「なりたい自分」と「社会」をつなぐキャリアセンター 
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神戸学院大学のキャリアサポート
「なりたい自分」と「社会」をつなぐキャリアセンター よりきめ細やかなサポートを行っていきます

本学では、大学に入学してから卒業するまでの4年間、さまざまなキャリアサポートを行っています。2010年4月より、「キャリアセンター」と名称を変更し、キャリア支援のより一層の充実を目指し、昨年から進路相談員を増員して相談業務の充実を図り、新たなスタートを切りました。

PASONAグループと提携して行っている就職相談窓口「学職カフェ」
PASONAグループと提携して
行っている就職相談窓口
「学職カフェ」

新たなサービスとしては、人材派遣業最大手の株式会社パソナグループと提携し、同グループが東京と大阪で展開する就職支援サービス「PASONA学職カフェ」を活用できるようになりました。本学学生であれば、セミナーや面接で東京や大阪に出向いた際に立ち寄ってさまざまな相談を受けることができ、スムーズな就職活動ができます。また、各種課外講座及び資格試験の相談や申込みができる「課外講座・資格サポート室」をキャリアセンター内に新設しています。

4/2開催された法学部の新入生ガイダンスの様子
4/2開催された法学部の
新入生ガイダンスの様子

本学では、全学的な取り組みのほか、法学部・経済学部・経営学部・人文学部の文系学部で行われている「キャリアトレーニング」のように、1年次生からキャリア科目を組み込むなど、各学部でも独自のキャリア教育やサポートを行っています。総合リハビリテーション学部・栄養学部・薬学部といった主に専門家養成を目的とする学部においても、独自の教育プログラムを用意し、資格取得に向けての体制強化を図っています。このように本学では、学生の夢の実現に向けて、全学あげてバックアップを行っています。

2010年 主なガイダンス・セミナーのスケジュール

6月 進路支援ガイダンス
  • 1年次生対象 6/16(水)・17(木)
  • 2年次生対象 6/23(水)・24(木)
第1回就職ガイダンス
  • 3年次生対象 6/8(火)~11(金)
  • 4年次生対象 6/1(火)~4(金)
7月 第2回就職ガイダンス
  • 3年生対象 7/6(火)~9(金)
  • 4年生対象 7/1(木)~2(金)
8月 就職準備講座Ⅰ
  • 3年次生対象 8/7(土)~10(火)
第3回就職ガイダンス
  • 4年生対象 8/25(水)~26(木)
9月 就職準備講座Ⅱ
  • 3年次生対象 9/14(火)~17(金)
第4回就職ガイダンス
  • 4年生対象 9/8(水)~9(木)
10月 第3回就職ガイダンス
  • 3年生対象 10/5(火)~8(金)
業界研究セミナー 10/9(土)・16(土)
エントリーシート・履歴書の書き方セミナー 10/19(火)~22(金)
Webテスト対策セミナー 10/26(火)~10/29(金)
11月 ビジネスマナーセミナー 11/6(土)7(日)13(土)14(日)
業界・企業研究Ⅰ(合同企業説明会) 11/9(火)~12(金)
第4回就職セミナー 11/16(火)~19(金)
業界・企業研究Ⅱ(合同企業説明会) 11/24(水)~26(金)
12月 就職活動直前対策講座
Ⅰ.12/4(土)~5(日)
Ⅱ.12/11(土)~12(日)
面接対策セミナー 11/30(火)~12/3(金)
グループディスカッションセミナー 12/7(火)~10(金)
グループディスカッション模擬演習 12/13(月)~22(水)
2011年
1月
第5回就職ガイダンス 2011年1/12(火)~15(金)

※キャリアサポートに関しては、学生生活応援ガイドブック『I am, 私の「なりたい」を見つける。Vol.1』にも、さまざまな情報が掲載されています。また、就職活動に関する情報全般を閲覧できるキャリアセンターの専用サイトもありますので、一度ご覧ください。

キャリアセンターからのご挨拶

キャリアセンター所長
横井 利夫 教授

キャリアセンター所長 横井 利夫 教授

リーマンショック以来経済不況の現在、企業が新卒の採用を控える傾向が続き、就職率は極めて低い状態となっています。この3月に卒業した全大学卒業生の平均就職内定率は80.0%程度ですが、本学では、全国平均を上回り82.5%が内定し、実際には、恐らくそれ以上の率で、卒業生が就職していると思われます。

神戸新聞社の兵庫県内主要企業を対象とした2011年春入社予定の新卒者採用計画アンケートによると、大卒採用「増加」は23%、「前年並」と「減らす」が半数で、求人数回復の動きは鈍く、依然として学生に不利な環境が続きそうです。これは兵庫県のみの問題ではなく全国的な問題であるとみて間違いなさそうです。

また、文科省の調査によれば、2009年度は54%の高校卒業生が大学・短大に入学するというユニバーサル段階がさらに拡大し、ますます卒業時の競争が激化することが予想されます。

このような状況下で職を求めようとする学生を支えるためには、キャリア支援やキャリア教育の役割が、これまで以上に大きなものとなってきています。本学では、この4月から従来の進路支援事務室をキャリアセンターとして独立させ、学生に対し、よりきめ細やかなサポートをできるよう、就職・キャリア支援体制を強化しました。

本学で行われてきたキャリア支援は、キャリアサポート、キャリアトレーニング・課外講座、インターンシップ(体験実習講座)、キャリアカウンセリングなどです。こうした支援は、学生の就職活動にかなりの成果をあげています。これらに加えて、今年度から新しい二つの取り組みが導入されました。その一つは、サテライトキャンパスとして「PASONA学職カフェ」が東京・大阪に設置され、不慣れな都市で就活する学生は、いろいろな支援を受けることができます。もう一つは、有瀬・ポーアイ両キャンパスに「資格サポートコーナー」を設置し、専門相談員を配置して1,2年次からの資格取得の相談や問い合わせに対応することができるようにしました。

また、このような支援に加え、初年次(2年次も含む)からの充実したキャリア教育がこの頃の学生にとっては必要であると考えています。初年次から、さまざまな価値観・社会観・人生観などに触れ、学生自身が自らを見つめ、「気づく」ことが必要であると思います。この「気づき」が勉学や就活の原点と考えると、正課のキャリア教育はもちろんのこと、課外活動やボランティア活動なども非常に大事なことではないかと思います。

新しいキャリアセンターは、学生がスムーズに就職活動に入っていき、希望の業種、職種に就職できるよう、できるだけの支援をしていきたいと考えています。これからは、卒業生の就職先、卒業生の活躍度、また卒業生の満足度こそが、大学評価の一つの指針となっていくようです。そういう意味ではキャリアセンターの役割は極めて重要で、学生の就職支援に向け、各学部および教育開発センターなどとも連携して、より一層頑張っていきたいと考えています。

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