kg_25経営
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なりたい自分になれる場Kobe GakuinUniversity企業や自治体のプロジェクトに参加して学ぶ経営学部では、企業と連携したアクティブ・ラーニングを積極的に取り入れ、地域や企業など協働する人々が抱える課題の解決を目標にしています。取り組みを通して、実際に地域で何が起きているのかを知り、協働する人々から課題や要望を聴き取る力を養います。神戸の商業施設で産学連携のテストマーケティング神戸の商業施設、神戸マルイと連携したアクティブ・ラーニングでは、2021年から「Sannomiya Future Market(三宮未来市場)」と題したイベントスペースで、複数のブースを設置。世界のコーヒー農家を支援する「フェアトレード」商品や、コロナ禍で被害を大きく受けた台湾を応援するための「中国茶・台湾茶」などパネル展示と販売を行いました。地域の課題を知り、地域貢献のあり方を学ぶ兵庫県の伝統野菜を使った商品開発のプロジェクトでは、伝統野菜保存会の方々のお話を聴いて、地域に根付いてきた品種が、なぜ途絶えようとしているのか、保存活動の課題は何かをヒアリングし、伝統野菜の保存に貢献する商品開発を目指すことになりました。学生たちは、伝統野菜が作り続けられるためには、単にそれを使った商品を開発するだけでなく、市場拡大や流通が課題であることに気づきました。そこで、ジャムやプリンなど開発した商品を大学祭で販売し、その販売実績と試作品を持って、全国に販売チャネルを持つ通販企業に出向くなど、販路の開拓にも挑戦しています。アクティブ・ラーニング1

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