震災の教訓を語り継ぐ―神戸にある大学の使命として
阪神・淡路大震災15年特集
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1995年1月17日に発生した阪神・淡路大震災から、今年で15年が経過しました。今から5年前、震災から10年を迎えるにあたり、神戸学院大学では震災の風化に危機感をもった当時の学生らが中心となり、さまざまな行事を実施しました。このことをきっかけに、神戸にある大学の使命として、あらためて防災に対する意識が高まり、学部横断型の教育プログラムとして「学際教育機構 防災・社会貢献ユニット」が誕生するなど、大きな動きにつながりました。
震災から15年という節目の年を迎えた2010年1月、「1.17のつどい ―阪神・淡路大震災15周年追悼式典―」をはじめとする追悼行事が神戸市ほか各所で実施されました。これらの行事に兵庫県などの行政機関から参加要請があり、日頃から高い意識をもって防災・減災について学ぶ本学学生らが、それぞれ重要な役割を担うことになりました。
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にむけ人文学部水本教授と震災写真を選ぶゼミ生
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「追悼の灯り」を運ぶ学生
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共同声明を発表した中国の学生とユニット生