公務員〈国U・地上レベル〉関連講座、教養試験対策講座
 法科大学院入試適性試験直前対策講座、法学検定講座 アドバイザー
佐 藤 雅 美
法学部 法律学科 教授
 大学入学時から、漠然と公務員になりたいと考えている学生諸君は多いことと思います。公務員は利潤の追求ではなく、国民や住民のための多様なサービスを提供する仕事ですからやりがいもあり、また、社会的地位も高く、安定した職業でもあるので、ぜひ一人でも多くの学生諸君にチャレンジして欲しいと思います。ただし、公務員と一口に言っても、非常に多様です。国税専門官、労働基準監督官、家裁調査官、裁判所事務官といった専門職もありますし、一般行政職としては国家T種、国家U種、都道府県庁・政令指定都市、地方都市などがあり、警察官、消防官も公務員の一種です。受験日程によっては、併願も可能ですので、自分に合ったものを選んで目標にしてください。公務員試験は教養(知能分野)で決まる、とも言われています。ぜひ早い時期から教養試験対策の勉強を始めてください。
 法律家になるためには、法科大学院(ロースクール)への進学が必須となります。法科大学院に入るには統一適性試験で高得点を取る必要があります(標準コースでは法律専門知識は必要ではないので、法学部以外の学生諸君にも大いにチャンスがあります)。適性試験も教養知能試験に近いものですので、少しでも早く教養試験対策を始めて、直前対策講座で最後の仕上げをして欲しいと思います。
 とにかく、大学4年間で、夢を実現できるように頑張りましょう。

 公務員〈国U・地上レベル〉 関連講座アドバイザー
伴   ひかり
経済学部 国際経済学科 助教授
 公務員試験は狭き門です。早い時期からの自覚と準備が必要だと思います。経済学に関していえば、何よりもまず基本的なことを理解し、一つ一つ積み重ねていくことが重要でしょう。また、試験対策としては、知識を応用して問題を解く練習も大切です。さらに、限られた時間内で問題を解くためには、問題と解法のパターンを暗記することも必要でしょう。この理解・応用・暗記を日頃から心掛けてください。
 大学の通常の講義とは違い、公務員採用試験講座では、試験に直結した知識を得ることができるでしょう。また、同じような志を持つ者が集まるわけですから、一人では同じように準備が進まない人も、良い意味での刺激を受けることができるのではないでしょうか。

 社会保険労務士講座アドバイザー
樫 原   朗
経済学部 経済学科 特任教授
 企業や団体が従業員を雇用すると、労働関係について労働法令に基づき労働管理をし、また、法定福祉費等について社会保険各法に基づき、複雑で膨大な手続きをしなければなりません。労働基準監督署等に届出をしたり、健康保険・厚生年金・国民年金・雇用保険・労災保険などの手続きが必要です。
 これらのもとになる法律は、極めて複雑多岐で毎年のように改正されますので、大企業でも相当な専門知識を持った人を養成しています。
 しかし、中小企業では大きな負担です。そこで、中小企業等は外部の専門家に相談し、あるいは事務を全面的に委託します。こうした仕事を代行したりするのが社会保険労務士(略称:社労士)で国家資格です。近年、中高年者の中でも、資格を取って開業しようとする人も増加して、試験はかなりの難関になってきていますが、やり甲斐のある仕事ですので、ことに若いうちに努力して挑戦して下さい。

 行政書士講座アドバイザー
 谷 直 子
法学部 国際関係法学科 助教授
 行政書士は、身近な法律家としてこれから注目される資格ではないでしょうか。弁護士を大学病院の医者とすると、行政書士は町の診療所のお医者さんにあたると考えてください。資格を目指す意欲あるみなさんへのお願いですが、@勉強にあたっては、学部の授業もおろそかにしないでください。授業で学んだことの上に、課外講座で学ぶことを積み上げた方が近道です。A復習中心に計画を立てましょう。試験のテクニックは繰り返すことで身につくものです。B資格を目指すからには、最後までベストを尽くしてください。でも、「私にはこれしかない!」などと、あまり思いつめないでください。1回目でだめだったら、2回3回と受ければよいのです。また、資格はなにも行政書士だけではありませんし、資格がなくたって大丈夫生きて行けます。それではご健闘をお祈りします。

 宅地建物取引主任者講座アドバイザー
笹 川 明 道
法学部 法律学科 助教授
 学生時代は、資格に挑戦して自分を磨くのに最適の時期です。宅地建物取引主任者(宅建)の資格は、実用的な知識(とりわけ、民法、都市計画法、宅地建物取引業法などの法律知識)が試験勉強で身に付く資格の1つであり、皆さんにひろくお奨めしたい資格です。不動産業者(宅地建物取引業者)は、法律の定めにより、宅建の資格を持つ者を一定人数置かねばなりません。不動産の取引を円滑かつ公正にすすめるには一定の専門的な知識が必要不可欠だからです。宅建の資格は、この種の知識を有しているという証明となるものであり、不動産会社に就職する場合だけではなく、金融機関や一般企業に就職する場合にも武器となります。1人でも多くの人が宅建にチャレンジされることを強く希望しています。

