5周年の歩み報告書
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■■■男女共同参画推進委員長(学長) ■■ ■■男女共同参画推進■長(■■■会学■教授) ■■ ■■ 男女共同参画の推進は、私が2016年7月に学長に就任して最初に取り組んだ主要テーマの一つでした。そこでまず、「男女共同参画推進ワーキンググループ(座長:西垣千春・学長補佐<当時>)」での議論を経て、2017年4月に「神戸学院大学 男女共同参画推進宣言」を策定・公表いたしました。 「宣言」の策定を受けて、2017年度には、男女共同参画推進室(初代室長:清原桂子教授)の開室、男女共同参画推進委員会、男女共同参画運営委員会の設置など、推進組織体制を整備し、「男女共同参画推進計画2018-2022」が策定されました。 2018年度からは、「推進計画」の6つのアクションプランに基づき、清原室長(運営委員長)の強力なリーダーシップの下、運営委員の皆さんのご尽力により、本冊子に記されているように多種多様な男女共同参画推進の取り組みが展開されてきました。 この間、本学史上初の女性副学長が誕生し、事務部門でも複数の女性部長が生まれました。2019年度には、本学が「こうべ男女いきいき事業所」に選ばれて神戸市から表彰を受け、また、「ひょうご女性未来会議 in こうべ」がポートアイランド第1キャンパスで開催されました。対外的にも本学の取り組みが評価されてきているものと考えています。 また、「学長カフェ」では、参加していただいた教職員の皆さんから職場環境の改善についてのご意見やご提案を生の声としてお聞きすることができ、大学運営にとって有意義な企画となっています。 「宣言」5周年を迎え、2022年度は「推進計画」の最終年度であるとともに、これまでの取り組みを踏まえて新たな「推進計画」を策定する時期にもなります。神戸学院大学が今後ますます、男女がともに働きがいを共有でき、学びやすい環境となるように、男女共同参画推進の歩みをさらに進めていきます。 大学として男女共同参画を進めていくために、本学ではまず、「神戸学院大学 男女共同参画推進宣言」(2017年4月1日)として、この問題に取り組むという大学としての明確な意思が、佐藤雅美学長のリーダーシップのもとで学内外に示されました。そして、全学的推進組織として、男女共同参画推進委員会(委員長:学長)と実務を担う男女共同参画運営委員会(委員長:男女共同参画推進室長)が設置され、事務局として男女共同参画推進室が新設されたのです。 男女共同参画推進室が立ち上がってすぐの大きな仕事は、全教職員アンケートやミーティング等を重ねて、「男女共同参画推進計画2018-2022」を策定することでした。この「男女共同参画推進計画」は、大学の「中期行動計画」、「女性活躍推進法 一般事業主行動計画」と連動して取り組んでいく計画として位置づけられました。 初代の男女共同参画推進室長として、1つ1つ事業を企画し、実行していくにあたって、これらの基盤整備と、学長をはじめとする大学の支持が明示されていたことは、大変ありがたいことでした。各学部・研究科、全学教育推進機構、各所属からの16人の教職員から構成される運営委員会では、毎回様々な意見やアイデアが出され、活発な意見交換が行われました。 コロナ禍で、この2年は運営委員会もオンラインで行われ、多くの事業も、オンラインまたは教室とオンラインのハイブリッドで実施せざるをえませんでした。しかし、そのことは一方で、離れているキャンパスの空間を超えて教職員や学生の事業への参加があるなど、これからヘ向けた可能性を広げてくれた面もあります。本学の男女共同参画推進事業が、少子高齢・人口減少社会化がさらに進む中で、大きく変化する社会の課題解決に役割を果たすことができるよう、この5年間の蓄積を踏まえて今後もさらに取り組みを進めてまいります。男女共同参画推進委員長(学長)挨拶男女共同参画推進室長 挨拶

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