硬式野球部員２人が今年の第92回都市対抗野球に出場した社会人野球の有名企業チームへの入部が内定しました。

チームのエース、森岡大輔投手（法学部４年次生）が西濃運輸（本社・岐阜県大垣市）へ、また有力打者の大谷雄志外野手（法学部４年次生）が四国銀行（本店・高知市）の野球部に入部を予定し、ノンプロで野球を続けることを希望しています。

森岡投手は秋季リーグ戦で５試合に先発するなど38回1/3を投げて自責点９、２勝２敗、防御率2.11、奪三振39と好投しました。スライダー、カットボール、カーブの変化球を織り交ぜたコントロールの安定した投球が持ち味です。

今春、西濃運輸との練習試合で完投勝利を飾り、試合は２対１で本学が勝ったことが同社野球部の目に留まりました。「体の使い方を勉強し、フォームも変えたことで投球が良くなりました。さらにレベルアップを目指します」と話しています。

一方、大谷外野手は38試合に出場し、119打数26安打９打点、打率２割１分８厘ながら、選球眼の良さで四死球も10。長打力があり、本塁打１本、三塁打２本、二塁打４本を放ちました。四国銀行野球部では本学出身の神野恵資さんが内野手として活躍しています。

大谷外野手は愛媛県出身で、県立今治北高校に進みました。小学校１年から野球に親しんだ四国にはなじみがあります。「大学では野球をやる環境は恵まれていました。今後はできるだけ長く野球を続けたいです。チームに貢献できるように頑張ります」と話しています。