5周年の歩み報告書
34/40

連載第9回連載第8回第 3 回「男女共同参画・ジェンダー卒論発表会」へ向けて、発表者を募集~ぜひご応募ください~ 男女共同参画・ジェンダーに関連するテーマで卒論に取り組んだ皆さんに、研究成果を発表いただき、応援する場です。最優秀賞には、学長表彰状と図書カードを贈呈します。「少し関係するかも」、「発表してみようか」という方は、1月18日(月)までに、男女共同参画推進室までご応募ください。また教職員のみなさんも、ぜひ学生の学びの集大成を応援しにおいでください。 日時:2月5日(金)13:45-15:15 場所:KPC1・6階大会議室(オンライン実施に変更する場合もあります) 【子育て支援リーフレット:2020年度版】を配布します 国や自治体、本学の子育て支援制度やサービスを分かりやすい一覧にしています。ぜひ手にとってご覧ください。追加部数を必要 とされる方は、男女共同参画推 進室までご連絡ください。 オンライン・ランチタイムミーティングに、参加しませんか~12月2日(水)11:55-13:35~途中参加・退出自由です!~ ランチタイムの時間に、オンラインでつながっておしゃべりしませんか。どなたでもお気軽に、男女共同参画推進室までご連絡ください。折り返し、zoomのURLをお知らせします。また、D号館1階会議室@KPC1、4号館5階特別会 議室@KACでもご参加いただけます。 お食事後、マスク着用にておいでく ださい。 兵庫県経営者協会女性産業人懇話会との協働による、「男女共同参画オンラインフォーラム」を開催しました~10月9日~「働き方改革とキャリア・デザイン」と題して、約190人の教職員・学生が参加しました。3名の講師からは、ドナルド・E・スーパーの「キャリアとは、人生の、ある年齢や場面の様々な役割の組み合わせ」という考え方や企業の取り組みについて紹介がありました。学生たちからも、先進的取り組みを実現する風土づくりや、柔軟に変わろうとすることへの原動力などについて熱心な質問が続きました。「役割が多い方が幸せも多い」、「チャンスは貯金」、「とにかくやってみる」、「人に出会う」など、キーワードを伺って勇気づけられたという感想が多く寄せられました。 活力ある環境づくりを目指して 学長 佐藤雅美 謹んで新春のご祝詞を申し上げます。本年も何卒よろしくお願いいたします。 昨年はコロナ禍に翻弄され、大学の存在価値が問われた1年でした。そのような状況の中、ハイブリッド環境を活かして、オンライン弁論大会、サイエンス・フォーラム、市民公開講座等、男女共同参画の多様な取り組みが実施されました。また、男女共同参画キャッチフレーズの表彰も行われ、校祖・森わさ先生にちなんで設けられた第2回森わさ賞の受賞者も決まりました。本年もニューノーマル時代に向けて大学の存在意義が試されます。4年目に入る「男女共同参画推進計画」を着実に実行し、男女がともに活力をもって様々なことにチャレンジできる環境づくりを推進してまいります。 「第2回森わさ賞」受賞者に呉富美氏 (短大卒)決定! ~表彰式は2月に~ 校祖森わさ先生の志を継承し活躍する女性教職員や卒業生・修了生を顕彰するために、昨年度新設された、「森わさ賞」の第2回受賞者が決定しました。 募集期間内に16名の被推薦者があり、選考委員会(委員長:佐藤学長)による選考の結果、呉富美さんに決定しました。呉さんは1961年に神戸学院女子短期大学を卒業後、1968年に「富美宝飾」を創業され、今日まで代表。業界のリーダーとして、神戸貴金属工芸組合組合長や兵庫県技能士会連合会理事等も務められています。このかん、厚生労働大臣表彰や神戸技能功労者表彰、兵庫県労働・技能功労者表彰を受賞。表彰式は2月に行われる予定です。佐藤学長を囲む「学長カフェ」を開催します~2月15日~ 今年の学長カフェは、オンラインとのハイブリッドで実施します。佐藤雅美学長と一緒に、これからの男女共同参画やワーク・ライフ・バランスのあり方等について、フィジカルディスタンスをとりながら率直に話し合いませんか。どなたでも、少しの時間でも、ぜひご参加ください。 ◆2021年2月15日(月)11:00-12:00◆@zoom+KPC1D号館会議室オンラインで参加をご希望の方は、メールでご連絡ください。折り返しURLをお送りします。第3回男女共同参画・ジェンダー卒論発表会」を開催します:2月5日~発表者エントリーも受付中~ 男女共同参画やジェンダーに少しでも関連するテーマで卒論に取り組んだ学生が、学部を越えて研究成果を発表する機会です。ぜひエントリーをお声がけください。