第2次中期行動計画進捗報告書2018~2022
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15 2020年3月18日、しあわせの村を活用した市民福祉の向上に向けて相互に協力し、地域の発展と人材の育成に寄与することを目的として包括連携協定を締結しました。 協力事項として①地域社会でのソーシャルインクルージョンの実現に向けた取り組み、②市民の健康・福祉の向上に必要な人材の育成、③両者が行う事業への相互支援、などを行います。 2018年7月5日に、大丸神戸店(株式会社大丸松坂屋百貨店)と協定を締結しました。未来を担うこどもたちの創造性を育むことを目的とした体験型学習プログラム「もとまちこども大学」の他、多様化する地域課題に対して地域社会の活性化と生涯学習の振興を柱に幅広い連携を図り、地域社会の発展に寄与することを目的に事業を展開しています。 神戸市立枝吉小学校との連携協力に関する協定に基づき、社会に開かれた教育課程の一環として学部の専門や教員の知見、学生の学びを活かした小学生向けの授業を実施しています。2019年度は、神戸市立枝吉小学校にて経済学部井上ゼミによるこども経済教室「社長になって会社の経営をしてみよう!~経営者が直面する経営課題を算数を使って考えてみよう~」、2020年度は「経済活動の進化と環境イノベーション~塩水で走る燃料電池自動車づくりに挑戦してみよう~」を実施しました。(1)栄養学部/六甲バターとマラソンレシピを考案(2)栄養学部/阪神百貨店、まねき食品とコラボおせち 多様化する社会のニーズに合わせて幅広く活躍できるよう、授業の中で身につけた知識や技術を活用した活動や研究成果の還元など、地域社会と連携し多彩な取組みを展開しています。 栄養学部では、運動栄養学への理解を深めランナーの食生活を普段からサポートすることを目的に、地域のスポーツ振興事業として実施されるマラソン大会を核とし、六甲バター株式会社と連携し、チーズ製品を使ったマラソンレシピを考案しました。 また、「日本の食文化の継承」をテーマに、阪神百貨店とまねき食品株式会社と連携し、核家族化による食習慣の変化に伴う「おせち離れ」を課題としたコラボおせち開発にも取り組んでいます。六甲バターとの連携「マラソンレシピ」事業阪神百貨店、まねき食品との連携「コラボおせち」事業神戸市立枝吉小学校での授業の様子もとまち こどもマルシェの様子●公益財団法人こうべ市民福祉振興協会「包括連携協定」締結●大丸神戸店「地域社会の活性化と生涯学習の振興に関する包括連携協定」締結●神戸市立枝吉小学校「連携協力に関する協定」締結教育研究成果の社会への還元

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