神戸学院大学

社会連携

社会防災学科がグランフロント大阪でワークショップを開催しました

2018/03/28

地震発生から12分、どのように避難するか学生と一緒に考える子どもたち
地震発生から12分、どのように避難するか学生と一緒に考える子どもたち
地震発生後に、どのように行動したかを発表して、みんなで共有しました
地震発生後に、どのように行動したかを発表して、みんなで共有しました
学生スタッフを務めた、社会防災学科生たち
学生スタッフを務めた、社会防災学科生たち

 グランフロント大阪北館のナレッジキャピタルで3月17日に現代社会学部 社会防災学科がKOBEこども大学(ワークショップ)「災害発生!その時どうする?~ちびっこ災害図上訓練にチャレンジ~」を実施しました。
この日は、小学生とその保護者を対象に11名の子どもとその保護者が参加。同学科実習助手の前田緑さんと柴田真裕さんが講師を務め、4年次生の喜田悠太郎さん、井手口一弥さん、2年次生の藤井寛香さん、1年次生の井手口健司さん、綾部菜香さんら10名の学生がスタッフを務めました。
 最初のミニ講義では、「自分の命を守るために~過去の災害から学ぶ~」と題して、災害にはどのようなものがあるのか、自然災害と人的災害について、また二次災害の問題も含めて、子どもたちと一緒に考えました。クイズ形式で、「2016年の1年間で有感地震が何回おきたか」「体で揺れを感じないけれども、気象庁が観測している「地震計」が計測した地震が1年間で何回おきたか」など、日常生活の中で、体に感じない地震まで含めると、毎日どこかで地震が起きていることを説明しました。次に、阪神・淡路大震災の時に自衛隊や消防隊に救助された人数について考えました。大きな災害が発生した時に、自分で自分の身を守ること(自助)や、ともに助け合うこと(共助)がいかに大切かについて考えてもらい、災害から大切な「命」を守るためには、「知識(知る)」「意識(かんがえる)」「行動(うごく)」ことがとても大切であることを伝えました。
 ミニ講義で得た知識を踏まえて、「災害図上訓練」にチャレンジ。「架空のまちで災害が発生!その時どのような行動をとるか」時間の経過、状況の変化に伴い「その時、自分はどのような行動をとるか」子どもたちに架空のまちの地図が描かれたボードを使いながら、主人公の太郎くんのコマを動かしてもらいます。設定は次のような内容でした。
『地震発生から1分後に通じた家族と連絡(電話)が時間の経過により、電話やメールがつながらなくなり家族との連絡が途絶えてしまいます。そのような状況の中、余震が発生して橋に大きなひびが入ったり、がけ崩れが発生します。被害が発生したエリアに×印をつけてもらい、避難経路としてその道が使えなくなったことを説明します。また、情報を得る努力をしたグループは、気象庁発表の津波到達予想時刻の情報を地震発生から10分後に知ることができます。地震発生から刻々と時間の経過と共にまちの状況が変化してゆき、地震発生から20分後。大きな津波が海岸に到達し、まちが津波にのみこまれます。その時、太郎くんはどこまで避難できたでしょうか。』
 最後に、子どもたちに地震が発生後、どのように行動したかを振り返ってもらい、スタート地点から津波が到達するまでの20分間の避難行動を発表してもらいました。
 災害はいつ起こるか分かりません。そして、必ずしも家族と一緒にいるとは限りません。災害発生時、自分の命は自分で守れるように、どのような行動をとるのか、また、家族で災害時に連絡手段が途絶えた時にどうするのかを普段から一緒に考え、家族の中でしっかりと約束しておくことの大切さを学んでもらいました。