吹奏楽部が神戸ポートターミナルで12月19日、商船三井クルーズが運航する全室スイートの豪華客船「三井オーシャンフジ」の出港に合わせて歓送演奏を行いました。今回のクルーズは、韓国の釜山と愛媛県の松山を経由し、神戸港に戻る４泊５日の船旅を予定しています。

吹奏楽部57人は、出港時に「ラ・ラ・ランド」「マツケンサンバ」「生命の奇跡」「クリスマスメドレー」を披露し、乗船する方も見送りに来た方も手や旗を振ったり、手拍子をするなど、会場が一体となって楽しみ、大いに盛り上がりました。

今回が最後の演奏となった、部長の豕瀬颯希さん（現代社会学部４年次生）は、「私が初めてお客様の前で演奏したのが、この客船歓送でした。何度もここで演奏をしてきましたが、今回の演奏で最後だと思うと感慨深くなりました。今日も部員や乗船の方と楽しく演奏することができて良かったです」と思い出に浸りながら語ってくれました。

指揮を務めた前澤柊さん（人文学部４年次生）は、「クオリティを求められるコンクールとは違い、客船演奏はお客様に楽しんでもらえるように自分たちも楽しんで音楽を表現するよう意識しています。今日はみんなでクリスマスの恰好をして楽しむことができて良かったです」と晴れやかな表情でした。