2 【基調報告KPC1】【パネルディスカッションKPC1】【KAC(遠隔)】○「神戸学院大学 男女共同参画推進宣言」5周年フォーラム 「男女共同参画のこれまで、そして、これから」○日時:2021年12月17日(金)13:45-15:15○場所:KPC1 B301講義室、KAC 951講義室(遠隔)、オンライン(ハイブリッド)○内容: 基調報告 清原 桂子 男女共同参画推進室長(現代社会学部教授) パネルディスカッション パネリスト 竹治 康公教授(経済学部) 小形 晶子助教(総合リハビリテーション学部) 影本 由美子部長(広報部) 柚木 康史サブリーダー(研究支援グループ) コーディネーター 清原 桂子 男女共同参画推進室長(現代社会学部教授) 参加者数:135人(職員研修を兼ねる) 「神戸学院大学 男女共同参画推進宣言」(2017年4月1日)から5周年となることを記念して、標記フォーラムを開催した。 基調報告の清原桂子男女共同参画推進室長は、男女共同参画をめぐる高度経済成長期以降の歴史的変化を整理するとともに、「男女共同参画推進宣言」に基づいて策定された「男女共同参画推進計画2018-2022」のアクション別取り組みについて概観。これからの課題として、1)人材の多様さを組織の力にしていく、2)働きやすさとともに働きがいのある職場づくり、3)アンコンシャスバイアス(無意識の思い込み)への対処、4)男女共同参画を学んだ学生を社会に送る大学の役割、等をあげた。 続くパネルディスカッションでは、竹治氏からは、組織に就く「メンバーシップ型」から仕事に就く「ジョブ型」への転換、戦略的ジョブローテーションとプロを育てる人材育成の重要性について提起があり、小形氏からは、子育てと研究の両立の難しさはあるが、本学の日曜・祝日等一時保育制度や職場の雰囲気などにエンパワメントされていること、また、様々な制度づくりとともに運用の仕方も重要と話があった。影本氏は、女性管理職としてプレッシャーもあった自身の経験から後輩たちの理解者となりたいと考えていること、今後は仕事量の増加・高度化とワーク・ライフ・バランスの兼ね合いが課題であることについて述べ、柚木氏からは、育児休業取得の経験で得たこと、身近なところで「時間の効率化」を図っていくことが課題という指摘があった。フロアからの質疑を含めて、男女共同参画のための研修のあり方や働き方改革等について活発な意見交換が行われた。「『神戸学院大学 男女共同参画推進宣言』 5周年フォーラム」の開催■
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