また、学生たちの発表をぜひおききください。 ◆2月5日(金)13:45-15:15@A号館6階◆発表エントリーは1月18日(月)まで。神戸市受託事業:オンライン市民公開講座「男女の活躍と働き方改革セミナー」参加者募集~11月25日~ 「女性活躍」や「働き方改革」の時代における神戸市の企業の取り組みを学ぶために、「こうべ男女いきいき事業所」表彰企業さんと神戸市の取り組みを伺います。男女共同参画推進室までお申込ください。 日時:11月25日(水)13:45-15:15 形式:オンライン(zoom) テーマ:神戸市の「企業で働く魅力を学ぶ」 講師:竹内友彦さん (株)水登社 総務室 主任 佐伯里香さん (株)ユーシステム 代表取締役 西田雅啓さん神戸市男女共同参画センター副所長第2回森わさ賞候補者募集の締め切りが近づいています~11月27日まで~ 研究・教育・社会における活動において優れた功績をあげた女性の教職員・卒業生・修了生を顕彰する「森わさ賞」候補者募集の締め切りが近づいています。自薦/他薦、分野を問わず、ご推薦・ご応募をお待ちしています。詳細は、本学HPから「男女共同参画推進への取り組み」→「取り組み・案内」→「森わさ賞」へと進んでください。萩原なつ子・立教大学教授を迎えて、男女共同参画推進委員会講演会を開催~9月7日~ 「令和時代を生きるための男女共同参画~SDGs(持続可能な開発目標)の視点から」と題して標記講演会を開催し、約70人が参加しました。佐藤学長挨拶のあと、講師からは、国内外の歴史と現在を振り返りつつ、動画や事例をまじえて、大学において2つの視点(①職場として、②教育の場として)から男女共同参画を進める必要と具体的手法について、お話がありました。 C・ハンディが言う4つのワーク(家庭ワーク、有給ワーク、ギフトワーク(NPO等)、学習ワーク)の組み合わせを性別にかかわらず「選択」できる社会へ向けて、男性たちにも一緒に 考えようと呼びかけたいと強 調。参加者からも、学生への 教育や長時間労働等について 質問があり、活発な意見交換 が行われました。 神戸学院大学 男女共同参画推進室 住 所 神戸市中央区港島1丁目1番地3 電 話 078-974-1551(代表)内線84453 078-571-0927(直通) メール danjokyodo@j.kobegakuin.ac.jp 第1回男女共同参画オンライン弁論大会を開催しました~12月23日~ 今年度新規事業として、「神戸学院大学 男女共同参画 弁論大会」を12月23日にオンラインで実施、約100名の参加がありました。弁士には2学部から7名の学生がエントリー。女性教員の数や男女が働きやすい職場環境、男性の育児休暇取得率の向上、セクハラ問題などをテーマとして、それぞれの問題意識を、データや自分の体験を交えて話しました。 全員によるZOOM投票の結果、最優秀賞は、卒業研究でのインタビューをもとに性風俗について問題提起を行なった、「必要悪としての遊女」(熊川紗帆さん・人文学部4年次生)、優秀賞は、「女性蔑視について」(見方萌香さん・人文学部3年次生)、「多様な性が生きやすい社会」(青山乃愛さん・人文学部4年次生)が受賞。熊川さんは、「『必要悪』というキーワードに辿りつくまでが大変だった。大学の学びがかたちになった」と受賞の言葉を述べました。 介護休業取得可能期間が、93日から186日に延長されました~2021年1月1日から~ 育児・介護休業法施行規則等が改正され、令和3年1月1日から施行されたことに伴い、本学でも以下のとおり取り扱いが変更となりました。 ①介護休業の取得可能期間が通算93日から186日に延長されました。 ②今までは1日又は半日の単位でしか取得できなかった子の看護休暇・介護休暇が、1日、半日又は時間単位で取得できるようになりました。 神戸学院大学 男女共同参画推進室 住 所 神戸市中央区港島1丁目1番地3 電 話 078-974-1551(代表)内線84453 078-571-0927(直通) メール danjokyodo@j.kobegakuin.ac.jp 男女共同参画オンライン弁論大会をぜひお聴きください~12月23日~ 13:45-15:15(3限)の時間帯に、オンラインでの弁論大会を開催します。発表者のスピーチを聴いて、あなたも男女共同参画について考えてみませんか。男女共同参画推進室までお申し込みくだされば、折り返し、zoomのURLをお送りします。第3回男女共同参画サイエンスフォーラムを開催しました~10月29日~ 「扉を開けて、私らしく生きる」をテーマに、オンライン参加者や高校生44名もあわせて約320名の参加がありました。