5周年の歩み報告書
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「2017年度神戸学院大学男女共同参画推進に関するアンケート調査報告書」をまとめ神戸学院大学 男女共同参画推進室住 所 神戸市中央区港島一丁目1番地3 電 話 078-571-0927(内線84453)メールdanjokyodo@j.kobegakuin.ac.jp回答者は、教員52.7%、事務職員47.3%とほぼ半数ずつでした。例えば、「子育てや介護と仕事を 両立するために何が必要だと思うか」の設問に対しては、「理解ある職場の雰囲気」(61.7%)、「急な 休みがとれるよう、仕事内容を複数で共有する職場体制」(58.1%)が最も多く、それぞれ6割ありました。また、3割近い方々(27.4%)から、「仕事や子育ての悩みを抱える当事者が出会える場がほしい」などの提案を含む、丁寧な自由記述もいただいています。現在、男女共同参画運営委員会で内容をまとめており、今年度中を目途に報告書として発表します。 両キャンパスで開かれたランチミーティングでは、あわせて30人が参加。昼食を持ち寄って、「男女共同参画のロールモデルを身近に学べる機会を」「学生たちへの男女共同参画教育の充実を」「休業取得者の周囲の人のフォローの必要」等活発で率直な意見交換が行われました。 中会議室(A号館4階)【KAC】2月13日(火)11:50~13:40 男女共同参画運営委員会では、第2回(2017年12月18日)、第3回(2018年1月15日)会議を開催しました。男女共同参画推進に関するアンケート結果やランチミーティング等でのご意見を踏まえ、今年度中に策定する男女共同参画推進計画について、メールでの意見交換も重ねながら議論を進めています。神戸学院大学 男女共同参画推進室住 所 神戸市中央区港島一丁目1番地3 電 話 078-571-0927(内線84453)メール danjokyodo@j.kobegakuin.ac.jp心理学部*では、2014年10月から「子育てサロン『まなびー』」を実施しています。近隣地域の親子連れを対象とし、保育士2名が常駐する「プレイルーム開放」に加え、「学生とあそぼう」「アートであそぼう」といった特別プログラムを実施しています。特別プログラムでは、ポートアイランドキャンパスへの遠足や芋ほりなど多彩なプログラムを用意しています。本学部の発達心理学領域の学生さんの実習の場でもあります。火・水・木曜日の3日間(10時から16時)、14号館3階で開室しています。登録制となっており、どなたでも参加できます。ご家族やお知り合いの方にも是非お知らせください。*心理学部は、2018年4月、人文学部人間心理学科より改組されました。日経WOMAN(日経BP社)が選ぶ「ウーマン・オブ・ザ・イヤー2018」に本学薬学部出身のポーラ化成工業研究企画担当執行役員の末延則子さんが選ばれました。毎年この賞は、常識を超え新しい価値を創造した 女性に贈られています。末延さんは、昨年発売された世界初のシワ改善効果のある化粧品「リンクルショット・メディカル・セラム」の開発を、強力なリーダーシップで地道に推し進め成功させたことが評価され、2018年の大賞に輝きました。 科学技術における男女共同参画が推進されています。女性ノーベル生理学・医学賞受賞者を輩出した中国への関心が高まっており、参加させて頂いている科研費の調査で昨年末、中国科学院、北京工業大学を訪問し、お話を伺う機会を得ました。「男子理系、女子文系」という枠組は中国では過去のもの。理工系修士課程の女子学生数は男子を上回り、全国の科学技術者総数に占める女性比率もすでに4割。次なる目標は次世代の女性リーダー育成だと語る元第三世界女性科学組織主席の力強いお言葉が印象的でした。 (グローバル・コミュニケーション学部 教授 大濱慶子) (写真 中国科学院物理研究所にて)(株)資生堂副社長、元厚労省雇用均等・児童家庭局長)・鼎談3月1日、佐藤雅美学長と男女共同参画運営委員会委員が、率直に意見交換する「学長カフェ」を開催しました(住智明事務局長同席)。「理系文系、学部を超えたネットワークができて有意義」「子どもがいることがマイナスにならないようにしたい」「私たち自身の姿を学生が見ていることを意識して働きたい」等の委員からの意見に対し、学長からも、「男女共同参画は大学全体の活性化のために必要であり、知恵をだしあって進めていきたい」とお話がありました。