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実施日: 健康・生活

9/25 市民講座「慢性腎臓病(CKD)に迫る~CKD克服のために~」を開催しました

9月25日 土曜日および10月3日 日曜日、慢性腎臓病(CKD)の講演会と調理実習を実施しました。
成人の8人に1人が患者といわれるCKDは、放置すると腎不全へと進行し、さらには透析が必要となります。
この講座は生活習慣病との関わりも深いこの病気について多くの方に知っていただくこと、患者さんの療養に役立てていただくことを目的に、先端医療振興財団との共催で企画し、100名を超える方々にご参加いただきました。

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9月25日は、ポートアイランドの臨床研究情報センターにおいて、CKDの食事療法および治療についての講演会を実施しました。
まず、「腎臓を守るための食事療法のキホン」をテーマに、先端医療センター研究員 元淵雅子先生にお話いただきました。CKDの進行における食事の考え方や調理の工夫、エネルギー・たんぱく質など栄養素の必要量などについて説明いただきました。

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続いて、京都大学大学院医学研究科特任講師で先端医療センター腎臓・血液浄化領域グループの笠原正登先生から、「透析にならないためのCKD治療」をテーマにお話いただきました。
腎臓の機能低下が進んでいく様子、治療法など、写真や絵をまじえて分かりやすく説明していただきました。また人工透析が必要となった場合、どのくらいの医療費がかかるのかといった視点でのお話もありました。

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講演の合間に設けた、腎臓病用の食品のサンプル展示・試食コーナー、管理栄養士による栄養相談コーナーにも多くの方に足を運んでいただきました。

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10月3日は神戸女子短期大学ポートアイランドキャンパスにおいて、「家庭で出来るCKD治療食のポイントと調理実習」を神戸女子短期大学 今本美幸准教授の指導で実施しました。今回の献立は、塩分を1食あたり1.9gに抑え、低たんぱく食品を使用するなど「CKD治療食のポイント」を盛り込んだ5品。“簡単”“おいしい”と好評でした。

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参加者からは、「大変勉強になった」「今後もこのような企画を実施してほしい」「患者さんの真剣な姿をみて仕事を頑張ろうと思った」など多くのご意見・感想を寄せていただきました。

神戸女子短期大学食物栄養学科の学生が、講演会および調理実習のボランティアとして参加しました。将来栄養士になる学生たちは、「食事療法に対する患者さんのニーズが非常に高い」と驚きながらも、栄養士の仕事の重要性を再認識していました。

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