 一般旅行業務取扱主任者講座・通関士講座アドバイザー
森   まどか
加 藤 雅 之
法学部 法律学科 助教授
法学部 法律学科 講師 
 現代は、人もお金も情報も自由に国境を越えて移動する時代です。この新時代に対応した職業を選択したいと思いませんか? 一般旅行業務取扱主任者は、旅行業界で活躍するのに不可欠な資格です。
 通関士は、貨物の輸出入に必要な申告書類を作成し税関への申告や関税の納付などを行う通関業務のプロです。いずれもチャレンジするに値する資格です。一緒に頑張りましょう。

 ファイナンシャル・プランナー講座アドバイザー
角 村 正 博
経済学部 国際経済学科 教授
 アドバイザーの角村です。何か困ったことがあれば、いつでも相談にきてください。
 ファイナンシャル・プランナーの資格は、いま最も注目を集めている資格の一つです。ネット上で少し検索してもらうとその注目度はすぐにわかると思います。就職活動にも役に立つ資格の一つです。
 この資格を生かして活躍している本学の先輩たちもたくさんいます。機会があれば、めざすべき身近なモデルとして、そうした先輩たちの話を聞くのも良いかもしれません。
 過去にこの講座を受講した学生さんからは、自分の就職先を考える上で、とても役に立ったという話も聞いています。
 ぜひこの資格にチャレンジしてみてください。

 初級システムアドミニストレータ講座アドバイザー
塩 出 省 吾
経営学部 経営学科 教授
 近年インターネットの普及に伴って、パソコンが職場や家庭に普及しています。大半の利用は単にワードやエクセルあるいはブラウザの初歩の部分を使っているに過ぎません。パソコンをもっと広く、あるいは深く利用したいとは思いませんか。そのためにはコンピュータの基礎知識が必要になります。初級システムアドミニストレータ講座は、実際にパソコンやインターネットを利用して仕事をしていくユーザーに直接役立つ基礎知識を提供するものと考えてよいでしょう。従って、ITがあらゆる分野に浸透するこれからの時代において、初級システムアドミニストレータの資格は重要なものになると考えられています。皆さん、この講座を受講してこれからのIT社会で勝ち残っていくための強力な武器の一つを獲得しましょう。

 マイクロソフト オフィス スペシャリスト試験対策講座アドバイザー
中 村   恵
経済学部 国際経済学科 教授
 Microsoft Office Specialistとは、現代の代表的ビジネス統合ソフトであるMicrosoft Officeの操作に関するMicrosoft社認定のパソコン技能資格です。本講座は、ワープロと表計算の代表的ソフトであるWordとExcelについて、その操作の基本と応用をしっかりと学び、Office XP/スペシャリスト及びエキスパートの資格獲得を目的として開講されています。大学の授業ではもちろんのこと、就職後の仕事においても必ず必要になるWordとExcelの操作を極め、マイクロソフト オフィス スペシャリスト試験の資格を獲得することによって就職の武器としましょう。

 簿記検定講座(3級・2級)アドバイザー
久 富 玄 理
経営学部 経営学科 教授
 簿記は企業が営む様々な経済活動を金額で帳簿に記録し、計算する技術です。これらの経済活動には、たとえば金銭の出し入れ、商品の仕入れや販売などがあります。
 そして、これらの経済活動の結果は一覧表にまとめられて定期的に報告されます。貸借対照表と損益計算書はその代表的なものです。簿記・会計の知識は合理的な経済活動を行うために必要です。また、この知識は当該企業の経済活動の過去をかえりみ、現状を知り、将来に対処するために必要不可欠です。さらに、この知識は企業の経済活動の結果を企業の利害関係者に、また広く一般大衆にも知らせるために必要です。簿記・会計は今日では社会的な技術とさえなっています。企業も社会も簿記・会計についての専門的知識をもつプロの育成を要求しています。簿記検定の合格証はみなさんが専門的知識をもつプロとして社会的に認定されていることを意味します。この講座を受講されるみなさんが一日も早く簿記検定に合格され、社会で活躍されることを心から祈念しています。


 生活会話から始めるTOEFL講座 TOEIC対策講座
 とにかくしゃべろう英会話講座アドバイザー
R.S.ケアンズ
人文学部 人間文化学科 教授
 国際社会において、英語が共通語の役割を果たすようになったことは、否定できない事実です。世界全人口を考えても、その5分の2の人は英語が通じるといわれています。こうした状況の中では、英語力は不可欠になったといっても決して言い過ぎではありません。英語力があればあるほど海外旅行、好きな分野の研究、ポピュラー音楽、インターネット活動、外国人との交流などを楽しむことができます。しかも、情報のグローバル化に伴い、会社では、商談、貿易実務、法務、経理、報告宣伝など、多くのジャンルで一定の英語力が求められます。
 こうした実社会の要請に応えるべく、自分の英語力を客観的に証明するテストがTOEICならびにTOEFLです。両者は、海外の団体の主催する英語力判定試験で、その成績の客観性は世界的に認められています。留学や希望の就職を成就するため、本講講座を受講して成果を挙げ、自分らしい未来を切り拓いていってください。