講師の沼田真由美さん(鹿児島県薬剤師会理事)は、子育てとの両立可能な薬局づくりを実現、その原動力を「心に思う」こととして話されました。また辻本貴江准教授(本学薬学部)は、アメリカでの臨床薬剤師の経験から日米の医療体制の比較が可能になったとし、挑戦することによって得られる視点の広がりを伝えられ、学生たちとの質疑も行われました。 娘は1歳4か月になる。意味のあることばは、まだ発したことがない。それで、いつか聞く初めてのことばを想像しながら、日々娘に話しかけている。私自身は、人生の半分を関西で過ごし、妻も大阪の人なので、ふだん家では(自称)関西のことばで話をしている。ところが、娘に話しかけるときになると、語彙もアクセントも、どうしても地元の福岡のことばになってしまう。日本語教師としての矜持もあり、うまく切り替えようと試みるのだが、なかなか難しい。 よくよく考えてみると、私は「大人と話す」関西のことばは身につけていても、「乳児と話す」関西のことばを身につけていないのだった。そこで最近、妻や義両親が娘に話しかけることばを注意深く観察し、学ぶことを始めた。私がそれを身につけるのと、娘がことばを話し出すのと、どちらが早いだろうか。 と言いつつも、今でも私は福岡のことばで娘に話しかけている。大阪のことばと福岡のことばのバイリンガルになってほしいとひそかに期待しながら。神戸学院大学 男女共同参画推進室 住 所 神戸市中央区港島1丁目1番地3 電 話 078-974-1551(代表)内線84453 メール danjokyodo@j.kobegakuin.ac.jp 4月1日から、日曜・祝日等出勤時一時保育利用料のきょうだい割引が始まります~2人目から半額~ 日曜・祝日等出勤時一時保育をより一層利用しやすい制度とするため、4月1日よりきょうだいにて一時保育を行う際に2人目からの利用料を半額とします。利用料は4 時間未満2,000円、4時間から6時間未満3,000円、6時間以上4,000円です。詳細は、男女共同参画推進室HPへ。 2020年度神戸市受託事業「『こうべ男女いきいき事業所』大学生による情報発信事業」で、3つのプログラムを実施しました 「こうべ男女いきいき事業所」魅力発信プログラムでは、学生らが、(株)フジッコ(現代社会学部 清原ゼミ)、モロゾフ(株)、日本イーライリリー(株)(経済学部 大塚・木暮ゼミ)の方に、理念やワーク・ライフ・バランスの取り組みについてインタビューを行い、魅力を伝える紹介記事を作成しました。 また、市民公開講座「男女の活躍と働き方改革」オンラインセミナーを実施し、約90名が参加しました。「神戸市の企業で働く魅力を学ぶ」と題して、「こうべ男女いきいき事業所」表彰企業である(株)水登社、(株)ユーシステムの方に、自社の取り組みについてご講演いただき、コロナ禍下での働き方などの、学生の「今知りたいこと」についてもお答えいただきました。 「10代から考えるワーク・ライフ・バランス」プログラムでは、共通教育科目「プロジェクト演習」と連携し、(株)村上工務店、兵神装備(株)、(株)トモエシステム、兵庫六甲農業協同組合、六甲バター(株)、白鶴酒造(株)、生活協同組合コープこうべ、(株)デジアラホールディングス、(株)神防社にご協力いただきました。企業の方から働き方改革の取り組みや実際に抱える課題について学び、紹介記事を作成しました。 計14社にご協力いただきました。学生の作成した紹介記事は、神戸市のHPに掲載されます。お父ちゃんの子育てばなし介護個別相談会をご利用ください 社会福祉法人兵庫県社会福祉事業団と提携して、介護の専門家による個別相談会を毎月第3火曜日に行っています。電話での相談も可能です。緊急の場合はご相談ください。詳細はこちら↓ https://www.kobegakuin.ac.jp/information/kyodo_sankaku/torikumi/kaigosoudan.html神戸学院大学 男女共同参画推進室 男女共同参画キャッチフレーズ最優秀賞・優秀賞が決定し、表彰式が開催されました 11月27日に表彰式を開催し、学長から「応募301作品という大変な競争率のなかでも、輝きをもったフレーズだった。ぜひ誇りをもってほしい」と祝福の言葉がのべられました。受賞作品は、男女共同参画の広報・啓発活動に使用されます。最優秀賞・「年齢、性別、経験、違いが『次』を作り出す」石上翔悟さん(経営学部2年次生) 優秀賞・「未来のために今日から動く 男女『今日動』 参画」柏葉幹太さん (現代社会学部3年次生) ・「まずは自分を、そして相手 を認めよう。」 