女子駅伝競走部の萩原健吉監督と次期主将の桑田渚さん（人文学部３年次生）、同部副部長の寺岡好彦学生支援グループ課外活動強化推進室リーダーが12月23日、学校法人神戸学院の西本誠實理事長、中村恵学長らを訪問し、新体制になって初の活動報告をしました。

兵庫県立西宮高等学校陸上競技部顧問としてマラソンの五輪代表選手２人を育てた萩原監督は今春就任。「残念ながら全日本大学女子駅伝（杜の都駅伝）、全日本大学女子選抜駅伝（富士山女子駅伝）に出場がかないませんでした。女子駅伝競走部という名前がついていながら出場したのは関西学生対校女子駅伝競走大会（杜の都駅伝の予選）だけ。指導者として力不足をお詫びします」と述べました。

しかしながら、ほとんどの部員は春から自己ベストを更新しておりトラック5000メートル競技で部員４人が16分台を記録しました。萩原監督は「全国レベルの16分台で走れる部員を増やすことで全国大会出場を実現したいです」と抱負を語りました。

西本理事長は「全国大会出場は果たせなかったが、部員はよく頑張ったと思う」と、ねぎらいました。中村学長からは桑田さんと萩原監督に、「大学に対して要望がありますか」と尋ね、桑田さんは「寮で夕食を準備していただいていますが、朝練習を終えて大学に行くまでの間に食事の時間があまりなく、朝食も準備していただけるとありがたいです」などと答えました。また萩原監督は「週１回、トレーナーの方にマッサージなどに来ていただいています。選手の故障を防ぐために、試合の前などにも臨時で来ていただければうれしいです」と述べました。

萩原監督は「多くの部員がハーフマラソンにもエントリーし、長い距離を一定ペースで走り切れる体力をつけさせたいです」と、今後の強化策を語りました。