自分のキャリアを真剣に考える機会を提供し、社会のグローバル化に対応可能な人材を育成することを目的とした海外インターンシップを正規科目として単位認定し、2022年度末の2月から3月にかけてオーストラリア、カナダ及び台湾の3カ国において実施されました。2022年度は6学部11名の学生が参加しました。教育環境の整備充実教育のグローバル化推進

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