07 本プログラムは、英語力とコミュニケーション能力の両方を育成することを目的として、2016年後期にスタートしました。受講する学生に対しては「TOEIC600点以上」をひとつの目標として提示し、着実に成果を上げつつあります。2019年度より編成した新カリキュラムでは、SE(SuperEnglish)クラスを立ち上げ、より専門的な学習の機会を設けています。 1年次後期に設けられており、社会人になった際に必要とされるプレゼンテーションの手法や課題解決について、実践的に学ぶ授業です。学部混成でグループを組み、企業が抱える課題について自ら情報収集を行い、ディスカッションをし、結果を導くことに挑戦します。この授業は神戸市委託事業に採択されており、地元神戸に密着した企業の協力のもと開講しています。2020年度は、9社の協力のもと、10クラスを開講することができました。 2019年4月、KACに「学生の未来センター」を開設しました。 本センターの役割は、退学を考える学生の相談を受け、学生が抱える困難を少しでも緩和できるよう、教職員とともに考える機会を作ることです。大学生の現状を教職員が共有し、困っている学生をそのままにしないことを目的としています。同年10月にはKPC2にも開設し、現在は電話やメール、オンライン(Zoom)での相談も受け付けています。 高校生が自身の関心や興味に気づき、専門分野の理解を深め、適切な進路選択を行えるよう、兵庫県内の高等学校と様々な連携事業を展開しています。兵庫県立明石南高等学校では、心理学部・総合リハビリテーション学部・栄養学部・薬学部の医療系4学部が、医療職を目指す生徒の興味関心を深める授業を行っています。兵庫県立舞子高等学校とは、総合リハビリテーション学部と薬学部が本学の施設で実験や実習を組み込んだ体験的な授業を行っています。 また神戸学院大学附属高等学校とは、全学部が行う連携授業のほか、学部紹介やスクーリングなど、学習意欲を高め、進路選択の一助となる取り組みを充実させています。KPC2 学生の未来センターKAC 学生の未来センター神戸学院カレッジの推進キャリア教育の充実「プロジェクト学習基礎」学生の未来センター開設高大接続事業の推進
元のページ ../index.html#9