(心理学部准教授道城裕貴)650-8586神戸市中央区港島一丁目1番地3TEL 078-571-0927(内線84453)MAIL danjokyodo@j.kobegakuin.ac.jp2018年6月27日(水)11:15~12:50D号館313教室(薬学部 助教 北條恵子) 男女共同参画の推進に向けて 神戸学院大学 学長 佐藤雅美 このたび男女共同参画推進室を開室いたしました。昨年10月に「男女共同参画 推進ワーキンググループ」を立ち上げ、本年3月に答申書をいただき、これを もとに4月に「神戸学院大学男女共同参画推進宣言」を策定し、発表しました。 その後、規程等を整備した上で、10月1日に推進室を設置する運びとなりました。 また同時に、学長を委員長とする男女共同参画推進委員会及び室長を委員長とする 男女共同参画運営委員会が立ち上がり、今後は「宣言」の3つの基本方針に基づいて男女共同参画推進計画を策定し、本学の教職員ならびに学生の皆さんが、男女分け隔てなく自らの能力を発揮し、仕事や勉学に励むことができるような環境づくりを推進していきたいと考えています。男女共同参画に関する情報提供等のツールとして、本ニュースも創刊されました。皆様のご理解・ご協力をよろしくお願いいたします。 男女共同参画推進のためのアンケート(無記名)にご協力ください~12月4日まで~ 今後の取り組みに反映させるため、各学部・研究科(教員)、各グループ(事務職員)を通して、男女共同参画推進のためのアンケートを実施しています(12月4日までに学内 6ヶ所の回収箱に)。また、自由に意見交換するランチミーティングを次の日程で行います。出入り自由ですので、少しの時間でもぜひご参加下さい。(いずれも、時間は11:50~13:40)○KAC 11月21日(火)42A会議室 ○KPC 12月6日(水)A号館4F中会議室 各学部・研究科、事務職員代表14名から構成される男女共同参画運営委員会の第1回会議が10月23日に開かれました。他大学の取り組み事例等について情報を共有するとともに、今後の日程やアンケート項目案などについて意見交換しました。 「神戸学院大学 男女共同参画推進計画 2018-2022」を策定しました昨年11月から今年にかけての全教職員へのアンケート調査(回収率50.8%)、4回のランチミーティング(参加者57人)等と並行して、男女共同参画運営委員会(14人、委員長:男女共同参画推進室長)による検討を重ね、男女共同参画推進委員会(委員長:学長)において、2018年度から2022年度までの5か年計画として、上記計画が決定されました(2018年2月)。「神戸学院大学 男女共同参画推進宣言」(2017年4月)における基本理念と3つの基本方針に基づき、次の6つの行動計画(アクションプラン)をたてています。詳しくはhttp://www.kobegakuin.ac.jp/information/kyodo_sankaku/keikaku.htmlをご覧ください。 今後、順次具体的な取り組みを進めていきますので、ぜひご参加ください。アクション1:男女共同参画、女性活躍推進のための情報共有とエンパワメント、ネットワークアクション2:次世代のための男女共同参画教育、キャリア形成支援アクション3:経済団体や地域団体、行政、NPO、マスメディア等と連携した、学内外を対象とした 男女共同参画フォーラム等啓発事業や企画の実施アクション4:仕事と子育て・介護等家庭生活を両立するための支援アクション5:ワーク・ライフ・バランス(仕事と生活の調和)のための仕事の効率化と職場環境づくりアクション6:上位職や管理職におけるバランスのとれた男女比率ました~ご協力ありがとうございました~ http://www.kobegakuin.ac.jp/information/kyodo_sankaku/questionnaire.htmlをご覧ください(全32ページ)。本学の男女共同参画推進のために必要な取組については、「上司や同僚の理解促進」(65%)、「勤務時間の柔軟化や仕事の効率化」(58%)、「男女の昇任・昇格の平等」(53%)が上位になっています。ワーク・ライフ・バランスのための取組では、「会議等夕方以降の仕事がないこと」「勤務時間の融通がきくこと」「仕事内容の効率的改善」がいずれも44%で上位です。どうぞよろしくお願いいたします 男女共同参画推進室長 清原桂子昨年女性活躍推進法が施行され、働き方改革が言われるようになりました。しかし、男女がともに職場・家庭・地域での生活を分かち合い、生き生きと暮らしていくためには、様々な課題があります。意思決定プロセスへの女性たちの参画も不可欠です。教職員の方々と議論を重ねながら、これらの課題に取り組んでいきたいと考えていますので、どうぞよろしくお願いいたします。