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Club Pick Up1 硬式野球部 Club Pick Up1 硬式野球部
神戸学院大学硬式野球部は全国大学野球26連盟の中でも屈指の5リーグと称される(東京6大学、東都大学、首都大学、関西学生、関西六大学)の一つである関西六大学野球連盟(本学の他に龍谷大学、京都産業大学、大阪経済大学、大阪商業大学、大阪学院大学)に所属し、その一翼を担い鋭意活躍中です。これまでに1997年秋季シーズンに創部以来悲願の初優勝、2011年秋季シーズンには完全優勝を果たすなど好成績を残しています。OBにはプロ野球界で戦略スタッフとしてチームの重要な役職を担う者、またアマチュア界最高峰の社会人野球で指導者、選手として活躍する者、さらには高校野球界での指導者も数多く自らの教え子を率い甲子園出場を幾度となく果たした有能な教育者も輩出しています。

大学野球は、春季と秋季に明治神宮野球場と東京ドームを使用し大学日本一を決める全国大会が開催されます。6月の全日本大学野球選手権大会には全国26連盟の春季リーグ戦優勝チームが出場、また11月の明治神宮大会には関西からは関西地区大学野球選手権大会(関西各5リーグの秋季リーグ戦優勝校が出場)を勝ち抜いた上位2チームが出場することができます。

硬式野球部の目標ももちろんリーグ戦に優勝し全国大会に出場することですが、グラウンドでは情熱溢れる指導で野球部を牽引する伊与田監督のもと、部員一同、野球のスキルだけではなく人格的にも自己研鑽を重ね「社会に出て活躍できる人材」を目指し、日々練習に打ち込んでいます。

  • 主な年間スケジュール

    4・5月:
    関西六大学野球春季リーグ戦、新人戦
    6月:
    兵庫カップ野球選手権大会
    8月:
    関東遠征、オープン戦
    9・10月:
    関西六大学野球秋季リーグ戦、新人戦
    11月:
    兵庫県大学野球選手権大会、兵庫県知事杯争奪社会人・大学野球大会
    2月:
    沖縄キャンプ
    3月:
    愛知大学野球連盟対抗戦、オープン戦
  • 硬式野球部DATA

    所属連盟:
    関西六大学野球連盟1部制1部
    部員数:
    男62名/女5名
    活動場所:
    第4(枦谷)グラウンド(有瀬キャンパス)
    練習日時:
    7:30~20:00(原則的に月曜日が休み) ※授業優先
    総監督:
    福島康徳(KAC学生支援グループ)
    監督:
    伊与田健吾(特別技術指導員)
    助監督:
    林昌希(技術指導者)
    コーチ:
    池田雄介

硬式野球部についての詳細は団体専用サイトへ

注目選手に一問一答! 注目選手に一問一答!

2015年夏の甲子園に岡山県代表で出場した岡山学芸館高等学校野球部出身。ポジションはショート。3年次からキャプテンを任せられ四番として活躍中。 2015年夏の甲子園に岡山県代表で出場した岡山学芸館高等学校野球部出身。ポジションはショート。3年次からキャプテンを任せられ四番として活躍中。
Q.なぜ、硬式野球部に入ったのですか?
小学校の6年生で地元のソフトボールチームに入ってから、中学、高校とずっと野球に打ち込んできました。そのため、本学には指定校推薦で入学し、硬式野球部に入部。進学先を相談した担任の先生にすすめられたことと、何より、最初に推薦をもらったのが本学だったことが決め手になりました。

Q.大学の部活動で変わった、成長したと思うことは何ですか?

高校時代と変わったと思うことは、上達する練習方法などを自分で考えられるようになったこと。それまでは、バッティングをする際に体の軸がぶれた形でスイングしていましたが、そんなフォームでは大学野球で通用しません。そこで、ぶれないフォームを心がけた結果、それまでシングルヒットばかりだったのが長打を打てるようになりました。これも、監督やコーチと相談して自分なりに試行錯誤しながらフォーム改造に取り組んだ結果だと思います。

3年次の秋季からはキャプテンに指名されたこともあり、これまでよりチーム成績を第一に考えるようになり、全体に目配り、気配りができるようになりました。練習時には、レギュラーメンバー以外も含めて全部員に声がけするようにし、チーム全体のモチベーションアップを図っています。

Q.一番の思い出は何ですか?

2年次生と3年次生の今年、関西六大学野球連盟選抜のオールスターメンバーに選ばれたことです。そのなかで、2015年度のドラフト会議で広島カープの1位指名を受けた大阪商業大学の岡田明丈投手などと一緒にプレーできたことは、自分の将来を考えるうえでとても勉強になりました。

硬式野球部は、私が入学してから一度もリーグ戦の優勝がありません。在学中に、ぜひとも優勝してキャプテンの責務を果たし、併せて個人成績も上げてドラフト会議で指名されること。目下、そんな最終目標を目指して全力を注いでいるところです。

Q.将来の夢を教えてください
プロ野球選手になることです。その夢一筋でここまで頑張ってきました。もし、大学卒業時のドラフト会議にかからなくても社会人野球のチームで活躍し、プロ野球球団から指名されるようになりたいと思っています。
Q.メッセージをお願いします
硬式野球部は、単に戦績を上げるためだけでなく、部員の人間的な成長も伴った指導をしているのが特長。伊与田監督をはじめ打撃・守備担当の池田コーチなど、一人ひとりに向き合って熱心に指導をしてくれます。 部の雰囲気もよく、強豪校以外の硬式野球経験者もたくさん活躍しています。ぜひ一緒に、硬式野球部でリーグ戦優勝を目指しましょう!

目標を持って充実した4年間に! 目標を持って充実した4年間に!

私が硬式野球部在籍中は、入学直後の春季リーグ開幕戦に勝利し、連盟の連敗記録(22連敗)を脱出したものの、リーグ戦は大半が最下位。優勝とは全く無縁に終わりました。

私自身、その当時の心境を振り返ると、高校時代は甲子園を目指し、日々厳しい練習に耐え必死に努力するも、あと一歩のところで手が届かず。野球での目標もなくなり、ただ単に野球が好きというレベルで、言わば抜け殻のような状態で入部したように思います。そうしたなか、私が3年次生の時に福島監督(現硬式野球部総監督)が就任され、野球に取り組む姿勢やアマチュア野球の最高峰である社会人野球の素晴らしさを教えていただきました。私のなかでは、その世界で野球をすることが目標になり、目標を持つことにより少しずつではありますが、練習に対する意識や思いが変わりました。個人的には在学中の4年間で納得する結果を残すことはできませんでしたが、その時の悔しさや経験を後の社会人野球生活において活かすことができたと思っています。

大学卒業後は、三菱重工神戸野球部で13年間お世話になり選手生活を終えましたが、その間、都市対抗野球大会10年連続出場や社会人野球日本選手権大会優勝など、他ではできない多くの経験をし、今は同チームのコーチとして、その経験や考え方を選手に伝えています。

現在、硬式野球部に在籍している後輩や今後入部される方には、同じ目標を持ったチームメイトと切磋琢磨し、悲願の「神宮出場」さらには「大学日本一」を期待するとともに、野球を通じて多くの事を学び、さまざまな経験を重ね、充実した4年間を過ごして、立派な社会人・野球人に育って貰いたいと願っています。

神戸学院大学硬式野球部OB
庄野 圭昭さん(1996年法学部法律学科卒業)

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