石川奈緒さん(経営企画グループ事務職員) 日曜・祝日等出勤時一時保育をご利用ください 1歳児~小学校3年生までのお子さんを対象に、入試などによる当該キャンパスでの日曜・祝日等出勤時に、両キャンパス内において、一時保育を行っています。利用料は4 時間未満2,000 円から。詳細は、男女共同参画推進室HPへ。一時保育を利用して 祝日授業日では、よく学内の一時保育を利用させて頂いております。現在こどもは5歳(男児)になりましたが、この制度が始まった3歳の時から何度か利用させて頂いております。お世話になるシッターさんと毎回楽しく、あっという間の時間を過ごしているようです。お友達がいるときは一緒に遊び、ひとりの時はシッターさんを独占して楽しく過ごしています。一時保育の場所は4号館の会議室ですが、マットを敷いて頂き、折り紙や工作ができるような準備もして頂いて、また、端によせた長机の脚には、危険防止のためのかわいいぬいぐるみが!皆さんからの細やかな気配りにとても感動して「私も授業頑張ろう!」と、毎回励まされています。 保育終了時には、シッターさんから頂く連絡用紙で保育時間中の様子をご報告いただいておりますが、「頭の中でイメージを作るのが上手です」などを読むと、成長しているんだなーと実感することができます。学内ということで安心して預けることができること、そしてなにより、こども本人が「今日もママの学校の保育園に行く~」と楽しみにしていることが、「祝日授業日だけどどうしよう?」という不安をかなり軽減してくれています。今後とも、どうぞよろしくお願い申し上げます。 (総合リハビリテーション学部 小形晶子)男女共同参画・ジェンダー卒論発表会を開催しました~2月5日~非常事態宣言を受け、オンラインに変更して実施。学内外から30名を超える参加がありました。今年度は、人文学部、人文学部人間心理学科、現代社会学部、GC学部の6名の学生が、卒業研究の成果をパワーポイントに整理して発表しました。全員での投票の結果、最優秀賞には「遊女のイメージーー過去と現在を比較して」を発表した熊川紗帆さん(人文学部)、優秀賞には「多様な性が生きやすい社会ーーアライという存在に着目して」を発表した青山乃愛さん(人文学部)と、「幽霊のジェンダー論」を発表した沖紅音さん(現代社会学部)が選ばれました。 要旨集は、男女共同参画推進室でご覧いただけます。 女性研究者オンライン・ランチタイムミーティングを開催します~2月15日~ お昼の時間に、情報共有や意見交換を通した女性研究者の横断的仲間づくりの機会として実施します。日頃はなかなか集まることができませんが、ぜひこの機会にご参加ください。 ◆2021年2月15日(月)12:45-13:45◆オンライン(zoom)※参加をご希望の方は、メールでご連絡ください。折り返しZOOMのURLをお送りします。娘のまりが生まれた頃の本学は、国際交流の黎明期で国際交流課が設置されたばかりで、場当たり的に業務を遂行する日々でした。 娘は韓国やニュージーランドの客員教授のお宅でホームステイをさせていただいたり、オーストラリアのグリフィス大学からの交換留学生のお姉さんには英会話を教えてもらったりして、国際的な環境で幼少期を過ごしました。一方、日本の学校には馴染めず、小学校から大学に至るまで、様々な問題を起こしてくれました。 その後、娘が英国人に出会って結婚し、英国のHorshamという片田舎に永住したことから娘の状況は一転しました。娘は日本にいる時よりも生き生きとUK Lifeにすっかり馴染んでしまったのです。 娘の変貌ぶりを目の当たりにして、私はその子に相応しい場所がきっと世界のどこかにあるのだということを知りました。娘は、今では、英国で5歳、3歳、1歳の3人の息子を授かり、日々子育てに奮闘しています。 (国際交流センター 小畑 佳弘) 神戸学院大学 2020年11月 男女共同参画ニュース 第24号 神戸学院大学 2021年1月 男女共同参画ニュース 第26号 男女共同参画ニュース 第25号 神戸学院大学 2021年2月 男女共同参画ニュース 第27号 神戸学院大学 2020年12月お父ちゃんの子育てばなし(グロ-バル・コミュニケーション学部 香月 裕介) 078-571-0927(直通) 住 所 神戸市中央区港島1丁目1番地3 電 話 078-974-1551(代表)内線84453 078-571-0927(直通) メール danjokyodo@j.kobegakuin.ac.jp 32

元のページ  ../index.html#34

このブックを見る