トピックス育児・介護休業法の改正(2017年10月1日施行)に伴い、本学の育児休業等取扱規程を改正しました。育児・介護のための制度について、詳細を学内情報サービス:教職員情報へ掲載しています。神戸学院大学 男女共同参画推進室 住 所 神戸市中央区港島一丁目1番地3 電 話 078-571-0927(内線84453)メール danjokyodo@j.kobegakuin.ac.jp「子育てランチミーティング」を開催しました2月5日にKPCで(13人参加)、2月13日にKAC(参加14人)で、子育てランチミーティングを開催しました。「夜遅くまでの委員会と子育ての両立ができない」「先輩から教えてもらった情報が役立った」「子育ては孤立しがちなので、教職員のネットワークが広がってほしい」など、活発で、また楽しい意見交換ができ、早速情報を教えあう約束もできていました。45会議室(4号館5階) 10月1日付で男女共同参画推進室が設置され、室長に清原桂子・現代社会学部教授、副室長に西垣千春・総合リハビリテーション学部教授が就任しました。10月2日には、学長と室長の手によって、D号館4階に新設された男女共同参画推進室に、室の看板がかけられました(副学長、副室長、事務局長等同席)。今後、「男女共同参画推進計画」の策定や推進事業の企画・実施等に取り組んでいきます。2■男女共同参画推進に関するアンケート(2017年11月~12月実施)へのご協力を ありがとうございました ~50.8%(281人) の方々から回答をいただきました~KAC(2017年11月29日)及びKPC(同12月6日)で、ランチミーティングを開催しました 子育てランチミーティングにご参加ください ~子育てについて語り合いませんか。出入り自由ですので、少しの時間でもぜひどうぞ。~ 【KPC】2月5日(月)11:50~13:40 男女共同参画運営委員会で、男女共同参画推進計画の検討が進められています 神戸学院大学男女共同参画推進計画2018-2022を進めていきます神戸学院大学学長佐藤雅美介護ランチミーティングにご参加ください★~出入り自由~★先の男女共同参画推進に関するアンケート調査でも、2割の方が現在介護を必要とする家族がいると回答されており、介護について自由に意見交換するランチミーティングを次の日程で行います。出入り自由ですので、少しの時間でもぜひご参加下さい。(いずれも、時間は11:50~13:40)○KAC5月21日(月)42B会議室○KPC5月28日(月)A号館4F中会議室「子育てサロンまなびー」をご存じですか神戸学院大学男女共同参画推進室中国の女性科学者政策について本ニュース第3号でも紹介されていますように、今年度から6つの行動計画(アクションプラン)からなる「男女共同参画推進計画2018-2022」が実行に移されます。本学では、昨年4月に「神戸学院大学男女共同参画推進宣言」を機関決定・公表し、10月には男女共同参画推進室を開設するとともに、男女共同参画推進委員会(学長主宰)ならびに男女共同参画運営委員会(室長主宰)を立ち上げ、アンケート調査やミーティングを重ねて意見聴取をしながら推進計画を作成してきました。今年度から男女共同参画推進室に専任の特任講師も配置され(全学教育推進機構所属)、現在見直し作業が行われている共通教育科目には、「ジェンダー論」に加えて「男女共同参画推進論」という科目も提案される予定です。今回の推進計画を実行していくことによって、男女共同、教職協働で働き甲斐のある職場環境が推進されることを願っています。ご理解とご協力を何卒よろしくお願いいたします。記念フォーラムを開催します★~参加者募集~★男女共同参画推進計画策定記念・男女共同参画週間記念フォーラムを次の通り開催します。教職員、学生、地域の方々など、お誘い合わせのうえ、ぜひご参加ください。・日時・場所・テーマ女性活躍とWLBは組織の成長戦略・講演岩田喜美枝氏((公財)21世紀職業財団会長、元岩田喜美枝氏今村弥雪氏(川崎重工業(株)ダイバーシティ推進課長)清原桂子(男女共同参画推進室長、現代社会学部教授)学長カフェを開催しました神戸学院大学 2017年11月 男女共同参画ニュース 創刊号神戸学院大学 2018年3月 男女共同参画ニュース 第3号 男女共同参画ニュース 第2号 神戸学院大学神戸学院大学 2018年1月 男女共同参画ニュース第4号2018年4月男女共同参画ニュース 創刊号−第37号

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