2010年4月より、就職・キャリア支援体制を強化
キャリアセンターは、これまで以上にきめの細かいキャリアサポートが行えるよう、就職活動に必要な知識やスキルの相談に応じる進路相談員を増員。3名の進路相談員を常駐させ、相談業務の充実を図りました。これにより、より多くの学生からの相談にも対応が可能となりました。さらに、キャリアセンターでは、キャリアセンターの事務スタッフと進路相談員、就職活動に関するアドバイスのほかに心理的なケアも行うキャリアカウンセラーとの連携を強化。3者が三位一体となって、学生の就職活動をバックアップします。
学生生活はキャリア形成の第一歩
カウンセリングを利用して“内なる力”を発見しましょう
キャリアカウンセリングは、エントリーシートの書き方、面接試験の受け方など就職活動に関する知識やスキルを伝えるだけではなく、心身ともに充実した就職活動や学生生活を維持するための心理的なサポートを主にしています。
最近は不況の影響で、企業側の学生に対する採用基準も高くなっています。その結果、就職活動期間も長期化するなかで、誰の心にも不安や葛藤、悩みや迷いは生じてきます。そんな時、努力や根性だけで上手に乗り切れるとは限りません。
例えば、不採用が続き「長所のない自分はもうダメだ」という呪縛に陥った人には、自己分析を通じ、その呪縛は何の根拠もない、非合理的で一方的な“思い込み”であることに気づいてもらえるよう「認知パターン」の修正をします。これまで気づかなかった自分の強み(内なる力)を引き出し、自信を持って行動できるようサポートしています。
そもそも“キャリア”の語源は“キャリエール(馬車の痕跡)”から来ていると言われています。人が歩んでいく足跡、生き方そのものであると考えれば、本学に入った時から神戸学院大生としての “キャリア”は始まっています。1年次からカウンセリングを受けることで自己理解を深め、自分らしい生き方を発見し、より良い人生を歩むキッカケづくりとしていただければ幸いです。
どんな些細なことでも気軽に相談し
有意義な就職活動に
昨年12月より進路相談員が増員され、3人体制で業務を行うようになりました。窓口には、常に相談員が複数いる体制をとっており、現在、月あたり平均100名を超える学生が相談に訪れています。相談内容は、実際に面接のシミュレーションを行ってマナーの確認をするようなものから、エントリーシートの書き方といったものまでさまざまです。私が、相談に乗る際に気をつけていることは、一人ひとりのよい側面を引き出すということです。学生には、マニュアルやテクニックに頼ることなく、自己分析をきちんとして、本当に自分がアピールできることを見つけるように指導しています。また、私は以前、企業で採用担当を務めていたこともあり、企業側から見た採用したい学生のポイントなどもアドバイスしています。どんな些細なことでも結構ですので、ぜひ相談しにきてください。
キャリアカウンセラー/予約制(50分) |
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進路相談員/予約不要 |
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※詳細は下記をご覧ください。
キャリアセンターからのメッセージ
キャリアセンターを活用しましょう
キャリアセンター キャリア支援グループ
生田 哲朗
大学生活は学生時代の仕上げの期間として、また将来職業に就くための準備期間として非常に大切です。大学生活でのさまざまな活動(授業や課外活動、ボランティア活動、アルバイト、下宿生活等)の機会を十分に活用して、視野を広げ学びを深めていくことが必要です。本学では、1年次生から「キャリア入門」「キャリアトレーニング」等の正規授業科目を開設、またキャリアセンターでは進路・就職に関するさまざまなガイダンスやトレーニングを開催しています。1年次生のガイダンスでは、大学生になるというキャリアの移行期(トランジション)を乗り越え、大学生活そのものを充実させていくことが将来の進路や職業の実現に結びついていくことを強調しています。特に3年次生からは就職のための準備・対策として年5回のガイダンスをペースメーカーとして実施、企業へのエントリーの仕方、履歴書やエントリーシートの書き方、面接対策等各種セミナーや面接やグループディスカッション模擬演習等を体系的に展開しています。また学年を問わず、進路・就職個別相談を実施しており、進路や就職に関するさまざまな疑問や不安の解消を図っています。学生の皆さんは、大学生活のあらゆる機会を通じて学びを深め、自己成長を進めてください。そして3年次からはキャリアセンターのガイダンスやセミナー及び個別就職相談を十分に活用して、皆さんの期待する就職を実現していきましょう。4月から「キャリアセンター」として、有瀬キャンパス、ポートアイランドキャンパスに事務所を設置、多くの専任職員スタッフや進路相談員、キャリアカウンセラーが皆さんのキャリア支援のための活動を行っています。キャリアに関して疑問や不安があればぜひ「キャリアセンター」を訪ねてください。